炉辺夜話物理学編

長い冬の夜は,気の置けぬ仲間数人と暖炉の傍で,遠い宇宙に想いを馳せたり,文学を論じたり,心の向くまま気の向くまま,語り合うのも楽しいものだ.

人は,穏やかな揺らめく炎を前にすると,心が和み,想像の翼が羽ばたき始めるもののようだ.いつもの見慣れたことが,別の陰影に彩られて,違った姿で立ち現れてくる.

物理学っ! なんて肩肘張らずに,暖炉の前で,グラスでも傾けながら,思いを巡らせてみると,物理学の世界の違った姿が見えてくるかも知れない.

さぁ,暖炉の前に集まり,子供たちに世界の話をしよう.物理学のトンネルを抜ければ,もう気分は「物理の国のアリス」.さて,そこで見る世界は?

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