「荒野の声」NO.2 2003/10/28

 

9・11テロの真相

 9・11のテロについては多くの疑問が提示されています。あれは本当にイスラム原理主義のやったことだったのか。私たちは変だなあと思いながら確実な情報を得ることが出来ません。しかし、元イギリス情報部MI6の情報員だったジョン・コールマン氏はその経験と人脈を通して得られた豊富な知識と情報によって綿密な調査報告をしています。それは 成甲出版刊 ジョン・コールマン著、太田龍監訳「9・11の陰謀は魔法のように世界を変えた」に書かれています。私たちにはこのような知識もないし、このように高度の情報は入手しようがありません。ぜひ購入してお読みください。一般書店に売っていますが、なければ書店に注文してください。

 私自身もあの事件の発生した時点から、非常な疑問を持っていました。アメリカにはFBI,CIA,NSA(国家安全保障局)などの強力な情報機関があって世界中でスパイ活動をしています。特にNSAにはエシュロンと呼ばれる巨大なスパイシステムがあって世界中の全ての電話、無線などを傍受しているといいます。そして、たとえば爆弾とか麻薬など特殊な用語(バズワード)を使うと自動的に録音されるといいます。

 4機の定期航空機を同時にハイジャックし建物にぶつけるという最高度に困難な仕事を、携帯電話しか持たないビンラデンがアフガニスタンの山中から指揮することが出来るものでしょうか。その電波は同種の電波の非常に希薄な地域からアメリカ製の人工衛星を通して伝えられるのです。簡単に傍受できるはずです。

 そして厳重なセキュリテイチェックをかいくぐって、怪しげなアラブ人が十数人も行動して分からないのでしょうか。何と間抜けなセキュリテイチェックでしょうか。私の経験では、アメリカの空港では小さなはさみを持っていても見破られます。それが同時に4件も起きているのです。

 また、あのビルの崩壊を見たとき、あまりにもビルの爆破解体と似ているのにおかしいと思いました。航空機が衝突したぐらいでビル全体が崩壊することなどありえないと思いました。

 コールマン氏は次のような驚くべき情報を伝えています。

1.アメリカでは定期航空機が航路を離れただけで空軍機がスクランブル(緊急発進)する。そして警告に従わなければ特別の命令無く撃墜できる。ましてワシントンに向かっていればなおさらのことである。今回は特に第一回目の突入の後でもスクランブルは無かった。このようなことは特別な命令、すなわち「スクランブルを止める命令」が無ければ起こりようが無い。

2.犯人と称されるアラブ人の操縦技量では定期航路の航空機の操縦は到底おぼつかないし、非常に高度の技量が無ければあのような航路は取り得ない。コールマン氏は現在飛んでいる旅客機にはパイロットの操縦を拒否し、地上ないしは伴走する航空機からの遠隔操縦 ができるシステムが内蔵されていると言う。

3.貿易センタービルは定期航空機の衝突に耐えるように設計されていた。そこに使用されていた鉄鋼は1500度の高温でなければ溶解しないがジェット燃料の燃焼では900度ぐらいしか温度は発生しない。また仮に鉄が溶解したとしても(100%あり得ないが)コンクリートが粉塵となる衝撃は発生しない。せいぜい巨大なブロックとなって落下するだけである。しかし、あの場合は膨大な粉塵となって辺りに堆積した。このようなことは強力な爆薬でなければ起こり得ない。

4.このテロの情報は早くから知られていて多くの国からの警告がアメリカに寄せられていた。しかし、年間250億ドルもの予算を使う、FBI.CIA.NSAなどの情報機関は何もしなかった。その責任問題も、うやむやのままである。

その他、ビルの解体掃除はオクラホマの連邦ビルの業者と同じ業者が請け負っているなど多くのなぞが提起されています。ぜひ読んでいただきたいのです。あなたの疑問が一掃されるでしょう。

さらに私の友人で今監獄にいるフリッツ・スプリングマイヤーはあの事件の後すぐに、あのビルに勤めていたユダヤ系の4000人の人々がほとんど出勤していなかったという情報を送ってきました。その後、この情報はイスラム系の流したデマだというニュースが流れましたが、実際にこの事件で死んだ人々の国別または民族別の統計ではユダヤ・イスラエル人は最低のランク、ほとんど数人でした。貿易センタービルはビジネスの中心でしたからユダヤ系の人々は最も多くいたはずです。

 この事件の直後、イスラエルのラジオはあのビルには多くのユダヤ系の人々がいたと報道し、哀悼の音楽を流していたのですが、間もなくそれを取りやめました。(これもデマと言われている。)またイスラエルのシャロン首相はこの日、アメリカに行く予定だったのを急遽取りやめています。こういう事実だけを書いても、反ユダヤと言われます。

この事件を見た人々はこれが日本の真珠湾攻撃とよく似ていると感じました。しかし、真珠湾も巨大な謀略だったことが近年知られています。時のルーズベルト大統領たちは日本の攻撃を熟知していたのです。(これについては多くの本が出ていますから省略します。)

あの事件の数年前、あのビルで小さな爆破事件がありました。その時、ビル全体が調査されました。私はその時点で爆薬が仕掛けられたのではないかと思っています。

この巨大なうそは何を生み出したのでしょう。アフガニスタンとイラクへの攻撃でした。コールマン氏によればアフガニスタンは麻薬、イラクは石油が目的で、両方ともアメリカの手中に入りました。案外知られていないのですが麻薬の世界市場は日本の国家予算にも匹敵する巨大な市場だとコールマン氏は言います。

もっとも、これはアメリカだけの作業ではないのです。もっと巨大な組織、意志が働いています。ブッシュ大統領はその組織によって操られる人形に過ぎません。

世界は確かにあの事件から変わりました。今後、なだれを打って第三次世界大戦に突入するでしょう。それについては私の新しい本に書きましたが、出版にはもうちょっと時間が必要です。