メッセージ080127 小 石 泉
白き馬に乗られる方を見よ
あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。ヨハネ14:1〜3
「また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。」イエス様はこのように約束されました。イエス様が天に帰って行かれたのは私たちのために場所を用意するためでした。誰でもお客様を迎えるときは、家の掃除をしたり花を飾ったり、食事を整えたりするでしょう。イエス様は2000年も掛けて天使たちを総動員して、花嫁である教会、私たちを迎ええるために働かれ、迎えに来てくださるのです。そして、その時は迫っています。
そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」こう言ってから、イエスは彼らが見ている間に上げられ、雲に包まれて、見えなくなられた。イエスが上って行かれるとき、弟子たちは天を見つめていた。すると、見よ、白い衣を着た人がふたり、彼らのそばに立っていた。そして、こう言った。「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」マタイ1:6〜11
その時がいつか、というのは誰でもが知りたいことです。しかし、イエス様はその時は「あなた方は知らなくてよいのです。」と言われました。それでも朝日が突然暗闇から現れることがなく、暁の光があるように、イエス様のおいでになるときも注意深く見ているなら判るはずです。
だから、目をさましていなさい。あなたがたは、自分の主がいつ来られるか、知らないからです。マタイ24:42
私たちは注意深く、その日を待たなければなりません。体の目を24時間覚ましていることは出来ませんが、心の目を覚ましていなさいということです。
その時になると、不法の人が現われますが、主は御口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれます。Uテサロニケ2:8
イエス様がこられる前に、不法の人、サタンがこの世にやってきます。しかし、サタンはイエス様の口の息で殺され、来臨の輝きで滅ぼされてしまいます。これはちょっと読むと簡単なことのように思われますが、想像を絶する大きな出来事なのです。
第六の御使いが鉢を大ユーフラテス川にぶちまけた。すると、水は、日の出るほうから来る王たちに道を備えるために、かれてしまった。また、私は竜の口と、獣の口と、にせ預言者の口とから、かえるのような汚れた霊どもが三つ出て来るのを見た。彼らはしるしを行なう悪霊どもの霊である。彼らは全世界の王たちのところに出て行く。万物の支配者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。――見よ。わたしは盗人のように来る。目をさまして、身に着物をつけ、裸で歩く恥を人に見られないようにする者は幸いである。――
こうして彼らは、ヘブル語でハルマゲドンと呼ばれる所に王たちを集めた。黙示録16:12〜16
ハルマゲドンとはイスラエルのメギドの丘、ハルメギドのことですが、この西側にエスドラエロン平原という良く肥えた広い平野があります。ここにサタンは世界中の王たち今で言うなら大統領や首相たちと軍隊を集めるのです。それは「万物の支配者である神の大いなる日の戦いに備えて」集まってくるのです。ということは? これは私の想像ですが、「また来る」と言われた主イエス様の再臨を阻止するためです。
イエス様は王として天の万軍を率いて来られます。
あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。
五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。
また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。
あなたが見た十本の角は、十人の王たちで、彼らは、まだ国を受けてはいませんが、獣とともに、一時だけ王の権威を受けます。
この者どもは心を一つにしており、自分たちの力と権威とをその獣に与えます。
この者どもは小羊と戦いますが、小羊は彼らに打ち勝ちます。なぜならば、小羊は主の主、王の王だからです。また彼とともにいる者たちは、召された者、選ばれた者、忠実な者だからです。」17:8〜14
色々複雑な世界情勢があるのでしょう。七つの頭、七つの山、七人の王、十本の角、十人の王などと書かれています。彼らはあらゆる武器、ミサイルや水爆やステルス戦闘機を備えて主の主、王の王に立ち向かいます。
また、私は開かれた天を見た。見よ。白い馬がいる。それに乗った方は、「忠実また真実。」と呼ばれる方であり、義をもってさばきをし、戦いをされる。その目は燃える炎であり、その頭には多くの王冠があって、ご自身のほかだれも知らない名が書かれていた。その方は血に染まった衣を着ていて、その名は「神のことば」と呼ばれた。天にある軍勢はまっ白な、きよい麻布を着て、白い馬に乗って彼につき従った。この方の口からは諸国の民を打つために、鋭い剣が出ていた。この方は、鉄の杖をもって彼らを牧される。この方はまた、万物の支配者である神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれる。その着物にも、ももにも、「王の王、主の主。」という名が書かれていた。19:11〜16
恐るべき権威と力を持った方が白い馬に乗った方が天の軍勢とともに来られます。その名は「忠実また真実」と言われます。これは「アーメン、アーメン」という言葉です。そしてそれは私たちの主イエス様、メシア・ヨシュアです。主は不従順で神に刃向い、悔い改めることなく、あらゆる穢れと悪を行った者たちを滅ぼします。酒舟のぶどうを踏むと赤い汁が流れ出てきます。そのように激しい神の怒りが、この世界を清めます。そして、世界には永遠の平和が訪れるのです。
また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとを出て、天から下って来るのを見た。そのとき私は、御座から出る大きな声がこう言うのを聞いた。「見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」21:1〜4