ピート人形

1999年に、「西洋人形の作り方」(平井澄子著)を参考にして制作しました。身長は約50センチ。我が同志への誕生日プレゼントを兼ねた、「世界に唯2つ」の人形です。一時はワードローブ作りにも励んだものでした。
今にして思えば、かなり痛い秋葉系オタクファンだったのか、自分? まあ等身大フィギュアとかじゃないから、ぎりぎりセーフの手芸好きおばさんという事で、笑って見てやってください。

各写真をクリックすると、拡大版が見られます(例外あり)



1)テニスウェア
人形本体の生地は生成りのメリヤスを紅茶で煮出して染色。髪は黒い毛糸を巻いて止め付け、頭部を埋めていきました。ここでは紹介していませんが、下には肌着としてグレーのスパッツをはいています。

このシャツをはじめ前開きでないものは、後ろ開きでスナップ止めになっています。ショーツには脇・尻ポケット、裾にスリットがあります。シューズはエアー・オシレート(のつもり)。
スウォッシュ・マークやシューズのラインはフェルトです。

2)Tシャツとデニムショーツ
ショーツは1)と同じデザインです。

3)Vネックのヴェスト
両脇に縄編みの入った、ウインブルドン・バージョン? アルパカ毛糸1本どり。右肩を開けてスナップ止めにしてあります。

4)ダンガリー・シャツとジーンズ
シャツは我ながら力作! 後ろヨーク付きで、シャツ襟、カフスに苦心の跡が…。

5)チノパンツとトレーナー、ロールネックのコットンセーター
見えにくいですが、トレーナーの胸にはスウォッシュ・マークが入っています。チノパンツは4)のジーンズと同じデザイン。

6)編み込みセーター
セーターは後ろ開きになっています。実は学芸員は編み物マニア。本物のピートにも編んであげたかった……?
おまけ

*こんなアホくさいものを熱心に作る学芸員を寛容に許し、写真撮影までしてくれた館長にはただただ感謝!