荒野の声 No.69


      シオンの長老の議定書再考

 あらゆる秘密手段を用い、我々が全部押さえている金の力により、世界的経済恐慌を現出させて、欧州各国のおびただしい労働者群を一時に街頭に放り出すであろう。これらの群衆はその無知識のために、幼少の時から羨望の的となっていた人たちの血を流すことで痛快な気分を味わい、その財産を奪い取るであろう。第3議定書4項
今、改めて「シオンの長老の議定書」が実に真相を伝えてくれる。上の文章は経済恐慌に関して現在の状況をあまりにも正確に伝えているではないか。後半は当時の革命につながったが。革命は市民から自然発生するものではなく、計画され、人材と資金が投入されて起こるものである。「労働者群を一時に街頭に放り出すであろう」とは現在の社会情勢とあまりにもシンクロナイズするではないか。経済恐慌は自然発生のものではなく、彼らが計画し実行しているのだ。
 アメリカのオバマ大統領の就任式を見ていると、非常な期待が全世界から寄せられたことを感じる。しかし、サタン(イルミナティ)は人類に希望を与える気持ちなどは毛頭持っていない。これについても次のように書かれている。
 あの時(注:フランス革命)以来、我々は諸国民を幻滅から幻滅へと導いてきたが、それは彼らが我々からも離反して、我々が“全世界の王”として準備している所の、シオンの血を享けた“専制帝王”を歓呼して迎えるようにするためである。第5議定書3項
 幻滅から幻滅へ。この言葉は間もなくもう一度実現するだろう。それは彼らが作る、世界帝王、反キリストを諸国民が喜び迎えるために、仕掛けられているのである。
 次の文章など、今の世界の精神状態を見事に予言しているではないか。しかし、ここで注意したいのは、ここに言うユダヤとは聖書のユダヤではないということである。黙示録には
わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている(しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。黙示録2:9
 と言う言葉がある。2000年前に、終わりの時代には「偽ユダヤ」がいると指摘しているのだ。そのため、私は、最近はユダヤと言う言葉を極力使わないようにしている。今やこの民族の名前を使うことすら危険なことになってしまった。特にインターネットに流すと自動的にスキャンされる危険性があるので、あまり使いたくない。一般のクリスチャンはこの箇所を霊的にだけ解釈し、ユダヤ人の中の不信仰な人々のことと思い、現実のユダヤ人に偽者が混じっていることとは思っていない。そして、ハザールユダヤすなわちアシュケナジーユダヤが今のイスラエルの中枢を握っていると言う驚くべき聖書の御言葉の実現を知らないのである。

 自由は、それが神の信仰と人類愛の信念を説くだけにとどまるならば、人民の安寧幸福に何の害も与えないから、国家の政権綱領に入れておいても差し支えない。だが、平等論は服従を要求する自然法則に反するから、これより切り離されなければならぬ。信仰があれば人民は宗教管轄の幹部に率いられた精神的指導者の下に、神の地上に打ち立てた法則に従って安穏に繁栄していけるのである。それであるから、我々はゴイムの精神からあらゆる信仰を破壊し、神の観念をも抜き取ってしまって、これに代える数字の計算と物質の欲求をもってしなければならぬ。
 ゴイムに物を考えたり観察したりする暇を与えないように、これを商工業の方に引きつけなければならぬ。それで各国は自分の個人的利益に没頭して、共通の敵に注意を払わなくなる。しかして自由がついにゴイムの社会に仕掛けをしてこれを滅ぼすことが出来るようにするには、投機を工業の基礎にしなければならぬ。そうすると地面から取り出す富が投機によって我々ユダヤの金庫の中へ転がり込んでくるのである。他人との競争に勝とうという闘争と、事業界における不断の投機とが、道徳も人情もない社会を造り、その社会は宗教にも政治にも無関心どころでなく、むしろ嫌気もさしてきて、ただ金を儲けることが唯一の指針となり、これを増やすためにあらゆる努力をする。それだけが物質上の楽しみで拝金宗教となってしまう。そこでゴイムの下層民は我々の競争相手である特権ゴイムに反対して、我々に結びついてくる。それは別に高尚な目的を主張するためではなく、また金が欲しいからでもない。ただ単に上層階級に対する敵意からである。第4議定書2項
「ゴイムに物を考えたり観察したりする暇を与えないように、これを商工業の方に引きつけなければならぬ。」「これに代える数字の計算と物質の欲求をもってしなければならぬ」とは今の世界を見事に言い当てているではないか。「他人との競争に勝とうという闘争と、事業界における不断の投機とが、道徳も人情もない社会を造り、その社会は宗教にも政治にも無関心どころでなく、むしろ嫌気もさしてきて、ただ金を儲けることが唯一の指針となり、これを増やすためにあらゆる努力をする。それだけが物質上の楽しみで拝金宗教となってしまう」。いやはや、このようなスケジュールどおりになってしまった。
 我々の周りには数千の銀行家、実業家がおり、なお最も大事なことは百万長者がいることである。なぜならば、実際上、金が万事を解決するからである。
まだ今では目立つ政府の要職にユダヤ人兄弟を据えるのは適当でないから、その時期が来るまで我々は他の人間で国民との間に溝のできている人物を据える。また我々の言うことを聞かなくなれば、必然この人物を処刑し、または放逐し得る人物を持ってくる。そうすれば、彼らは最後の息を引き取るまで我々の利益を防護させ得るのである。第8議定書1項

現今、世界的に広がりゆく恐怖は我々が生み出している。各種の意見、各様の学説を持った人々が我々の用を務めている。すなわち帝政復興を夢見る人もあれば、民衆迎合の人もあり、共産主義者やその他の空想論者もある。我々はこれらの人々をすべて働かせて、現在の秩序を破壊し、残存勢力を覆そうとしている。 各国政府はこれに悩まされて、それを止めてくれと哀願して、あらゆる代償を準備している。しかし我々は彼らが公然と我々の国際的超政権を認め、これに心服しない間は平和を与えるわけにはいかない。民衆は国際協力によって社会問題を解決すべく要求しているのである。だが彼らの党派が分立しているために、彼らは全部我々の手に入った。なぜならば、党派が対立抗争すると金がいるが、その金は全部我々が握っているからだ。第9議定書4項

Last Trumpet Newsletter 2009年2月号より
今月号はあまり際立ったニュースはない。そしてメイヤー氏が来るべき第三次世界大戦をハルマゲドンとしていること、キリストの再臨が非常に近いと信じていることが分かるのだがそれはちょっと違うだろうと思う。その中で少し興味深い記事を載せる。
1.バラク・オバマの宣誓式には165万ドル(165億円)の経費が掛かった。オバマが乗ったリムジンはロケット砲や化学兵器に耐えるキャデラックで、シークレットサービスは“the beast”と呼んでいる。獣(Theがついているから黙示録の反キリストのこと。これは単なる冗談だろう)。警備は42500人のシークレットサービス、FBI、その他99の州兵などの地方警察組織が動員された。それはまるで戦争のようで、軍事行動以外の何者でもなかった。無かったのはヒトラーの就任式のカギ十字ぐらいのものである。ヒトラーも「change」経済的回復、すべての人の職業の保証を約束した。
2.正に就任式の1月20日に太陽はみずがめ座に入った。就任式に先立つ1ヶ月前オバマファミリーはオアフ島にある寝室が5つある“質素な”オーシャンフロントの900万ドルの家にバケーションで入ったが、その金曜日(esbat:witchの集会の日)にオアフ島で11時間の停電が起こった。11はオカルトでは重要な数字で、みずがめ座は11番目の星座である。
3.1月7日(就任式の13日前)にオバマはビル・クリントン、ジョージ・ブッシュ、ジョージ・ブッシュSr.、ジミー・カーターの4人と個人的な会合を開いた。メイヤーさんはこれを1776年5月1日にババリアのインゴルシュタットの洞窟で開かれたアダム・ヴェイスハウプトやロスチャイルドら5人の会合に比べている。ここで、ルシファーのために世界を征服する計画が立てられ、その会合は“FORCE”によって導かれたという。(注:“FORCE”はサタンそのもののことである。)5と言う数字も重要な数字である。それは地、風、火、水、霊の力を表す。
4.1月8日フランスのニコラス・サルコジ、ドイツのアンジェラ・メルケル、前イギリス首相トニー・ブレアーが新しい資本主義のためにアメリカに招かれた。この三人は非常にミステリアスな出自を持っている。サルコジはギリシャ出身でアレキサンダー大王の出身地マケドニア生まれである。彼は非常に強力な独裁主義者である。ブレアーはEUの現役のオカルト指導者である。メルケルはその開発と記録の担当をしたロシアの医者によればヒトラーの優生学に基づいて人工授精されて育った娘であると言う。口ひげをつけるとヒットラーそっくりだ。(ホンとかな?)彼らは世界の統一通貨について話し合った。
5.アメリカの銀行、企業、地方自治体はほとんど破産し、国家の財政援助を求めている。これはとりも直さず、資本主義から国家主導の中央集権国家になりつつあることを示している。(バンク・オブ・アメリカが200億ドル、2兆円の財政支援を受けたなど細かい数字があるが省略する。)
6.アメリカでは自動車産業を中心に解雇の嵐が吹いているが、自動車労働者組合は600万ドルのゴルフコースを3300万ドルの湖水沿岸のリトリートに持っている。
7.こんな経済状態の中で、アメリカはイラクにあるバビロンの遺跡を莫大な費用をかけて修復しようとしている。また、世界最大104エーカーの敷地を持つ大使館を70億ドル、7000億円かけて建設している。それは城壁のようで、1000人が駐留する。
注:要するに困っているのは貧乏人だけ。金持ちはびくともしていないと言うことだ。また、黙示録のバビロンがアメリカであることの証拠とも言えるだろう。

          フリッツ支援感謝

フリッツへのご支援を感謝します。現在約10万円が寄せられております。私はフリッツに会いに行く予定ですが、Lompocはロスアンジェルスからサンタバーバラまたはサンタマリアに乗り継ぎ、それぞれさらに80キロ、35キロと言う地点にあります。今回はシスコさんやシャーリーの助けは得られないので、自分でレンタカーを借りるしかなく、私は左ハンドルに自信がありません。Lompocの近くにはバンデンバーグ空軍基地があり、かなりな軍事的要衝ですから、うっかりしたことは出来ません。もう少し様子を見てとりあえず10万円は郵送してから行こうと思います。なお、ご存知と思いますが、アメリカはビザに近い、ESTAというシステムを導入しました。あらかじめ登録しないと飛行機にさえ乗れません。だんだんアメリカ全体が刑務所に見えてきました。