ホームページ・メッセージ140119 小 石 泉
あなたは救われていますか?
自分は本当に救われて居るのだろうか。そんな疑問を持っているクリスチャンが以外に多いことに気がつきます。これはとても簡単に検証できることなのです。多くの場合、救いを感情的に捕らえています。救いは「そんな気がする」と言うような問題ではなく、明確に証明できることなのです。
まず、「あなたは日本人ですか?」とお聞きします。「そうです」「なぜそう言えますか?」「日本に生まれたし、日本語を話すし…」それでは証明になりません。
あなたが日本人かどうかは市役所か区役所の戸籍抄本によって証明されます。そこに書かれて居なければ、あなたは日本人ではありません。私の父の友人が国籍を失ったことがあります。静岡県から東京都に引っ越した際、住民表の移動を怠ったためです。その後、国籍を取り戻すことは大変でした。父も証人の一人となりました。
同じように救い、すなわち天国の国籍も明確な文書によって証明されます。
なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。ローマ10:9〜10
「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。10:13
それでも本当に自分の信じ方で良いのだろうか、これで十分なのだろうかと心配するナイーブな人も居ます。そういう場合は否定してみればいいのです。
「イエスは神の子ではない」
「イエスの十字架は自分と関係ない」
「イエスは復活しなかった、今でも死体はどこかにある」
もし、これがスムースに言えるか、抵抗無く信じられるか、“判らない”なら、あなたは救われていません。
ですから、私は、あなたがたに次のことを教えておきます。神の御霊によって語る者はだれも、「イエスはのろわれよ。」と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です。」と言うことはできません。Tコリント12:3
「イエスは主です」と言う告白は、聖霊様の助けによってだけ出来るのです。一般の人でも、さすがに「イエスは呪われよ」とはいえないと思いますが、欧米のサタン礼拝者たちは喜んで言います。
ところで、ここに困った問題があります。いわゆる聖霊問題です。私たちペンテコスト派は「今日の集会はすばらしかった、聖霊が充満していた」とか「聖霊に満ちた人だ」とか言うことが多いのですが、そこにはなんら具体的に証明できるものはありません。「聖霊に満ちた人」と言うのは聖書にも出てきますが、そこには明確な基準があったはずです。今となっては、はっきりはわかりません。今は「そう感じる」とか「そうあって欲しい」と言う願望で断言する場合が多すぎます。
聖霊に関することは出来るだけ控えめに、慎み深く語るべきです。なぜならあの方は最も慎ましい方だからです。
というのは、神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊なのである。1テモテ1:7(口語訳)
救いや、聖霊に関することは、感情やフィーリングで結論付けてはならないのです。明確な文書によって、永遠に誤り無く定められていることです。大体、自分が救われているかどうか心配する人は、救われているのですがね。未信者はそんなことには関心を持ちませんから。