メッセージ   2004・1・4   小石 泉

 迫り来る終わりの日に備えよ 


 新年おめでとうございます、と言いたいのですが・・・・新年早々、申し訳ないのですが・・・どう考えてもおめでたい新年にはなりそうもありません。昨年のことを考えてください。世界ではイラクに対するアメリカの理不尽な戦争。その後の混乱。一方、国内ではかつてない子供の事件、虐待、小学生への襲撃、農作物の盗難。これらは小さな事件のように見えますが、何だか心の中に冷たい風が吹くような、これまでにない異様な犯罪が頻発しました。人の心の荒廃は深刻です。
 
 私はきれい事をいうのに疲れました。これからは本音で話します。
 
 今は黙示録6章がぴったりの時代です。

小羊がその七つの封印の一つを解いた時、わたしが見ていると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「きたれ」と呼ぶのを聞いた。そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた。
 小羊が第二の封印を解いた時、第二の生き物が「きたれ」と言うのを、わたしは聞いた。すると今度は、赤い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、人々が互に殺し合うようになるために、地上から平和を奪い取ることを許され、また、大きなつるぎを与えられた。
 また、第三の封印を解いた時、第三の生き物が「きたれ」と言うのを、わたしは聞いた。そこで見ていると、見よ、黒い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、はかりを手に持っていた。すると、わたしは四つの生き物の間から出て来ると思われる声が、こう言うのを聞いた、「小麦一ますは一デナリ。大麦三ますも一デナリ。オリブ油とぶどう酒とを、そこなうな」。
 小羊が第四の封印を解いた時、第四の生き物が「きたれ」と言う声を、わたしは聞いた。そこで見ていると、見よ、青白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者の名は「死」と言い、それに黄泉が従っていた。彼らには、地の四分の一を支配する権威、および、つるぎと、ききんと、死と、地の獣らとによって人を殺す権威とが、与えられた。
 小羊が第五の封印を解いた時、神の言のゆえに、また、そのあかしを立てたために、殺された人々の霊魂が、祭壇の下にいるのを、わたしは見た。彼らは大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことをなさらず、また地に住む者に対して、わたしたちの血の報復をなさらないのですか」。すると、彼らのひとりびとりに白い衣が与えられ、それから、「彼らと同じく殺されようとする僕仲間や兄弟たちの数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいるように」と言い渡された。
 小羊が第六の封印を解いた時、わたしが見ていると、大地震が起って、太陽は毛織の荒布のように黒くなり、月は全面、血のようになり、天の星は、いちじくのまだ青い実が大風に揺られて振り落されるように、地に落ちた。天は巻物が巻かれるように消えていき、すべての山と島とはその場所から移されてしまった。地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ。御怒りの大いなる日が、すでにきたのだ。だれが、その前に立つことができようか」。6:1〜:17


 戦争、殺戮、病気、ききん、そして信仰への迫害と弾圧。かつて無い規模と頻度で世界中が狂気のように走り始めています。サタンがその影で働いているのです。

 私たちはこのような時代にどう生きたら良いのでしょうか。

 もちろん神を信じ、強く信仰に立つことは言うまでもありません。それはどの教会でも話されることでしょう。しかし、私はもう一つのことを言いたいのです。それはサタンが、今、どこで、何をしているかを知ることです。
  
 ほとんどの教会では、サタンについて話されることはありません。しかし、これは非常に重要です。今ほとんどの牧師先生はサタンの現在地を知りません。だからサタンは全く恐れることがありません。

 敵の現在地を見失った分隊長に率いられた部隊は、遠からず破滅の道をたどる事になるでしょう。

 事実、今、アメリカから来る怪しげなリバイバリストたちに、日本のペンテコスト諸教会は、完全に騙されています。彼らは卑しい金儲けのために来るのです。

 今、非常に必要な賜物は「霊を見分ける力」です。

 実は、私は何度も何度も神に祈りました。「どうぞ、私ではなく、もっと有能で、正しく、信頼される人をこの働きのために起こしてください」と。

 しかし、今になっても、本当の聖霊の賜物によって霊を見分けることが出来る指導者は現れません。私は、ほんの前触れに過ぎません。誰か、出て欲しい。主よ、誰かを遣わしてください。

 今年、恐らく戦争と疫病と地震などが起こるでしょう。しかし、あわてないで下さい。まだ、終わりの日は来ません。

 どうぞ、かつて無いほど祈りと導きを求めて祈ってください。