神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。
このゆえに、たとい地は変り、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。
たといその水は鳴りとどろき、あわだつとも、
そのさわぎによって山は震え動くとも、われらは恐れない。
一つの川がある。その流れは神の都を喜ばせ、いと高き者の聖なるすまいを喜ばせる。
神がその中におられるので、都はゆるがない。神は朝はやく、これを助けられる。
もろもろの民は騒ぎたち、もろもろの国は揺れ動く、神がその声を出されると地は溶ける。
万軍の主はわれらと共におられる、ヤコブの神はわれらの避け所である。
来て、主のみわざを見よ、主は驚くべきことを地に行われた。
主は地のはてまでも戦いをやめさせ、弓を折り、やりを断ち、戦車を火で焼かれる。
「静まって、わたしこそ神であることを知れ。
わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる」。
万軍の主はわれらと共におられる、ヤコブの神はわれらの避け所である。詩篇46:1〜11(口語訳)
God is our shelter and strength, always ready to help in times of trouble.
So we will not be afraid, even if the earth is shaken and mountains fall into the ocean depths;
even if the seas roar and rage, and the hills are shaken by the violence.
There is a river that brings joy to the city of God, to the sacred house of the Most High.
God is in that city, and it will never be destroyed; at early dawn he will come to its aid.
Nations are terrified, kingdoms are shaken; God thunders, and the earth dissolves.
The Lord Almighty is with us; the God of Jacob is our refuge.
Come and see what the Lord has done. See what amazing things he has done on earth.
He stops wars all over the world; he breaks bows, destroys spears,and sets shields on fire.
"Stop fighting," he says, "and know that I am God,
supreme among the nations, supreme over the world."
The Lord Almighty is with us; the God of Jacob is our refuge. 46:1〜:11(TEV)
今、この詩篇を読むと実に分かりやすいですね。まるでそのままです。もっともここに書かれていることはもっと規模の大きい全世界的なことなのでしょう。
「地は変り、山は海の真中に移る」ことがあるのです。「水は鳴りとどろき、あわだち」「そのさわぎによって山は震え動く」のです。また、一方で世界の政治情勢は不安定で混乱しています。「もろもろの民は騒ぎたち、もろもろの国は揺れ動く、神がその声を出されると地は溶ける」のです。
今や、神様が世界を裁かれる時が来たのです。
地に住む者よ、恐れと、落し穴と、わなとはあなたの上にある。恐れの声をのがれる者は落し穴に陥り、落し穴から出る者はわなに捕えられる。天の窓は開け、地の基が震い動くからである。
地は全く砕け、地は裂け、地は激しく震い、地は酔いどれのようによろめき、仮小屋のようにゆり動く。そのとがはその上に重く、ついに倒れて再び起きあがることはないその日、
主は天において、天の軍勢を罰し、地の上で、地のもろもろの王を罰せられる。
彼らは囚人が土ろうの中に集められるように集められて、獄屋の中に閉ざされ、多くの日を経て後、罰せられる。こうして万軍の主がシオンの山およびエルサレムで統べ治め、かつその長老たちの前にその栄光をあらわされるので、月はあわて、日は恥じる。イザヤ24:17〜23
「動かざること大地のごとく」という言葉はもうあてになりません。私たちは毎日毎日、大地が「激しく震い、酔いどれのようによろめいているのを実感しています。間もなく、神様が「天において、天の軍勢を罰し、地の上で、地のもろもろの王を罰せられる」のを見ることでしょう。 しかし、どんな災害や危険の中でも「神はわれらの避け所また力」です。私たちは「恐れない」のです。
一つの川があります。それは主イエス様が語られ、彼を信じる人々の中に流れている川です。その流れは神様を喜ばせます。
わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その腹から生ける水が川となって流れ出るであろう」。ヨハネ7:38
御使いはまた、私に水晶のように光るいのちの水の川を見せた。それは神と小羊との御座から出て、都の大通りの中央を流れていた。川の両岸には、いのちの木があって、十二種の実がなり、毎月、実ができた。また、その木の葉は諸国の民をいやした。黙示録22:1〜:2
この川の名前は“Evangel”「福音」と言います。それは世界が改まったとき、神の国で見ることが出来るのですが、実は今も霊的な目を持っているなら世界に流れているのが見えるのです。
この世の君とその陣営は「新世界秩序」「アセンション」など色々な呼び方で盛んにこの新しい世界を吹聴しています。しかし、多くの偽物がそうであるように、これらは醜悪なまがい物で、平和は争い、愛は憎しみ、光は闇、喜びは悲しみとなります。本当の、避け所は神の小羊だけです。
間もなく、神は「地のはてまでも戦いをやめさせ、弓を折り、やりを断ち、戦車を火で焼かれる」でしょう。そして「静まって、わたしこそ神であることを知れ。わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる」と宣言されるでしょう。
今や世界は神の時の生み出される陣痛が始まりました。間もなく輝かしい栄光の主が再び来られます。それまで少しの間、陣痛の苦しみは続くでしょう。しかし、その中にあっても神を避け所とする民は守られるでしょう。
私たちはもう一度御言葉を噛みしめてみましょう。
それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます信じる人々には次のようなしるしが伴います。すなわち、わたしの名によって悪霊を追い新しいことばを語り、蛇をもつかみ、たとい毒を飲んでも決して害を受けず、また、病人に手を置けば病人はいやされます。」主イエスは、彼らにこう話されて後、天に上げられて神の右の座に着かれた。マルコ16:15〜19
地震、津波、放射能。恐ろしいことがあっても信じるものには特別な力があることを覚えていましょう。私たちには「悩める時のいと近き助け」があるのですから。