[ Magic History ] − マジック・ザ・ギャザリングの歴史と些末情報

各セットの発売日
1993.08 Limited Edition/リミテッド版(初回限定版)
1993.12 Unimited Edition/アンリミテッド版(通常版)
1993.12 Collectors' Edition/コレクターズ・エディション
1993.12 Arabian Nights/アラビアンナイト
1994.03 Antiquities/アンティキティ
1994.04 Revised Edition/リバイスド版(改訂版)
1994.06 Legends/レジェンド
1994.08 The Dark/ザ・ダーク
1994.11 Fallen Empires/フォールンエンパイア
1995.04 Fourth Edition/第4版
1995.06 Ice Age/アイスエイジ
1995.07 Chronicles/クロニクル
1995.10 Homelands/ホームランド
1996.04 第4版(日本語初回限定版)
1996.06 Alliances/アライアンス
1996.08 クロニクル(日本語版)
1996.09 第4版(日本語通常版)
1996.10 Mirage/ミラージュ
1996.11 ミラージュ(日本語版)
1997.02 Visions/ビジョンズ
1997.03 ビジョンズ(日本語版)
1997.03.24 Fifth Edition/第5版
1997.06.06 Weatherlight/ウェザーライト
1997.06 Portal/ポータル
1997.09 ポータル日本語版
1997.10.14 Tempest/テンペスト
1998.02.23 Stronghold/ストロングホールド
1998.06.15 Exodus/エクソダス
1998.06.24 Portal Second Age/ポータル・セカンドエイジ
1998.08.11 Unglued/アングルード
1998.09 ポータル・セカンドエイジ日本語版
1998.10.05 Urza's Saga/ウルザズ・サーガ
1998.10.16 ウルザズ・サーガ日本語版
1998.11.09 Anthology/アンソロジー
1999.02.15 Urza's Legacy/ウルザズ・レガシー
1999.04.28 Classic/クラシック(第6版)
1999.05.15 ポータル三国志日本語版
1999.06.07 Urza's Destiny/ウルザズ・デスティニー
1999.07 Starter/スターター
1999.07 Portal Three Kingdoms/ポータル三国志
1999 Battle Royal/バトルロイヤル
1999.10.04 Mercadian Masques/メルカディアン・マスクス
2000.02.14 Nemesis/ネメシス
2000.06.05 Prophecy/プロフェシー
2000.10.03 Invasion/インベイジョン
2001.02.05 Planeshift/プレーンシフト
2001.04 Seventh Edition/第7版
2001.06.04 Apocalypse/アポカリプス
2001.10 Odyssey/オデッセイ
2002.02 Vendetta/ベンデッタ
2002.06 Judgement/ジャッジメント


[ The Gathering ] − 基本セットについて

マジックの基本セットは、これまでに5回の改訂を行っている。

Limited Edition Alpha Printing/リミテッド版アルファ・バージョン

 最初に発売されたバージョン。カードの縁は黒色で、限定版を表している。ベータ以降のカードと比べて、角の丸みが大きいことで区別できる。
 アルファ・バージョンは約260万枚が印刷された。


Limited Edition Beta Printing/リミテッド版ベータ・バージョン

 アルファ・バージョンのテキストやアーティスト名にあった誤字の修正、欠落していた Circle of Protection: BlackVolcanic Island の追加、基本地形の3つ目の絵柄の追加、ルールブックの加筆・修正などが行われたバージョン。
 ベータ・バージョンは約730万枚が印刷された。


Collectors' Edition/コレクターズ・エディション

 リミテッド版のカード302種類を1枚ずつと、複数枚の土地カードからなる363枚のカード・セット。カードの角は直角で、裏側に「Collectors' Edition」と表記され、その縁は金色になっている。
13,500セットが生産され、そのうち3,500セットは海外向けの「インターナショナル・コレクターズ・エディション」として用意された。
 コレクター専用のアイテムであるため、トーナメントでは使用できない。


Unlimited Edition/アンリミテッド版

 カードの縁が通常版を意味する白色になり、スターターの箱やブースターの袋に「Unlimited Edition」の文字が書き加えられたバージョン。それ以外の内容は、リミテッド版ベータから変化していない。
 アンリミテッド版のカードは、約3500万枚が印刷された。


Revised Edition/リバイスド版

 ルールやカード・テキストの修正、タップ・シンボルの追加が行われ、カード・セットの内容も変更されたバージョン。強すぎたり、混乱をまねくカードが削除され、アラビアンナイトとアンティキティからいくつかのカードが編入された。このセットのカードは、カードの縁と枠の境界線が黒線になっていることで区別できる。カード総数は306種類。


Fourth Edition/第4版

 ルールブックの大幅な加筆と、再度のカード・セットの変更が行われたバージョン。カード・セットの内容は、ザ・ダーク以前のセットから選択されている。パッケージも大きく変更された。外見的には、縁と枠の境界線が以前のものに戻されている他、タップ・シンボルの変更、カード下の著作権表示によって区別できる。カード総数は378種類。


Fifth Edition/第5版

 19973月から19993月まで発売されていたバージョン。カード・セットの内容は、ホームランド以前のセットから選択されている。パッケージやルールブックの変更は当然行われており、外見的には、著作権表示が1997年になっていることで区別できる。カード総数は449種類。


Classic (Sixth Edition)/クラシック(第6版)

 現在流通しているバージョン。カード・セットの内容は、エクソダス以前のセットから選択されている。ルール面では、入門者が理解しやすいように、バンド、ランページ、インタラプトなどの複雑なルールが廃止された。カード総数は350種類。


[ Renaissance ] − ルネサンスについて

 ルネサンスは、イタリア語、ドイツ語、フランス語でのみ発売された拡張セットで、リバイスド版から第4版への改訂の際に編入した122種類のカードで構成されている。カードの縁は初回限定版を表す黒色で、元の拡張セットのシンボルがそのまま印刷されている。
 このセットは、拡張セットが発売されていなかった地域において、リバイスド版に存在しないカードだけを入手したいプレイヤーに向けて発売された。(このため、レジェンドとザ・ダークが発売されていたイタリア語版のルネサンスには、アラビアンナイトとアンティキティのカードだけが含まれている。)


[ Chronicles ] − クロニクルについて

 クロニクルは、基本セット(第4版)の追加セットという位置付けで発売された。そのため、ルール上は基本セットと同じ扱いを受けている。カードの縁は白色で、元の拡張セットのシンボルがそのまま印刷されている。カード総数は125種類。
 日本語版は、以前の拡張セットが発売されていなかったため、カードの縁が初回限定版を表す黒色になっている。


[ Expansions ] − 拡張セットについて

 クロニクルを除くすべての拡張セットは、カードの縁が黒色で、イラストの右下に独自のシンボルが印刷されている。

Arabian Nights/アラビアンナイト

 アラビアンナイトはマジックの最初の拡張セットで、アラビアンナイトの物語を題材にしている。シンボルは三日月刀。このセットのカードの一部は、リバイスド版以降のセットに編入されている。カード総数は92種類。
 アラビアンナイトのカードは、約500万枚が印刷された。


Antiquities/アンティキティ

 このセットのカードは、ドミナリアの過去に起こった、ミシュラとウルザの兄弟戦争を題材にしている。このセットは、兄弟戦争で使われた数多くのアーティファクトと、それに関連する呪文で占められている。シンボルは金床。このセットのカードの一部は、リバイスド版以降のセットに編入されている。カード総数は100種類。
 アンティキティのカードは、約1,500万枚が印刷された。


Legends/レジェンド

 このセットのカードは、ドミニアの歴史上の伝説的な存在を題材にしている。この伝説を表現するため、エンチャント(ワールド)や伝説の土地、そしてレジェンドといったタイプのカードが追加されました。このセットではまた、複数の色を持つクリーチャーが初めて登場した。シンボルはギリシャ式円柱の上部。このセットのカードの一部は、第4版以降のセットに編入されている。カード総数は310種類。
 レジェンドのカードは、約3,500万枚が印刷された。


The Dark/ザ・ダーク

 このセットのカードは、兄弟戦争の後に訪れた暗黒時代を題材にしている。シンボルは三日月。このセットのカードの一部は、第4版以降のセットに編入されている。カード総数は119種類。
 ザ・ダークのカードは、約6,200万枚が印刷された。


Fallen Empires/フォールンエンパイア

 このセットのカードは、暗黒時代と同時期に、南の大陸で起こったサーペイディア諸帝国の滅亡を題材にしている。このセットには、各色にトークンを生成する呪文が存在する。シンボルは王冠。このセットのカードの一部は、第5版以降のセットに編入されている。カード総数は187種類。


Ice Age/アイスエイジ

 このセットのカードは、暗黒時代の後に訪れた氷河期を題材にしている。アイスエイジは最初の Standalone Expansion(独立型拡張セット)として発売され、アイスエイジのみでデッキを組むことが可能になっている。また、累加アップキープやキャントリップ、積雪状態の土地などが登場した。シンボルは雪の結晶。このセットのカードの一部は、第5版以降のセットに編入されている。カード総数は383種類。アイスエイジ以降のカードは、それ以前のカードと比べて、白マナ・シンボルがわずかに異なっている。


Homelands/ホームランド

 このセットのカードは、強力な魔術師の結界から解放された土地を題材にしている。シンボルは斑点のある円で、大陸儀のように見える。このセットのカードの一部は、第5版以降のセットに編入されている。カード総数は140種類。
 トーナメント・ルールの変更によって、ホームランドは、アイスエイジ・ブロックに組み込まれている。


Alliances/アライアンス

 このセットはアイスエイジの拡張セットとして発売された。このセットのカードは、氷河期の末期の、混迷の時代を題材にしている。このセットでは、強力なピッチ・スペルと特殊な土地が登場した。シンボルは同盟の旗。カード総数は199種類。


Mirage/ミラージュ

 このセットのカードは、以前のセットで舞台となった大陸とは別の大陸で独自に発展した文明を題材にしている。ミラージュはまた、独立型拡張セットとして発売され、ミラージュのみでデッキを組むことが可能になっている。このセットでは、フェイジングと側面攻撃のルールが追加され、第5版にさきがけて、マナ・ソースなどのルールの変更も行われた。シンボルはヤシの木。カード総数は350種類。


Visions/ビジョンズ

 このセットはミラージュ・ブロックの拡張セットとして発売された。このセットのカードは、南の大陸ジャムラーで引き起こされた戦乱の経過を題材にしています。ミラージュとビジョンズには、3つの効果から1つを選択できる、魔除けの呪文が存在している。また、このセットでは、「場に出たとき」に効果を発揮するクリーチャーが多数登場した。シンボルは戦争の三角。カード総数は167種類。


Weatherlight/ウェザーライト

 このセットはミラージュ・ブロックの拡張セットとして発売された。このセットのカードは、ジャムラーでの戦乱で活躍した飛行船ウェザーライト号と、その乗組員たちを題材にしている。このセットには、墓地にあるカードを再利用する効果を持つ呪文が多く存在する。シンボルは開かれた本。カード総数は167種類。


Tempest/テンペスト

 このセットは、ラース・サイクルの最初のセットとして発売された。このセットのカードは、ドミナリアに接する別次元ラースを題材にしている。このセットでは、バイバック、シャドーのルールが追加されたほか、新たにリシドやスリヴァーといったクリーチャー・タイプが登場した。シンボルは雷雲。カード総数は350種類。


Stronghold/ストロングホールド

 このセットは、ラース・サイクルの2番目のセットとして発売された。このセットのカードは、ラースに存在する邪悪な要塞での攻防を題材にしている。このセットでは、ダメージを避ける特殊能力を持つ、コーという種族が登場した。シンボルは要塞の門。カード総数は143種類。


Exodus/エクソダス

 このセットは、ラース・サイクルの3番目のセットとして発売された。このセットのカードは、船長を救出したウェザーライト号の、ラースからの脱出を題材にしている。このセットでは、不利な状況で発動する、誓いや守り手といった呪文が登場したほか、このセットからアーティスト名と著作権表示がセンタリングされ、カードに通し番号がつき、希少度がシンボルの色で判別できるようになった。シンボルはアーチ。カード総数は143種類。

Urza's Saga/ウルザズ・サーガ

 このセットは、アーティファクト・サイクルの最初のセットとして発売された。このセットのカードは、はるか昔の兄弟戦争以降の、ウルザの軌跡を題材にしている。このセットでは、サイクリング、エコーのルールが追加されたほか、特殊なタイプのエンチャントが登場した。シンボルは2つの歯車。カード総数は350種類。


Urza's Legacy/ウルザズ・レガシー

 このセットは、アーティファクト・サイクルの2番目のセットとして発売された。このこのセットのカードは、トレイリアの事件以降のウルザの軌跡を題材にしている。このセットでは、条件が揃うことで発動する、特殊なタイプのエンチャントが登場した。シンボルはハンマー。カード総数は143種類。このセットから、1/100の割合で出現する、箔押し加工されたプレミアムバージョンが登場した。
 日本語版には、箔押し加工されたウルザズ・サーガの基本地形が混入している。


Urza's Destiny/ウルザズ・デスティニー

 このセットは、アーティファクト・サイクルの3番目のセットとして発売された。このセットのカードは、ウルザの新たな計画を題材にしている。このセットでは新たに、場から離れることで効果を発動させるクリーチャーや、対象を完全にゲームから取り除く呪文、手札を公開することで効果を得るクリーチャーや呪文が登場した。シンボルはフラスコ。カード総数は143種類。


Mercadian Masques/メルカディアン・マスクス

 このセットは、マスカレード・サイクルの最初のセットとして発売された。このセットのカードは、ラースを脱出したウェザーライト号の乗組員たちのその後の物語を題材にしている。このセットでは、ピッチ・スペルやインスタントのタイミングで使用できるエンチャントが復活したほか、レベルや傭兵、スペルシェイパー、モンガーといったクリーチャー・タイプが登場した。シンボルは仮面。カード総数は350種類。基本地形カードのプレミアムバージョンは、コモンカードのかわりに出現することもある。


Nemesis/ネメシス

 このセットは、マスカレード・サイクルの2番目のセットとして発売された。このセットのカードは、ウェザーライト号が脱出した後のラースを題材にしている。このセットでは、新たにフェーディングのルールが登場した。シンボルは長柄の斧。カード総数は143種類。


Prophecy/プロフェシー

 このセットは、マスカレード・サイクルの3番目のセットとして発売された。このセットのカードは、メルカディアン・マスクスやネメシスと同時期のドミニアでの戦乱を題材にしている。このセットでは、新たにリスティックと呼ばれる不安定な呪文が登場した。シンボルは水晶の原石。カード総数は143種類。


Invasion/インベイジョン

 このセットは、インベイジョン・サイクルの最初のセットとして発売される。このセットのカードは、侵略を開始したファイレクシアと、ドミニアの同盟との戦いを題材にしている。このセットでは、新たにキッカーと呼ばれる呪文やカヴーというタイプのクリーチャー、2つの呪文で構成されている分割カードが登場したほか、マルチカラーのカードが復活し、新たな伝説のドラゴンが登場した。シンボルはドミニアの同盟のシンボル。カード総数は350種類。


Planeshift/プレーンシフト

 このセットは、インベイジョン・サイクルの2番目のセットとして発売される。詳細は不明。


[ Portal ] − ポータルについて

 ポータルは、マジックの入門者用のセットとして発売された。そのルールは簡略化されており、ポータル独自のカードをマジックのトーナメントで使うことはできない。シンボルは5つの角を持つ円形の門。カード総数は222種類。


Portal Second Age/ポータル・セカンドエイジ

 このセットは、ポータルの改訂版として発売された。クリーチャーにタイプが追加され、イラストに銃が初登場した。このセットのカードも、トーナメントではポータルと同様の扱いを受ける。シンボルは円に近い五角形の門。カード総数は165種類。


Portal Three Kingdom/ポータル三国志

 このセットは、ポータルの改訂版として発売された。このセットは三国志を題材にしており、新たに馬術という能力が登場した。このセットのカードも、トーナメントではポータルと同様の扱いを受ける。シンボルは漢字の三。カード総数は180種類。


[ Starter ] − スターターについて

 スターターは、ポータルにかわるマジックの入門者用のセットとして発売された。このセットはポータルと異なり、本来のマジックのルールを使用している。ただし、このセットのカードも、トーナメントではポータルと同様の扱いを受ける。このセットでは、打ち消し呪文以外のインスタント、エンチャント、アーティファクトが省かれている。また、スターターセットには、入門用のビデオなどが付随している。シンボルは5つの頂点を持つ星。カード総数は173種類。


Starter 2000/スターター2000

 このセットは、スターターの改訂版として発売された。このセットには、入門用のビデオなどが付随している。


[ Unglued ] − アングルードについて

 アングルード、はマジック・ファン向けの拡張セットとして発売された。このセットは、トーナメントでは使うことができない「狂った」カードをテーマとしており、トークン・カードや基本地形が含まれている。カードの縁は基本地形を除いて銀色になっている。シンボルは割れた卵。カード総数は94種類。


Unglued 2/アングルード2

 1999年夏に発売を予定していたが、非常に残念なことに無期延期となってしまった。


[ Promo Cards ] − プロモーション・カードについて

 プロモーション・カードには、以下のものがある。

DragonCon Promotion Card/ドラゴンコン・プロモーション・カード

 Nalathni Dragonは、1994年のドラゴンコンで登場し、デュエリスト誌3号の付録にもなった。シンボルはドラゴン。
 このカードには、シンボルがない日本語版が存在する。日本語版は、ミラージュ日本語版印刷時に発生した印刷ミスに対する謝罪として、訂正カードと共に配布された。


Fiction Promotion Card/フィクション・プロモーション・カード

 マジックの小説を購入することで入手できるカードで、5種類存在する。シンボルはペン。
 ArenaSewers of Estarkは、小説「Arena」を購入した人に配布された。
 Windseeker Centaurは、小説「Whispering Woods」を購入した人に配布された。
 Mana Cryptは、小説「Final Sacrifice」を購入した人に配布された。
 Giant Badgerは、小説「Shattered Chains」を購入した人に配布された。


Arena Card/アリーナ・カード

 アリーナ・リーグに参加することで入手できるカード。基本セットにある2種類の呪文(Fireball,Disenchant)と5種類の基本地形の、違うイラストのカード。シンボルは円に入ったM。


DCI Card/DCIカード

 DCIのレジェンド・メンバーになることで入手できるカード。基本セットにある2種類の呪文(Counterspell,Incinerate)の、違うイラストのカードです。シンボルは円に入ったM。


APAC 1

 19987月に東京で開催された、アジアン・パシフィック・チャンピオンシップ(APAC)で、参加者全員に配布された新しいイラストの基本地形カード。シンボルはなし。


APAC 2/日本語版発売3周年記念カード

 オーストラリアで開催されたAPACで配布された、アジア地域をモチーフとした新しいイラストの基本地形カード。このカードはまた、日本語版発売3周年記念として、199810月から30,000組だけ配布された。


APAC 3

 シンガポールで開催されたAPACで配布された基本地形カードセット。万里の長城や富士山が描かれている。


Euro lands

 オランダでのみ配布された、315種類の基本地形カードセットで、メルカディアン・マスクスのボックス購入者に配布された。イラストには、ヨーロッパの情景が描かれている。


[ Prerelease Cards ] − プレリリース・カードについて

 第4版以降のセットでは、発売前に何種類かのカードをプロモーション・カードとして配布している。

第4版から2種類(各種雑誌):著作権表示が1994年になっている。
アイスエイジから13種類(各種雑誌、漫画):白マナシンボルが古いものになっている。
クロニクルから2種類(各種雑誌)
ホームランドから2種類(各種雑誌)
Floodgate(Duelist):字体が異なっている。
命の川(RPGマガジン):著作権表示が青色になっている。
砂州のクロコダイル(RPGマガジン):フレーバーテキストが異なっている。
金切り声のドレイク(RPGマガジン):字体が異なっている。
タールルームの勇者(RPGマガジン):字体が異なっている。
Dirtcowl Wurm(テンペスト・プレリリース)
Furnace Sprit(RPGマガジン4月号)
Tidal Warrior(RPGマガジン4月号)
Revenant(ストロングホールド・プレリリース)
Monstrous Hound(エクソダス・プレリリース)
Incoming!(アングルード・プレリリース)
Lightning Dragon(ウルザズ・サーガ):箔押し加工されている。
Beast of Burden(ウルザズ・レガシー):箔押し加工されている。
False Prophet(ウルザズ・デスティニー):箔押し加工されている。
Scent of Cinder(Duelist #40)Carl Critchlowのイラスト、番号は96a
Waterfront Bouncer(GAMEぎゃざ10月号)
Overtaker(メルカディアン・マスクス):箔押し加工されている。
Seal of Cleansing(GAMEぎゃざ2月号)

1999年世界選手権(マジック:ザ・ギャザリングフェスティバル)では、箔押し加工されたウルザズ・サーガの基本地形などが配布された。

199912月に発売されたコミックGOTTAには、イラストがクラシックのボックス・アートのものになっている大天使が付随している。この雑誌には茨の精霊も付随しているが、どちらもカードの裏面が通常とは違っているため、公式大会では使用できない。


[ The Astral Set ] − アストラルセットについて

 1997年に発売したWindows 95版のマジックにのみ存在する、独自のカード・セット。このセットのカードは、コイン投げやライブラリーのシャッフルとは違う、独自の無作為の要素を含んでいる。シンボルは流星。カード総数は12種類。


[ Unplayable Card ] − ゲームに使えないカード


Big Size Card/大型カード

 プロモーション用に、通常より大きなサイズのカードが配布されたことがある。それらのうち、賞品以外のものは以下の通り。

Aswan Jaguar(PC版マジック)、Black Lotus(Scrye #15)Chaos Orb(Inquest)Juzam Djinn(Duelist #12)Hurloon MinotaursSerra Angel(キャラバン・ツアー)、Jester's Cap(Duelst #18)Shivan Dragon(Duelist #20)、アリーナ版の基本地形(アリーナ)。

また、Rebecca Guayによる新しいイラストのSerra Angelが、Serra Angelコミックの1号に付随している。このイラストは、1997年カレンダーにも使われている。

19997月に発売されたスターター・ギフトボックスには、スターターのエキスパンション・シンボルを持つThorn Elementalが付随している。


Poker Deck/ポーカーデッキ

 2組のトランプのカードセットで、絵札にマジックのイラストが入っている。また、スペードのエースの中には、5色のマナが配されている。絵札のイラストは以下の通り。

裏面タイプ 肌色 紫色
ジョーカー Jester's Mask Jester's Mask
Jester's Cap Jester's Cap
キング スペード Shivan Dragon Crimson Hellkite
ハート Firestorm Hellkite Fire Dragon
ダイヤ Catacomb Dragon Alabaster Dragon
クラブ Ebon Dragon Dragon Whelp
クイーン スペード Serra Angel Warriro Angel
ハート Archangel(Portal) Archangel(Visions)
ダイヤ Seraph(5th) Selenia, Dark Angel
クラブ Starlight Angel Angelic Protector
ジャック スペード Black Knight(5th) Sidar Jabari
ハート Telim'Tor Order of the Sacred Torch
ダイヤ Benalish Knight Mercenary Knight
クラブ Knight of Valor Knight of Stromgald
宣伝カード Tシャツ リミテッド版フィギュア


Event Cards/入手不可能なカード

 Shichifukujin Dragonは、DCIジャパントーナメントセンター本部の設立時に寄贈された。このカードは、デュエリスト誌やホビージャパンから出版された「Welcome to DOMINIA(ドミニアへの招待2)」に掲載されている。

 1996 World Championは、1996年の世界チャンピオンであるトム・チャンフェンが所有するトロフィーの中に封印されている。このカードは、デュエリスト誌やエンサイクロペディア2に掲載されている。

 Proposalは、リチャード・ガーフィールド教授が婚約者にプロポーズするために作られた。全部で7枚印刷されたと言われている。

 Splendid Genesisは、ガーフィールド教授が父親となった記念に作られた。

 Islandsは、デュエリスト誌10号のエイプリルフール記事に、アラビアンナイトの初期ロットに存在するカードとして、イラストと共に掲載された。記事には、わずかに600枚程度が印刷されたのみと書かれてるが、実際には存在しないカードである。


[ Language ] − 言語について

 マジックのカードは英語版の他に、イタリア語版、ドイツ語版、フランス語版、スペイン語版、ポルトガル語版、日本語版、中国語版、韓国語版が存在している。


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