滝のあれこれ
滝探訪時の雑学
滝を訪れる際のちょっとした知識などを紹介します。
- 漁期標識は渓流への入り口
深い谷などで谷底に降りる道がわからない時に、もしその川が漁区にある場合は、
車道沿いで釣りの漁期を示す標識(アユやアマゴの漁期や日券・年券の値段を書いてある標識)
を探すと良いです。
大抵は標識の脇から谷に降りる山道が始まっています。
つまり漁期標識があればそこから谷に降りることができます。
- 降りるなら杉林
道なき山の斜面を降りなければならない場合は、杉林の植林地帯を降りること。
杉林の植林地帯は人が植えたところですから人が通る道が見つかることがあります。
また杉林の中は雑草がすくなく降りやすいです。
逆に植林地帯でない場所というのは、植林に不適切な岩場だったり崖だったりする場合が多く、
降りるのに危険な場所が多いということです。
- 徳島山道休日スイスイ
徳島の山間部の道路は未だ道路事情が悪く、改良工事が頻繁に行われています。
ほとんどの場合迂回路がなく工事は時間制限で車を止めて行われます。
そのため平日だと時間制限に引っかかり思うように進めないことがあります。
その点、日曜日になると工事は休みとなり時間制限もなくなり、
比較的順調に進むことが可能になります。
- 迷ったら赤テープ
一般的な常識ですが、登山道や山道を徒歩で登っているときに道が途中でわからなくなったら、
道がはっきりとわかる部分まで戻りましょう。
そしてそこから赤いテープや白いテープ、あるいは紐などが木の枝に結びつけられていないか探しましょう。
迷いやすい場所には大抵このようなマーキングがしてあります。
そしてそのマーキングの方向に正しい道が見つかります。
- 夕方は水量少ない滝のシャッターチャンス
水量の少ない滝を滝らしく撮る場合に、夕方などの薄暗くなり始めてから撮るとうまくいくことがあります。
薄暗いとそれだけ長時間の露光が必要になるため、滝の流れの白い部分がより際だって写るからです。
また長時間露光により水の流れが太めに写るという利点もあります。
もちろんうまくいかない場合もありますが、
夕方になって滝を訪れることになっても撮影を諦めないことが大切だということです。
滝探訪時のマナー
- たばこの後始末は厳重に
言うまでもなく滝は山の中にあるもの。
森林関連の方々がもっとも恐れることが山火事です。
たばこの火の後始末は、厳重に厳重に行って下さい。
- ゴミは持ち帰ること
当たり前のことですが、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
あまり有名でない滝に行っても、滝の周りにはゴミが落ちていることがよくあります。
特に多いのが空き缶、たばこの吸い殻、白いビニール袋です。
情けない気持ちになってしまうので、自分のゴミぐらいは自分で持ち帰りましょう。
- 車の駐車場所に注意
林道などでは、山道の細さからは想像できないような大きなトラックや木材運搬車が通行することがあります。
車を止める場合は道幅の十分ある場所を探して止めるようにしてください。
- 地元の人々への挨拶
マイナーな滝を訪れる際、地元の人々から見ると見かけない人がうろうろしているように見え、不審に思われがちです。
こんな時は自分から挨拶してみましょう。
ついでに滝の情報を聞けば、こちらの目的も相手方に伝わり安心してもらえます。
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