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1997年11月 なんて年だろう! |
あと1週間で素晴らしい年を締めくくる! 僕はATPファイナルから戻ったばかりだが、あの週の結果にワクワクしている。スロースタートを切り、初戦でモヤに負けてしまったが、幸いにもラウンド・ロビン形式なので、僕はまだ生き残っていた。 僕のプレーは週が進むにつれてどんどん良くなっていった。2試合目でグレッグ・ルゼツキーを下し、ラウンド・ロビン最後の試合を迎えて、勝ち上がるためには、ラフターに勝たなければならないと分かっていた。僕はとてもいいプレーをして、準決勝に進んだ。 準決勝ではヨナス・ビヨルクマンをストレートセットで下した。ヨナスは素晴らしい年を過ごし、70位で始めた年を4位で終えたのだ。 ドローは簡単にはならず、決勝でエフゲニー(カフェルニコフ)に勝つためには、いいプレーをしなければならないと分かっていた。エフゲニーは前週モスクワで優勝し、素晴らしいテニスをしていたのだ。この決勝はストレートセットで勝った、僕の最高のパフォーマンスだったかもしれない。 パリで優勝し、さらに8人のベストの選手が集まる世界選手権にも優勝して1年を終えるのは、すでに上出来の年を締めくくる素晴らしい方法だった。 僕たちの世界選手権が、アメリカではほんの少ししか放映されないのは、とても残念だ。本当に素晴らしい大会で、ハノーバーの人々は非常によくサポートしてくれる。その年のベストの8人が集まり、最終戦でぶつかり合う特別の週なのだ。自国でも、もう少し放映してほしいなと思う。 とにもかくにも、僕は結果にとても満足していて、来週のデビスカップ後の休暇を心待ちにしている。 来週はデビスカップ決勝のために、スウェーデンに行く。家に戻って休み、再び荷造りするのにちょうど充分な時間だ。スウェーデンでいい試合をしたいと思っているし、USチームは戦いに備えて良い準備できるだろう。 今週はシャープさを保つために少しだけボールを打ち、それからスウェーデンで数日準備をするのだ。 みなさん、応援ありがとう。楽しく健康的な休暇を送ってください! |
----- ピート・サンプラス
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