Yahoo! テニス
2007年4月3日
サンプラスが来月、チャンピオンズ・シリーズでコートに戻ってくる


ニューヨーク――名誉の殿堂入り選手ピート・サンプラスは来月、元スター達のツアー、アウトバック・チャンピオンズシリーズでテニスコートに戻ってくる。

サンプラスは記録となる14のグランドスラム・タイトルを獲得したが、最後のプレーとなった2002年USオープンで優勝して以降、コートを離れていた。彼は今年1月、「国際テニス名誉の殿堂」に選出された。

サンプラスは5月2〜6日にアガニス・アリーナで開催されるシリーズの第2戦、チャンピオンズカップ・ボストンで復帰を果たす。ジョン・マッケンロージム・クーリエ等のスターに合流する。

サンプラスの初戦は5月3日で、元オーストラリアン・オープン・チャンピオンのペトル・コルダと対戦する。2晩後には、7度のグランドスラム・チャンピオンであるマッケンローと対戦する。

同じセッションに登場予定の選手は、トッド・マーチンマッツ・ビランデルパット・キャッシュジミー・アリアス。1年前、マーチンはこの大会で優勝した。大会は2グループの各勝利者が、タイトルを懸けて決勝で対戦するというラウンドロビン方式を採用している。

「ピートがアウトバック・チャンピオンズシリーズに参加し、プレーの競技レベルはさらに厳しくなる」と、アウトバック・チャンピオンズシリーズの共同創設者、クーリエは語った。「ピートが我々みんなに披露してくれる挑戦を楽しみにしている」

サンプラスはこの夏で36歳になる。2002年USオープンで64個目のキャリアタイトルを獲得して以降、彼は引退して家族と多くの時を過ごしてきた。