高瀑
段瀑(3段)、落差132m、愛媛県周桑郡小松町石鎚
加茂川の上流、高瀑渓の最上流部付近にかかる滝。
高瀑と書いて「たかたる」と読む。
水量は多めである。
落差132m幅53mの大瀑布で、標高1300m付近にあり関西ではもっとも高所にある滝と言われている。
大きく3段に分かれ、下段ではさらに細かく分岐し幅広くなって流れ落ちている。
特に下段の流れは風の強弱によってその位置が変わってくる。
滝の両側は切り立った崖となっており、その迫力もなかなかである。
なお、高瀑に至る山道の途中には随所に滝があるので、時間があればそれらもあわせて鑑賞したい。
今回、私が訪れたときには時間が無くそれらの滝をすべて写真に収めることはできなかったが、次回訪れるときにはじっくりと写真に撮ってみたいと考えている。
付近の滝:
無名滝、
丸渕
アプローチ:
松山市から国道11号線を走り西条市に向かう。
小松町と西条市の境界からおよそ1.3km東へ向かうと、県道142号線(石鎚伊予小松停車場線)との分岐に着くので、ここを右折し県道142号線に入る。
そのまま道なりに進むと、やがて黒瀬ダム湖畔に着き県道12号線に突き当たる。
ここも右折し石鎚山方面へ進む。
しばらく走ると、河口という地名の場所で「三碧橋」という小さな橋を渡る。
渡った直後に右手に分岐する道があるので、その右手の道に入る。
高瀑への標識があるので注意していれば分かるだろう。
そこから3kmほど走ると、道は未舗装となり林道の様相を呈してくる。
かなりの悪路で地上高の低い車は乗り入れを止めた方が無難だろう。
未舗装となってから40分ほど走ると、車が10台ほど停めることができる広場に着く。
広場には簡易トイレと小さな小屋もある。
なお、その広場から先は道路に鎖が張ってあり、一般車は先へは進めない。
その広場に車を止めて、あとは川に沿って続く山道を徒歩で登る。
歩き始めて1時間ほどで高瀑に着く。
写真データ:(990425-2 No21)
1999.4.25
ミノルタα507si
AFズーム28〜105mmF3.5-4.5
f=オート
s=2秒
+0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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