小金の滝
直瀑、落差約90m、高知県土佐郡大川村
吉野川に流れ込む支流にある滝。
山の中に突然現れた切り立った岩壁上を落下する滝で、
一条の細い流れが風になびきながら落ちる様は繊細な印象を与える。
水量はそれほど多くないが、豊水期などに訪れればきっと迫力ある姿を見せてくれるに違いない。
滝は遠望するのみである。滝下まで行く道があるかどうかは確認できなかった。
この滝は県道17号線(本川大杉線)からも見えるが、
小金滝橋を渡り川の対岸から望むとより全体を把握できる。
杉に覆われた山の一角にポカリと現れた岩壁上を、一条の水が落ちる様は何か不思議でもある。
アプローチ:
大豊町で国道32号線から国道439号線に入り本山町へ向かう。
本山町の田井という場所で県道17号線に入り大川村へ向かう。
大川村役場前からさらに県道17号線を4kmあまり進むと、
道路左手に小金滝橋が見えてくる。
この小金滝橋付近から山の方を振り返れば滝が見える。
わかりづらければ、小金滝橋を渡りきった所から北の方向の山を眺めれば、
この滝をより簡単に確認することができる。
写真データ:(980720-4 No18)
1998.7.20
ミノルタα507si
AFアポテレズーム100〜300mmF4.5-5.6
f=オート
s=-1秒
-0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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