長い冬の夜は,気の置けぬ仲間数人と暖炉の傍で,遠い宇宙に想いを馳せたり,文学を論じたり,心の向くまま気の向くまま,語り合うのも楽しいものだ.
人は,穏やかな揺らめく炎を前にすると,心が和み,想像の翼が羽ばたき始めるもののようだ.いつもの見慣れたことが,別の陰影に彩られて,違った姿で立ち現れてくる.
物理学っ! なんて肩肘張らずに,暖炉の前で,グラスでも傾けながら,思いを巡らせてみると,物理学の世界の違った姿が見えてくるかも知れない.
さぁ,暖炉の前に集まり,子供たちに世界の話をしよう.物理学のトンネルを抜ければ,もう気分は「物理の国のアリス」.さて,そこで見る世界は?
等速円運動に必要な向心力の話
2010--6-20
最短時間を狙って進む光の話
2011-12-12
Copyright (C) 2010-11 KOBAYASHI Osamu. All rights reserved.