2003・11・30  小石 泉

不思議な時代


 日本の自衛隊がイラクに行くという。それは日本の防衛とほとんど関係ない国である。しかし、それを拒否すればアメリカから嫌がらせを受けて、石油も手に入らないようになることは火を見るより明らかだから、仕方が無いのだろう。ああ、若者たちが誰も殺されないで欲しい!!
 元サタン礼拝者で占い師だったがキリストによって救われ、今、牧師をしているデイヴィッド・メイヤー師は、アメリカのブッシュ大統領は今やバビロンの支配者になったと言っている。なるほど昔、イラクにバビロンがあった。そしてアメリカそのものが今やバビロンであるという。

 主はこう仰せられる。「見よ。わたしはバビロンとその住民に対し、破壊する者の霊を奮い立たせ、他国人たちをバビロンに送る。彼らはこれを吹き散らし、その国を滅ぼす。彼らは、わざわいの日に、四方からこれを攻める。」エレミヤ51:1〜2

  破壊する者、他国人。これをテロリスト、多国籍軍と言い換えると、まるで今のことを言っているみたいだ。もっともこの予言は今のことではなく、ネブカデネザルの時代のことだと思う。今のイラクが滅ぼされなければならないほど悪い国だとは思えない。むしろアメリカの方がはるかに悪いと思うのは私だけだろうか。
 いよいよ時代は迫っている。混乱と混沌が世界を覆うだろう。

地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊は水の上を動いていた。創世記1:2 

新しい新改訳聖書ではこのところを「地は茫漠として、何もなかった」としている。(「地は混沌であって、」新共同訳 )
 しかし、世界が創造されたときのように神の霊は世界の上に舞いかけ、新しい神の創造が始まるだろう。今ほど神様の目が世界に注がれている時代は無かったのではないだろうか。私たちは神様に目を向けよう。今こそ私たちは神様の最も基本的な御性質を思い出そう。「神は愛である」。