アメリカ版TENNIS
2003年6月号
フィットネス:ピート・サンプラスと健康に良い食事
By ダナ・サリバン


ライバルたちが燃え尽きて、戻って来て、そして再び燃え尽きる間、ピート・サンプラスはただ勝ち続けている。

彼はオフコートでも習慣を守るが、そんな彼の「儀式」の1つが、試合の日の食事「チキン・マルサラ」である。

「パスタとほうれん草を組み合わせれば完璧だ」と、サンプラスは言う。チキンは彼にタンパク質を与え、パスタはコート上でのエネルギーとなる炭水化物 を有している。(訳注:ほうれん草は、ビタミンCとピートに必要な鉄分ね)

我々はサンディエゴの 「Rancho Valencia Resort」のシェフ、スティーブン・ サムナーに、彼のレシピを調理してもらった。サンプラスのアドバイスを受け、マッシュルームはふんだんに使う。「もしイタリアン・マッシュルームの代わりに別の種類のキノコを使うと、同じ味にはならない」と、彼は言う。



チキン・マルサラ(3〜4人前)
調理:スティーブン・サムナー

材料
鶏胸肉(骨なし)・・・・・・・・・・・・ 3枚
にんにく(みじん切り)・・・・・・・ 1かけ分
シャロット(小玉ねぎ、薄切り)・・・・ 1個分
オリーブ油 ・・・・・・・・・・・ 1/4カップ
生マジョラムの葉(みじん切り)・・・ 大さじ1
イタリアンパセリ(みじん切り)・・・ 大さじ1
マッシュルーム(薄切り)・・・・・・ 1カップ
マルサラ・ワイン ・・・・・・・・・1/2カップ
鶏ガラスープ・・・・・・・・・・・・ 1カップ
塩、こしょう・・・・・・・・・・・・・ 各少々
小麦粉 ・・・・・・・・・・・・ ・1/4カップ
 パスタ ほうれん草サラダ



作り方
1 鶏胸肉を半分に切る。
 にんにく、マジョラム、半量のパセリを振る。
 塩、こしょうで調味し、小麦粉をまぶす。
 熱したフライパンにオリーブ油を引き、の鶏肉を、皮を下にして入れ、きつね色になるまで炒める。
 裏返し、350度(摂氏? 華氏?)に温めておいたオーブンに入れ、5〜7分間(大きさによる)焼く。
 フライパンから肉を取り出し、油を捨てる。
 マッシュルームとシャロットを加え、1分間軽く炒める。
 マルサラ・ワインとスープを入れ、ソースが1/2カップになるまで煮詰める。
 好みにより味を加え、最後に残りのパセリを振る。
10 鶏肉にソースをかけ、パスタとほうれん草サラダを添えて供する。