荒野の声 NO.108


子狐ベンジャミン・フルフォード

われわれのためにきつねを捕えよ、ぶどう園を荒す小ぎつねを捕えよ、われわれのぶどう園は花盛りだから」と。雅歌2:15
 あまりにも自明のことなので、これまで取り上げてこなかったが、ベンジャミン・フルフォードについて意外に多くの人々が騙されたり、混乱したりしているので書くことにする。ベンジャミン・フルフォードは極めてお粗末なイルミナティのエイジェントである。彼は表面ではあたかも陰謀論者のように振舞って、それらしいことを書いているが実態はイルミナティの下僕である。彼の書くものはちょっぴり真実、たっぷり嘘なのだ。
 彼の正体は、かつて日本に来たデイビッド・ロックフェラーと面会した時に明らかになった。彼はロックフェラーとの会見を感激に満ちて嬉しげに報告している。世界の陰謀の実態に触れている人間ならロスチャイルド、ロックフェラーがいかに恐ろしい計画とその実行を成しているか知っているはずだ。彼らの計画によって数千万、数億の人間が殺されているではないか。こんな人間との会見を得意げに報告する人間を一ミリも信用できるはずは無いではないか。彼がもう少し賢い人間ならこういう下手な報告をして、馬脚を現すことはなかっただろう。その意味ではイルミナティに信用されているとも思えない。彼はほんの使い捨ての駒である。あのアダム・ヴェイスハウプトはその死の床でさえカトリックに改宗したかの芝居をして果てている。
 ベンジャミン・フルフォードが盛んに書いているのはロックフェラーとロスチャイルドの対立、イルミナティ内部の分裂である。そんな子供騙しの手品に、何で騙されるのだろうか。イルミナティの最高権力、最高頭脳はサタンそのものである。1776年5月1日にババリアのインゴルシュタットの洞窟でアダム・ヴェイスハウプトら5人が世界支配計画の最初の計画を話し合ったとき現れた「FORTH」はその後もロスチャイルド家に現れ直接指示を与えているという。FORTHとはサタンを言い換えているだけの話である。
 世界に3冊しかないと言われる「ネクロモニクロン」にはサタンとの交流のやり方が書かれているらしい。ロスチャイルド家はこの一冊を持っているという。またその家族の食卓にはサタンの座も設けられているとシスコさんは話していた。
 ロックフェラーとロスチャイルドは○○○人の世界的組織ケヒラ(カハール)の序列による東西半球の二人の王であると思われる。しかし、ロスチャイルドの方が上位にある。彼らは世界最高のオリンポスの神々を名乗る13家族の意思を実行するための機関である。いずれこれらの組織によって、一人の王が選出される。それが前号の反キリストたる“少年”である。
 これらの壮大な組織と計画はそれなりの努力によって着々と実行されているが、覚えていただきたいことは彼らの計画がいつも成功するとは限らないということである。彼らは西暦2000年に彼らの夢を実現しようとしてノストラダムスなどと言う予言者もどきを立てた。しかし、成功しなかった。それで今度は2012年のアセンションなどと言い出して調整しているのだ。
 ベンジャミン・フルフォードはこれらサタンの組織の最も下位にいる子狐もしくは子ねずみに過ぎない。問題にする価値も無い。

ケヒラ(カハール)について

 古くからの読者は良くご存知と思うが、新しい方々のために説明する。私の著書に詳しく書いているが、ケヒラは○○○人の世界的な組織である。シオンの長老と呼ばれている最高階級の選出によるトップには二人の王がいて、それぞれ西半球東半球を代表する。その下にそれぞれ7人の配下がいて、さらにその一人一人に7人の配下がいる。こうして末端まで7人ずつのヒエラルキーがある。全体では数百万人の組織だが、一旦何らかの情報が発せられると、世界の隅々まで数分間で到達すると言う。あの911の時に、本来なら最も多くの○○○人が犠牲者となるはずなのに、ほんの一人か二人だったのはこのケヒラの情報網の功績だと思われる。

UFOと宇宙人

 先月、新宿など都内各所でUFOの大群が目撃され、一部はインターネットの動画サイトに掲載された。私もそれを見たが確かにUFOだと思った。私の著書「悪魔最後の陰謀」に、フリッツ・スプリングマイヤーの情報として、イルミナティが宇宙人襲来を演出して世界統一に向けての機運を醸成する計画があると書いている。それがいよいよ始まるのかもしれない。
 UFOはあるのだろうか。私が知る限り3種類ある。 一つはアメリカがナチスドイツの開発したものを根こそぎ奪い取り研究開発した秘密兵器としてのUFOである。これについては学研「ムー」5月号の付録にあすかあきお氏の非常に興味深い情報が発表されている。それによるとナチスはこのUFO開発計画を全部焼却するように命じたが 担当の将校ハンス・カムラーが温存し、アメリカ軍に引き渡したという。いわゆるアダムスキーが見たと言うUFOはこのナチスドイツの製品そのものである。またいわゆるロズウエル事件はそのUFOの実験飛行中に墜落したものであるらしい。そこで宇宙人説などをでっち上げて隠そうとしたのである。アダムスキーはそのために利用されたのだという。この飛鳥昭雄氏はしばしばこの手の奥の院の情報を与えられているのだが微妙な立場で利用されているようにも見える。ただし今回のUFO情報に限って言えば非常に信用性が有り一見の価値がある。
 もう一つはシスコさんの情報である。これは堕落天使、キリスト教会で言う悪霊の乗り物である。堕落天使とか悪霊と言うと幽霊のように実体の無いものと考えられがちだが、創世記6章にあるように人間の女の美しいのを見て妻にめとり、子をなし、それがネピリムと言う巨人となるのだからDNAのあるれっきとした生物なのだ。この点を私は特に強調しておきたい。世界のキリスト教会ではサタンの目くらましによってそこが見えていないからである。
 これら堕落天使は地球では地下都市を作って住んでいる。それはグランドキャニオンなど世界のいくつかにあるという。その一つがチベットにあるシャングリラであると言う説もある。もしかすると彼らは他の天体にも住んでいるかも知れず、それを宇宙人というなら言えるだろう。
 シスコさんによれば高位のイルミナティはみなUFOに乗ったことがあり、その際、これら堕落天使に会っているという。堕落天使は魂を持っていないために永遠の命が無い。そのために人間の血を求める。それを飲むと魂が与えられると思っているからである。彼らは普段は美しいが人間の血を飲むと爬虫類の姿に変身するという。
 今後、UFOの大軍がどこかの国や都市を攻撃する演出が行われるかもしれない。そのために世界を統一して防衛しなければならないと宣伝されるだろう。これはキリスト教会にとって 非常な試練のときとなるだろう。まず聖書は宇宙人を書いていないこと、クリスチャンが世界統一に反対するものとして選別されることである。
 また、私はその計画と「ゴグの戦乱」とがどういう時点で交錯するのか見守っている。もしかすると「ゴグの戦乱」によってその芝居は上演中止となるかもしれない。「ゴグの戦乱」のダメージは想像を絶するもので、それをハルマゲドンと呼ぶことになるだろうから、UFOなどの小芝居は必要なくなると思われるからである。
「ムー」5月号付録より

 もう一つは単なる見間違い、思い込み、怪しげなオカルト的発想である。

原発とロスチャイルド

 原発がロスチャイルド、特にナサニエル・ヴィクター・ロスチャイルドによって開発推進されたと言う詳細な研究が発表されている。これはぜひ読んでおきたい。

原発マフィア、誕生の物語 鬼塚英昭
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/224.htmlからの抜粋
第1章 原発マフィア、誕生の物語
「私はこれから原子力発電所、否、核兵器製造工場のことについて書くことにする。どうして、日本に核兵器製造工場が造られたのかを追求していく。私はこれらの工場をアメリカから持ち込んだ人間たちを追跡する。それらの人間たちが、普通の人間ではなく、マフィア的人間であることを読者のみなさんに説明する。彼らを”原発マフィア”と呼ぶことにする。」
「私たち日本人は、広島と長崎に原爆を落とされた唯一の民族なのに、また、彼らの罠にはまっているのだ。」「私はまず、ヴィクター・ロスチャイルド[Nathaniel Mayer Victor Rothschild, 3rd Baron Rothschild, 1919-90]について書くことにする。どうしてか?彼こそが”原発マフィア”の中でも最も大きな力を持っていたからである。しかし、いかなる原爆の本を読んでも、日本を問わず、欧米においても、一行たりとも全くその姿を見せたことがない。彼は闇の中にほぼ完全に隠されている。しかし、彼こそが原子爆弾を、そして原子力発電所を創造した男なのである。」

○○○人の記述について

 今後、ある民族を○○○人と記述する。イルミナティ、フリーメーソンは組織だが○○○は民族の名である。そこには何の罪も無い無辜の人々もいる。こういう人まで含んでしまうのは望ましくないからである。