唐岬の滝
段瀑(7段)、落差114m、愛媛県温泉郡川内町河之内
重信川の支流、表川の上流にある滝。「からかいのたき」と読む。
水量は多めである。
平面的な岩盤が様々な角度で連なった上を、優美に流れる滝である。
まるで布を引いたような美しい流れを持っており、
どこか幾何学的な雰囲気を感じさせる。
ところで私がこの滝を訪れた日はひどい霧のため、滝の上部がどこまであるかを確認できなかった。
そのため正確な段数を確認できず、
ここでは手元の資料に従い7段の段瀑としている。
アプローチ:
松山市から国道11号線を走り川内町に向かう。
20km足らずで国道494号線との交差点に着くのでここを右折し、
国道494号線を黒森峠・面河ダム方面へ進む。
黒森峠手前1.5kmほどのところに唐岬の滝への道路標識が立っているので、
標識に従い脇道に入る。
脇道はすぐにちょっとした広場で行き止まりになる。
広場に車を止め、そこから徒歩で山道を下ると350mほどで滝下に着く。
この滝へのアプローチは滝まで山道を登るのではなく下ることになる。
そのため帰りの方がきつい。
写真データ:(980719-4 No28)
1998.7.19
ミノルタα507si
AFズーム28〜105mmF3.5-4.5
f=オート
s=3秒
+1.0EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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