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1997年5月 トーナメント最新情報 |
イタリアン・オープンは思ったようにいかなかった。だが、2度のフレンチ・チャンピオンのジム・クーリエと1回戦で当たるのは、決して簡単な事ではない。ジムは良いプレーをし、僕は6-7、4-6で敗れた。 1年は区分けされていて、いま僕はフレンチ・オープンへの準備の最終段階にいる。負けた時はいつも、そこから何らかのポジティブな事を得るようにしている。 この敗戦で良かったのは、フレンチ・オープンが開催されるローラン・ギャロスで、4日間練習できた事だ。さもなければ、それができなかった。(ボール、サーフェス、雰囲気などに)順応する事は、僕の準備の中で不可欠な部分だ。ローマのコートやボールはまた違うので、このパリでの滞在は、いいアイディアだった。 モンテカルロもハンブルグもローマもクレー大会だが、それぞれ違う。モンテカルロのコートが、多分ローラン・ギャロスに最も似ているだろう。ローマはより速く、より滑りやすい。そしてハンブルグでは、ボールはあまり弾まない(冷たい天候のためもあるだろう)。 だから、ここパリで順応するのは、ローマでの早期敗退の良かった点だ。 僕には試合経験が必要だが、モンテカルロとローマは望むほどの助けとならなかったので、来週ドイツのデュッセルドルフが役立つだろう。 僕はATP ワールド・チーム・カップに出場する。 コートは少し違うけれど、何試合か良い試合経験を積め、アメリカのチームメイトと共に、優勝できたらいいと思っている。 マイケル・チャン、アレックス・オブライエン、ジョナサン・スターク等がチームにいて、トム・ガリクソンが監督だ。だからきっと楽しい週になるはずだ。 これはとても有名な大会で、ここでの勝利はきっとフレンチ・オープンへ向かう素晴らしい途になるだろう! |
----- ピート・サンプラス |