荒野の声 No.68


新年おめでとうございます、と言いたいところだが、昨年に引き続き、かつて無いスピードでサタンの世界統一が進んでいるのでおめでたいとは思えないのが実感である。今号はデイヴィッド・メイヤーさんのニュースレターからお知らせする。かなり濃い内容であるが、逐語訳はかなり大変なので、かいつまんでエッセンスを取りあげるが、冒頭の聖書の言葉が適切なので紹介する。(Last Trumpet Newsletter 2009年1月号より)

見よ、主はこの地をむなしくし、これを荒れすたれさせ、これをくつがえして、その民を散らされる。そして、その民も祭司もひとしく、しもべも主人もひとしく、はしためも主婦もひとしく、買う者も売る者もひとしく、貸す者も借りる者もひとしく、債権者も債務者もひとしく、この事にあう。地は全くむなしくされ、全くかすめられる。主がこの言葉を告げられたからである。地は悲しみ、衰え、世はしおれ、衰え、天も地と共にしおれはてる。イザヤ書24:1〜4

「それゆえイスラエルよ、わたしはこのようにあなたに行う。わたしはこれを行うゆえ、イスラエルよ、あなたの神に会う備えをせよ」。見よ、彼は山を造り、風を創造し、人にその思いのいかなるかを示し、また、あけぼのを変えて暗やみとなし、地の高い所を踏まれる者、その名を万軍の神、主と言う。
アモス書4:12〜13
また、上では、天に奇跡を見せ、下では、地にしるしを、すなわち、血と火と立ちこめる煙とを、見せるであろう。 主の大いなる輝かしい日が来る前に、日はやみに月は血に変るであろう。そのとき、主の名を呼び求める者は、みな救われるであろう。使徒行伝2:19〜21

 アメリカは政府、銀行、商業、教育、宗教など全ての分野で罪、変質、堕落、欺瞞に満ち、オバマの約束したCHANGEというあいまいな約束を含めて、未来に対して全く準備が出来ていない国となった。我々は、全能者である神の御子が間もなく再び来られる日に向けて、緊急に備えなければならない。
 そんなに遠くない過去において、アメリカは世界の王冠の宝石であった。第二次世界大戦の直後には、世界人口の6%に過ぎないこの国は世界の富の85%をコントロールしていた。その国が、今や、貧困と破産の深みに落ち込んでしまったのだ。何が起きたのだろう。答えは簡単だ、悪と陰謀の力が働いているのである。ルーズベルトの言葉を思い出す。「それは我々が、計画したから起こったのである」。
 世界を統一するために、キャッシュレス世界を創設するために、意図的に金銭の流れを止めたのである。これは偶然ではない。バラク・オバマが約束したCHANCEとはこのことなのだ。神はこのことを遠い昔から聖書の中に預言しておられた。手を上げて嘆く前に、主イエス・キリストに手を向けて真実を求め、祈るべきである。


  オバマのアクエイリアス・ニューエイジ

 ウオールストリートジャーナルによれば、2009年1月20日に“ワシントンのウッドストック”というイベントが計画されている。30年前にウッドストックで行われたオリジナルは、らんちき騒ぎ、ドラッグ、マリファナ、ロックのフェステバルであった。今回のには沢山のロックスターとハリウッドのセレブたちが招かれている。ワシントンシテイは罪深いビジネスに大幅な許可を与えた。ナイトクラブ、バー、ストリップショウはオバマの就任式の日の朝5時まで営業できる。これに加えてバチカンは1966年にジョン・レノンの「我々はキリストより有名になった」と言う言葉に大赦を与えた。
1月20日は太陽がみずがめ座(アクエリアス)に入る、正にその日である。フィフスデメンションというグループが歌った有名なアクエリアスと言う歌に全てが語られている。太陽のこのポジションは1000年間続く。(注:サタンの陣営が、アクエイリアス・ニューエイジが1000年続くことを期待しているという意味になる)ヒトラーは自分の第三ローマ帝国が1000年続くと言ったが実際は13年間だった。
 ヨーロッパ各国は歴史的に王や支配者たちは宗教的な指導者を彼らのブレーンに入れてきた。バラク・オバマは彼の “聖なる人”を有名なリック・ウオレン牧師に指名した。ウオレンはアメリカ・イルミナティの外交問題評議会の一員であり、インタビューに対してハードロックが好きだと答えている。彼は妊娠中絶に反対であり、反同性愛だと言っているが、オバマは中絶にも同性愛にも賛成だとしている。どこに共通項があるのだろうか。またオバマは3人のカウンセリングセッションにニューハンプシャー州の英国国教会派の監督(神父)ジーン・ロビソンを指名したがロビソンは正真正銘のホモセクシャルである。
 バラク・オバマはヒラリー・クリントンを国務長官に任命した。ヒラリーは間もなく新しいゲシュタポを創るだろう。NST(National Security Team)は何千人ものエイジェントをいたるところに配置しているが、ペンタゴンはさらに20000人の部隊を国民の監視の為にNSTの為に準備している。
 ヒラリー・クリントンはホワイトハウスのサンルームで交霊術を行い、霊媒のジーン・ヒューストンとともにエレノア・ルーズベルトなど多くの有名な故人と会話したことを認めている。私はヒラリーが最も高位のWitchであり、Wiccaの少なくとも4階級であると信じている。(注:Wiccaはサタン礼拝の組織 イルミナティの階級と同じと考えられる)
 バラク・オバマはベルリンに行ったときに、かつて小アジアのペルガモにあったゼウスの神殿の祭壇を見たと思われる。(注:リチャード・ウオンブランド師は、この祭壇をソビエトが持ち去ったと書いている)彼はこの祭壇のレプリカを作り、民主党の大統領候補の受諾演説のときに使った。奇妙な円柱の前に彼が立っていたのを覚えておられるだろうか。あれは発泡スチロールで作ったものだが、今もそこにある。あれはゼウスの祭壇、サタンの座である。(注:黙示録2章でヨハネに現れたキリストがペルガモの祭壇をサタンの座と呼んでいる)
 イスラムの導師でマホメットのいとこであり養子となったアリ・イブン・アビタリブは、次のような預言を残している。「終わりのときに、マフデ(?)の帰還のすぐ前に、背の高い黒人が西の国の長に就任し、地上の最強の軍隊を指揮する。この支配者はフセイン・イブン・アリと言う名の三番目の導師からはっきりしたしるしを携える」奇妙なことにオバマと言う名はトルコ語で「彼はわれらと主にいる」である。(注:キリストの別称インマヌエルと同じ意味)
  2008年11月9日、イギリスの首相ブラウンは「今や地球的規模の社会を創らねばならない。イギリス、アメリカ、EUは新世界秩序の鍛冶屋とならなければならない」と演説した。ブラウンとその仲間たちはイギリスをEUに加盟させるべく、ポンドを破滅させようとしている。
 世界の最も有名な投資家はドルの支配は終わったとしている。世界経済の崩壊の後に、新しい電子マネーが出来るだろう。その他、アメリカの経済の最悪な状況についての記事。
 ロシアの著名なイゴール・パナーリン教授は、アメリカが最終的に崩壊した場合、6つに分割されるだろうと預言した。太平洋岸、南部、テキサス、大西洋岸、中央部、北部である。
それぞれのエリアは、それぞれ異なった民族によって支配される。


      第三次世界大戦

 世界は急速に第三次世界大戦すなわちハルマゲドン*に突入しようとしている。
*注:これが、私が心配している点である。メイヤー氏は第三次世界大戦をハルマゲドンと呼んでいるが、聖書をよく読むとハルマゲドンは第三次世界大戦ではない。だからもし第三次世界大戦の後で反キリストが平和の使者として現れたら、騙されるのではないだろうか。あれほど聖書を読んでいる人がなぜ分からないのだろう。もっともほとんどの聖職者が同じ誤りを犯しているのだが。
 オバマはイランの核について警告している、また中東全体が戦争に暴走しようとしている。
ロシアの軍艦がベネズエラに行き、ベネズエラ軍と演習をしている。ベネズエラのチャベス大統領はアメリカの大使を追放した。またベネズエラは中国から戦闘機を購入した。ロシアのメドベージェフ大統領はベネズエラとキューバを訪問した。2008年12月4日、ロシアの軍艦がパナマ運河を通過し、さらに多くの軍艦がキューバに向かっている。オバマはこれらの事態に対処できるのだろうか。2月号に、さらに多くの情報を載せる。
***以上のメイヤー氏の情報にはそれほど目新しいものは無いのだが、かつてのサタン礼拝から救われた、強いキリスト教信仰に立つ警告には耳をそばだてる価値があると思う。


  イスラエルの暴挙の背景

イスラエルのあまりの暴挙に唖然としている。どう考えても弁護の余地は無い。ハマスの攻撃などたかが知れているだろう。しかし、これは世界統一の予定表から見るべきなのだろう。イスラム世界とユダヤ・キリスト教世界の対決をあおるためにも、これらの目に余る軍事行動は必要なのだろう。これによってアラブ諸国は蜂起せざるを得なくなるだろう。イスラエルとアラブの激突が間もなく起こるのだろうか。






















   アメリカ合衆国が6つに分割される日

以下はインターネット阿修羅サイトの情報である。
1月1日 Garbagenewshttp://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/01/6_61.html
アメリカの経済紙Wall Street Journalで「アメリカ合衆国は2010年に6つの国に分割する」確率は45〜55%の発動確率という記事が出た。2009年1月2日 金曜日 将来のアメリカは独立当時の13州に戻る日が来るだろう。日本はカリフォルニア共和国を分割統治する日が来る?
  アメリカの経済紙Wall Street Journalでちょっとした記事が話題を呼んでいる。その記事曰く「アメリカ合衆国は2010年に6つの国に分割する」というものだ。その予想を立てたのが、単なるSF小説家やアナーキストではなく、ロシアの重鎮的なアナリストであることも注目を集めている要素の一つとなっている

この予想を発表したのは、ロシアの元KGBのアナリストで、今はロシアの外交官を育成する外務省付の大学で学部長の座についているIgor Panarin氏。アメリカとロシア両国間についてはスペシャリストの一人である(いくつもの書籍を発刊しているし、クレムリンにもレセプションに、専門家として招待された経歴も持つ。政治学の博士号も持ち、アメリカの国家安全保障局(NSA)と同等のロシアのFAPSIにも勤務し、ボリス・エリツィン大統領のもとで戦略構築の経験も持つ)。また、今回の予想をして「中東情勢の不安定さや世界的な経済危機がアメリカに責があるような状況の現状は、まるで1990年代前後の世界中のごたごたと同じようなものだ。そして1990年代においてはすべてソ連(今のロシア)に責があるかのように結論付けられ、それが元でソ連そのものが崩壊しただけでなく、多くの『搾取された』領土から兵を引くことになった」とその前提を説明している。 また、アメリカに嫌悪感を持つがための予想でもなく、「アメリカ人は嫌いじゃないよ、でも見通しは決して明るくはないね」(he does not dislike Americans. But he warns that the outlook for them is dire.)と自分の予想に対し悲しみと共に肯定の言葉を告げている。

Panarin氏の具体的な予想は次の通り。

・2009年後半までに「移民の数が急増」「経済上の破たん、低迷が続く」「モラル、民意が   さらに低下する」などの現象が発生。
・州単位での経済格差が拡大し、裕福な州は連邦政府との金銭的連携を遮断し、事実上連邦   を脱退する。民族間の対立も激化する。
・これらが引き金となり、アメリカで内戦が発生し、当然のことながらドルが崩落する。
・2010年6月〜7月までにアメリカ合衆国は6つに分断されることになる。
・このシナリオは(Panarin氏曰く)45〜55%の発動確率。
・ロシアとしては強敵が勝手に倒れるのは悪い話ではない。ただし、ベストシナリオではな   い。相対的にロシアの存在価値、立ち位置は向上するが、ドルの崩落と貿易相手国として   の「(まとまった形としての)アメリカ」の喪失はマイナスに他ならない。

そして具体的な分割内容は次の通り。

・カリフォルニア領域……「カリフォルニア共和国」(中国支配下、あるいは影響下)
・テキサス領域……「テキサス共和国」(メキシコ支配下、あるいは影響下)
・中央アメリカ領域……「中西部アメリカ共和国」(カナダ支配下、あるいは影響下)
・東海岸都市領域……「大西洋アメリカ(アトランティック・アメリカ)」(EUへの加盟、協力   関係強化)
・ハワイ……ハワイ(中国か日本の保護下)
・アラスカ……アラスカ(ロシアに合併)

もちろんこのような話について「荒唐無稽(こうとうむけい)以外の何物でもない」という意見も多い。ロシア国内ですらテレビジャーナリストのVladimir Pozner氏などは「最近日に日に増加している反米主義をあおり立てるだけの論調で、こんなクレイジーな考えにはまともに論ずる価値もない」と吐き捨てている。

一方でこの「予想」はPanarin氏が昨年秋にイズベスチア(ロシア最大の日刊紙)掲載した論調にもスポットライトをあてている。そこで氏は「アメリカの対外負債はねずみ講のようなもの。中国とロシアが中心になって、財務的な監視をしなければならない」「アメリカ人はオバマ新大統領が奇跡をもたらすと信じている。しかし(2009年の)春が来たとき、その奇跡への想いが期待外れに終わっていることを認識せざるを得なくなる」とコメントしてる。

Panarin氏は自分の「荒唐無稽」な予想に対し、元記事では次のように締めくくっている。

「かつてフランスの政治学者エマニュエル・トッド(Emmanuel Todd)氏は1976年にソ連の崩壊を正しく予想したんだ。15年も前に、だ。でも予想した時、トッド氏は皆の笑いものになったんだよ。
(He cites French political scientist Emmanuel Todd. Mr. Todd is famous for having rightly forecast the demise of the Soviet Union -- 15 years beforehand. When he forecast the collapse of the Soviet Union in 1976, people laughed at him.)」