SOGNA |
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HP開設以来ず〜っとカウントダウン1位だったアニメエロ本シリーズ・・・・だったんですが・・・・。さすがに大分順位落ちてきましたねぇ。
さて、VIPERシリーズは内容と関係なく車にちなんだ名前付けちゃうから、全然知らない人にとってはあたかもZEPやCHICAGOのアルバム名の如く「どれがどれかさっぱりわからんぞ」となってしまう。そこで発表順に短評をば。いやどれがエロいかという話ね。くわしいストーリーとかは他のサイトで見てね。
まず全作品エロ順列を付けとこうか(独断で)。
GTS=F40>CTR>極楽>RSR>GTB(ここまでが買いのライン)>V16=V12>M1>BTR>V6=V8=F50>>V10>>>>>>>>>>GT1>>M5>M332
いやはや、わかりやすいでしょ。
VIPER−V6
1993
アニメADV/ゲームB/精液B(顔0:口1)オムニバスADV。つまらんやつ2つとかわいい悪魔・カレラちゃんの話の3つのストーリーが入ってる。
何年前になるんだ?これが出たのって。さすがにちょっと古いな、もう。しかしね、第1作にしてすでに口内射精→口からドロリをアニメでやってるんでっせ。しかもソニアの精液は黄色いんだ。んでドロっとしてる。そう「ハイジ」のアルムおんじが暖炉で暖めるチーズのように。最近になって普通の白いのになったが「凌辱」が出るまでは一番好みのザーメンだったな。カレラ〜〜〜!
ちょっと後で音声が出るようになるキットが出たんだけど。声優もうまかったよなあ。286、386時代にこの志の高さ。さすが第一人者。ま、アニメの量もまだ少ないし、お薦めとまではいかんけど・・・・。
VIPER−V8
1993
アニメADV/ゲームB/精液B(顔1:口0)オムニバスADV。ど〜でもいいやつが2つと宇宙人に顔射されるマクロスもどきのやつ、3つのストーリーが入ってるゾ。
V6と同じ(大ざっぱな評・・・・)。ただカレラが出てないぶん、V6の方より魅力は落ちるかも。これもわざわざ買うことはないな。2000円以下なら(え?まだ高い?)。
VIPER−V10
1994
アニメADV/ゲームB−/精液C(顔0:口0)オムニバスADV。印象に残らんやつ2とあすかちゃんのラブコメ1の3つのストーリーが入ってるニョロ(全部同じ説明やないか!と思われるかも知れませんが、でも実際そうなの)
これはねえ・・・。俺的には一番どうでもいいな。いやカレラと並ぶ人気キャラあすかが出てるんだけど。出てるけど・・・。けどね、顔射がない(・・・)。V6もV8もあったのに。これ買うぐらいだったらCTRの方が絶対いいよ。ねえ。あすかの出てくる「ノーザンライツ」の原画がマクロシュ7の桂枝毛(というか桂憲一郎)だからそういうところで買うなら。
VIPER−GTS
1994
アニメADV/ゲームB/精液A(顔3:口3)一本ものADV。一本まるごとカレラとメルセデス。
これは間違いなくいい。エロエロ。ザーメンまみれ。カレラ〜〜〜! ストーリーありません。ひたすらやりまくってるだけ。オープニングのソープ嬢からして違うぜ!これぞVIPERの神髄。みんな買おう!!でも短いからね、ゆっとくけど。密度濃いからいいか!いいよね!? 短いってゆ〜のはVIPERでは仕様と思わないと。F40以前の作品は長くて1〜2時間ぐらいじゃないか?プレイ時間。でもその短い中に顔射3に口射3でっせ。長いだけの ゲームよりよっぽどマシ。WIN版でもう一度カレラのエロエロフルアニメ作ってくれ〜。
VIPER−V12
1995
アニメADV/ゲームB/精液B(顔2:口1)オムニバスADV。ギャバンもどきとダーティペアもどきと魔女っ子○○もどきの3つのストーリーが入ってるのでア〜ル。
いままでVIPERシリーズは1強2弱の組み合わせでオムニバスを作っていたけど、ここにきてやっと3つ平等に力を注げるようになってきた。現在のゲームと時代背景抜きで比較できる初めての作品だろう。これが好きな人多いみたい。Hもそこそこいけてるし。
俺はやっぱトトカルチヨミかな。口射あるしね。でもブレイバンもピンでゲーム発売するんだって?俺はブレイバンが一番嫌いだよ。なんかHもストーリー(これは伝統だからしょうがないけど)も中途半端な、ノリで作ったもののつくってるうちに失速といういかにもなソニア的凡作のような・・・。でも、V12は買っても損はしないっしょ。うむ。
VIPER−V16
1995
アニメADV/ゲームB/精液B(顔2:口1)オムニバスADV。学園ものと異星人拉致ものの2つのストーリーが入ってるカモ。
う〜んこれは公平に見てみるとVIPERシリーズの最高傑作かもなあ。IMAGINEとRISEのふたつのストーリー、ホントに甲乙付けがたい。ストーリーが(ソニアにしては)かなりまともな前者(原画の人の名前知らないけど「お嬢様特急」のひと?)に対して、後者は出ました木村貴宏でエロエロ(といってもまだ控えめだと俺は思う)。
アニメーションは当然過去最高。プレイ後の手応えが今までと全然違う。全ての面おいて大幅に進歩した印象を与える作品です。こういうのをメルクマールというんだろうな。でも俺はGTSの方が好き。
VIPER−BTR
〜魔法の賭博師トトカル★チヨミ〜
1996
アニメADV/ゲームC+/精液C+(顔1:口0)一本ものADV。V12のチヨミが帰ってきた!ライバルを蹴散らして魔法の女王になるわよ!みたいな感じだったと思うけど・・・。詳細忘れた。
V16という傑作をものにしてオムニバスを打ち止めにした後の作品。作画は「めぞん」とか「トップ」やったかと思うと「スーパーリアル麻雀」とか「校内写生」とかやっちゃうアニメ界のチャーリー・シーン、森山ゆうじ。チヨミのCVはこおろぎさとみ。前作の勢いそのままのレベルの高い作品だ。・・・といいたいところだが、
これはないだろう。いくらなんでも短い。淡泊の一言。顔射は1回だけ(しかもライバルの方)、いや顔射に限らず、H3回は少ない。オムニバスの1話分じゃんか。それにチヨミが主役なのに一番Hなシーンはライバルの方だったし。最低でもチヨミとライバルの変身前と変身後各1回ずつ+二人交えて1、2回で計5、6個はエロって欲しかった。素材はいいのになー。残念。
VIPER−CTR
1997
アニメADV/ゲームB+/精液B(顔1:口1)一本ものADV。V10のあすかが帰ってきた!前作でくっついた主将と仲良くしてたら、そのいとこが出てきて・・・。さらにライバルも。二人はどうなる?というお話。
これはかなりお気に入りの作品。って「お前ストーリー覚えとらんやろ!」とゆわれそうですが。だってあすかがかわいいんだもん。かわいすぎる〜。主将死ね!(あ、キャラ萌えのHPじゃなかったね、ここ)。確かにあすかのHシーンはあんまりやらしくない。でもあすかだから許す。なぜか私はあすかに関してはフェラだけでも興奮してしまう。顔射があったらなお良かったが。清純派なんだね。でもその分主将のいとこががんばってるからいいよ。
この作品はV16のIMAGINEよろしくストーリーをじっくり見せるというタイプで、あんまりHじゃないです。が、さすがソニア。只では終わらない。エンディングに主将のいとこが唐突にレイプされるんです!ソロモンに駆けつけるマ・クベの如くあまりに遅すぎる助けが来る間にいとこさんは顔射(大量)、口射各1発ずつ決められてしまう。このストーリーバランスを崩してまでH度を守ろうとする(生け贄のいとこさんにはいい迷惑でしょうが)ソニアの姿勢まことに天晴れ。あ〜あ、このバランス感覚が前作でも発揮されていればなあ。
VIPER−F40
1997
アニメADV/ゲームB/精液B+(顔2:口2)一本ものADV。探偵もの。ってゆーか臓器提供にまつわるダーク&ヘヴィなお話。
ソニア初のWIN版の新作で新しいシリーズ「F」の1作目。とにかくストーリーの評判が悪かった。俺もダメだ。暗いし。陳腐だし。愛すべき人が次々不幸になっていくのもイヤだよな。こういう題材をを取り上げること自体、ソニアにあってないと思うんだけどね。
でもね、素敵な顔射あるよ(脳天気でごめんね、俺これだけあればいいの)!なにより原画が木村氏。しかもV16RISEよりも精液大幅増量だ!惜しむらくはどれもこれも望まれざるHなんだよねえ。和姦は・・・・・一つもないのか。何だかなあ。というわけでH度はかなり高いと思う。ヒロイン級に一番ハードなシーンが回ってくるのもポイント高いし。
アニメに関しては現在のVIPERシリーズのみならず、「GREEN」を含めた他のアニメゲーム全てを含めても最高の出来。声優も相変わらず一流。「ガオガイガー」の絵で天上ウテナが声やからなあ。「VIPER買うぐらいならエロビデ借りた方がいいわ」って人もいるだろうけど、アダルトOVAでここまでのレベルは無い。パソコンアニメもここまで来たか。これを最初に買っちゃうとV10から前の作品は買う気無くなるな。だから単に流麗な動きのエロパソコンアニメを見たいって人はこれを買ったらいいよ。なんだかんだいってもCGだけで金額分の作品にはなっていると思うし。プレイ後のエロ本的活用度はGTSについで高い(俺の場合ね)
VIPER−M1
1998
アニメADV/ゲームB/精液C(顔0:口0.5)オムニバスADV。植物人間とまぐわるやつと変態女同士の闘い、それと制服メガネっ娘が変なスライム&ロボットに襲われるやつの3つのストーリーが入ってるノシ。
オムニバス復活!んん?なんか前評判悪いぞ。いまいちなのか?んでやってみた。・・・・んん〜これは困っちゃったなあ。別にそんなに悪いとは思わんが、でも良くもない。F40より何か進化してるところもないし・・・・。つまり必然性のない作品というわけだよなあ。積極的に取れる所がない。エロも普通だし、何より作画レベルが下がった。絵に関してはずーと進歩し続けてきたのに。私はV12のリメイクをやってる気分だったよ。だからV12と同じぐらいの作品。
しかし、M1ってソニアのくせに射精シーンが全然ない(に等しい)。まして顔射をや。こりゃダメだ!何の為のアニメなんだ、コラー!自己批判せい!
VIPER−F50
未来特捜ブレイバン
1999
アニメADV/ゲームC/精液B−(顔2:口1)Fシリーズ第2弾。「V12」のブレイバンが1本物で登場。悪の組織「ドナーゲ」の悪事を阻止せんとブレイバンとアンリのお馴染みコンビに、助っ人シャインも加わって・・・。
え〜、ストーリー最悪。こんな酷い話があるかい!!何でマリが死ななアカンの!?悲しみを乗り越えて生きようとするマリの決意は、自分の命を懸けて愛する人を守ろうとしたクワガタの純情は、一体どうなるやぁ〜!!!ブレイバンが言ってたやろ、「人の命を何だと思ってるんだ!」って!その言葉、そのままソニアに送るわ!「F」シリーズのテーマ、「シリアス」ってのはそういうことなのか?単に悲惨なだけやないか〜!!!
当然Hシーンは凌辱オンリー。しかもストーリーの中にばっちり組み入れられていてワンカットごとにじゃまが入る。服を脱がす所からはじまって、最後フィニッシュで終わりみたいなフルシーケンスのHシーンは一回も無し。作画は「F40」ほどではないにしても「M1」よりはマシやし、汁は大量に出ている。が!こんなんじゃあ抜けないよ〜。素直にさあ、ブレイバン+アンリ+シャインのラブコメ&Hとマリ+クワガタドナーの悲恋を描けば良かったのに。ああ〜。悲しい悲しい。
最近はソニアに風当たりが強い。「もうこの形式は限界」とか「これならOVA見るわ」とか言う人多いんだ。何しろソニアのお膝元、メーカーHP内の掲示板でも「これでいいのかソニア」みたいな空気が流れてるもんなあ。しかしね、私に言わせればそういう人たちはもうソニアのゲームなんか買わないでどっかに行ってしまえばいいのだ。確かにソニアは十年一日のゲームしか作らん。この「F50」にしても「V6」の頃とほとんど同じゲームシステム。コマンド総当たりで、移動場所を2周すると次への展開が起こるなど、古色蒼然。しかし、これでいいのだ。ソニアには始めからより高いレベルのゲームを作ってやろうという野心などないのだ。ソニアがVIPERシリーズを通して研鑽を重ねてきたテーマ、それは「PC上でグリグリアニメーションさせたいぜ〜」。これだけ。ストーリーやゲーム性など始めからどうでもいいの。でも俺はそのソニアの無邪気さが好きだった。ユーザーの「もっとまともなゲームを作れ」という圧力はイソノカツオに半ズボンをいい加減脱いでビンテージジーンズをはけ、といっているようなものだ。無理なものは無理。それより「F」シリーズみたいにソニアの最大の魅力である「軽さ」を失ってしまう方がよほどもったいない。アニパロのグリグリアニメでええやんけ。もうソニアに無理な注文をつけるのは止そうよ〜。
VIPER−GTB
RISE AFTER
2000
アニメADV/ゲームB−/精液B−(顔1:口1)地底人達との闘いの後、いつも通り武道とバイトに明け暮れるあきら。そんなある日、あきらの勤めるファミリーレストランにサキが助けを求めやってくる。地底で巻き起こった一大事とは・・・。「V16RISE」の続編。
「F40」以来、恐ろしい勢いで凋落を続けているVIPERシリーズ。「F50」に至って、もうデッドオアアライブの瀬戸際に立たされたソニアの最後の砦がこのGTBだった。木村貴宏原画+あのカレラに続くエロエロ「GT」ライン。もう、これを外したらソニア滅亡!というところなのに、更に延期が重なってファンも爆発寸前(というかとっくに爆発はしてるけど)。一触即発、キューバ危機もかくやの不穏な情勢のなか遂に出ましたよっ。さて、ハルマゲドンは起こるのか、起こらないのか?プレイプレイ〜。
・・・。
つ〜か、ウザいわ。これ。また迷路グルグルたらい回しゲームやんか!「M1」でも散々叩かれただろうにまた何で?「V16」もそうやったからそれを拡張したと言うことなんか?な〜んもゲーム性ない。動き回るだけ。それに敵が弱すぎてザコもボスも楽勝やし。RPGみたいな戦闘のメリットデメリットないから、オレはMAP画面では全部「逃げ」やったよ。それが一番早いんやもん。つまらんよなぁ。ただし、負けたらHシーン突入なのでわざと負けることも必要なんやけど、こんな弱いの相手にわざわざ負けることに何の意味があるの?全然ゲームをやってるという感じしないんですけど。
しかも、この迷路のせいで最初のHシーンなんか、見事細切れ。Hシーン(ちょっと)−迷路−Hシーン(ちょっと)−迷路−Hシーン(ちょっと)−迷路・・・。ウザさ カオスクイーン遼子3 TURBO++級。こんなのやってられるかっつ〜のよ! 同じ子供だましやったら、迷路よりなぞなぞとかの方がまだ可愛げあるわ。こんなもん、いつもソニアがやってるコマンド総当たりと同じや。ゲームに何の関係もない、あからさまな時間稼ぎは頂けない。
え?ストーリーはどうだったって?・・・ま、別にいいじゃないか、それは。ソニアなんだから。むしろ、こういう風に軽く流せるストーリーこそがソニアの味であって、「F」シリーズみたいなことになったら目も当てられなくなる。という訳で今回はストーリーはコレで良かった。アニメとエロがあればいいの。
そのアニメに関して。これはまあ合格点と言える。オレは読んでないけど、雑誌など木村貴宏と似ても似つかないCGが載っていたらしく、一時はかなり絶望的な観測がされていて、オレのなかではスタープロ作画のマクロス並みの覚悟でいただけにこれはホッとした。確かにところどころ、あれれ?これ本当にキムタカ?というV.G.MAX的な作画も出てきたけど。とはいえ、作画が少々悪くても長くやっているだけあってソニアのアニメは絵の動きがいい。非常にアニメ!という動きをしてくれる。ジェリーフィッシュの「GREEN」も結構いいアニメを持ってきていたが、乳ユレの重さが違うね、やっぱり。ボヨ〜ンボヨ〜ン。ここら辺はさすが。つ〜か、これのせいで見限れないというか。
で、エロ。これもVIPERとしての最低ラインはクリアしていると思う。数もそこそこ用意してあるし。全体的にシーンが短めのキライがあるけど、ヒロインのあきらが一番いじめられるのも基本を押さえている。特に闘いに負けた時のHなどはシーンとしてジャマが入らず、エロに専念できる。これは前作「F50」よりはかなり良い。まあ許せるかな。
但し、「GTS」ラインの作品としてみるとこれは到底合格とは言えませんなぁ。大体、汁がダメダメ。こんなんVIPERじゃないよ〜。アニメで最も効果的なのは、乳、騎乗位の時の尻、そして汁でしょうが!もっと見せてくれ!一応口射と顔射ともに1回ずつあるけど、全然なってないっ。手抜きちゃうん?フェラの時も舐めてるときはチンチン描いてあるのに、くわえると透明になるし。ようわからん。
で、最初の問題に戻りますけど。この作品によって、ソニアの評価はどうなったか。え〜、やっとこさっとこ滅亡だけは避けられた、という感じ。このゲーム、予想に反してそんなに悪くなかった。かといってそんなに絶賛すべき出来でもない。でもこれって、ある意味ユーザーにとっては最悪の結果になったとも言える。これで握り拳を固めながらもまた次回作買わないといけなくなるのぉ。何と小憎らしい会社や。末路はきっと情死でしょう。
極楽VIPER PARADISE
2000
ムービーADV/ゲームB/精液B(顔12:口6うち新作部分は顔1:口1)栄光のVIPERシリーズの名場面を振り返ろう!V10〜F50までのHムービーを大量に使用し、更に新作ムービーも加えたノベルティすごろくゲーム。
VIPER史上初めてじゃないか?ゲームとして遊べるのって。このすごろく部分は非常にマトモにできてますな。この「マトモ」ってのがこの会社にとってどれだけスゴイことか・・・・。ビバ!外注!というところでしょうか?
ま、ゲームとしてもなかなか遊べるし、ムービーもこの上のレビューで賞賛しているようなVIPERの美味しいところはほぼコンプリート状態。ソニア初心者にVIPERを紹介するソフトとしてはよくできている。ソニアにしては珍しくヒットだ・・・・・と言いたいところだけども。
これは非常に中途半端な作品としか言いようがないな。
というのも。まず、VIPERの魅力というものを考えてもらいたい。それは言うまでもなく、そのアニメ技術。ブッチギリの原画レベルと動き、エロ。ローエンドマシンでも快適なその軽さ。しかし、この極楽VIPERに収録されているのは、全てムービーなんだな。いつものアニメじゃないです。画質は劣悪、しかもサイズが標準で320×200。これじゃあ海外HENTAIサイトのバナーですがな。オレは「F40」を初めてやったとき、その画面一杯に揺れる乳に衝撃を受けたもんだがこれじゃあインパクト半減以下です。なんぼゲーム部分がよくできていてもVIPERがヌケんかったら何の意味もない。
しかも今回の目玉である新作ムービーは全部合わせて3分ちょいです。何じゃそれ。音声は使い回し臭いし。
例えて言うとですな〜。ダビングしまくったHEY!HEY!HEY!の2時間スペシャルみたいなもんですわ。知ってるトークばっかりやがなっ!ほとんど見るトコあらへん。VIPERが好きな人ほど儲けが少ないですな。これはVIPER紹介デモディスク以上のものでは全くないです。しかし、これはデモとしてもそれほど効果的とも思えないね。この画質とは言え、ほとんどの名場面を見てしまった後に、もう一度「V12」を改めて買うヤツがいるだろうか?方や、もしそのすごろく部分のゲーム性に興味を覚え、「M1」なんぞに手を出した人がいたら、すこぶるガッカリすることになるでしょう。詐欺です。ここにプレミアムを一つ持ち込むとすれば、それはWIN版の出ていないBTRのムービーを入れることだったはずだが、それもなかったし・・・・。どういう人間が買ったらいいのかイマイチわからない・・・。
ま、今まで全くVIPERをやったことない人でアニメの画質に全くこだわらない人、無類のすごろく好きの人はどうぞ。でもこれで7800円が高いよ〜、絶対。これやったら「F40」か「CTR」買った方が・・・。
・・・但し!あすかのパイズリと顔射ムービーがありますっ。時間にして合わせてたったの30秒ぐらいですが、凄まじい勢いでかかりまっせ。あすかファンは飛び込め!ウヒョ〜!
極楽VIPER LANJERIE 赤・黒
2001
ムービーADV/ゲームC/精液B(顔12:口6)「極楽VIPERパラダイス」と同じで定価アップ。
つーか・・・・・
なめとるやろ、お前ら?
レビュー必要ありまへんわ。「極楽VIPER PARADISE」のムービーを高画質にして、2枚に分けて、外注の双六ゲームを難しくしただけのゲーム。
高画質なムービーにできるんやったら、最初からやっとけよ。何でお前らのさじ加減一つやねん。 これじゃ、ブートレグやがな。後から後から「遂に発見オンボード録音!以前の音源が霞んでみえます!全ボウイファン必聴!」とか出してきやがって!同じ日のナッソーコロシアムのライブ何枚買わすんじゃい!まして、オフィシャル自ら海賊盤何枚も出すなよ、コノヤロウ。
一応目玉の新作ムービー部分はウンコ同然。マジでウンコみたいな作画。汁もねーしな。前回も大概やったけど、新作ムービーは4つほどあった。しかし、今回は2つ。ご丁寧に全部で40秒ほどのムービーを二つのディスクに分けとるし。何ぼ高画質になったっても、所詮ムービー。オリジナルのアニメとは勝負にならん。あすかの顔射があったら不問に付しても良かったけど(ここら辺が俺の弱いところ)、これじゃあ、ダメ。ダメすぎる。
しかもこの内容なのに実質値上げ。テクモのDOA→DOAハードコアの値段据え置きにも驚いたけど、今回は「極楽VIPER PARADISE」が定価7800円に関して、こっちは2枚揃えると定価5800*2=11600円!元々プレビューの寄せ集めみたいな作品やのに、この価格はないやろう。これじゃ、ガイナより酷い。こんなんで成り立っていく世界なんか、エロゲ界は。恐ろしいな。前作を持っている人は絶対買ってはイカン。まあ、初めての人が買うのであれば止めはしませんがね、止めは。
何?次はタイピングソフト?
その次は「あきらと愉快な仲間たち それってソリティア?」でっか?
不労所得っていいよねぇ。
VIPER−M5
2001
ヘコアニメADV/ゲームC/精液C(顔0:口0)妖怪が色々出てくる話。
いやーストーリー、今までのVIPERでは一番良かった!どれぐらい良かったかというと、一番不調な時の高橋留美子の一万倍希釈ぐらい良かった。これでラストが変なハードボイルドじゃなかったら、9999倍希釈、更に、10分の1の長さやったら大サービスで5000倍希釈にしてあげてもよかったよ。いや、マジで最近では一番マシな話ちゃうやろか?逆に言うと、今まではこれ以下やったということになるんやけど。しかも、フェチには穏健なソニアが新しい属性をも提示!これからは人面創女らしいっすよ。かわいい女性の腹に顔が!ソニアのくせになんて先鋭的なっ。先鋭的すぎて二度と見たくないっす!
で、後は全部ダメね。いつも通り。
無意味なたらい回し強制移動に、時間稼ぐ以上の役目をもたない勝敗の決まった戦闘シーン(それでも2時間もあればコンプ)。「かつて」アイデンティティであった作画レベルは、みるも無惨。顔のデッサンをゆがめないでうつむかせることすらできないとは。カーロスリベラも驚きの凋落ぶりやのう。しかも、エロシーンの作画が一番良くない。フィニッシュシーンもなし。これで抜ける人がおったら、その人、兵藤ゆきでも抜けると思うよ。日常シーンの全部止め絵にしてでも、エロアニメに全精力をつぎ込まんと。せっかくたまにしか作らない新作オリジナルやのに、何でこんな無駄なことするんやろか。エロアニメが作れないソニアなんぞ、相撲ができない朝潮みたいなもんで、ブサイクなだけよー。勘弁してー。
毎度毎度悪口ばっかり。こんなに叩くんやったら、もうプレイせんかったらいいんやけど。我がサイトでほとんど唯一、一人でも多くの人に買わせないためのレビューです、最近のVIPERのレビューは。それでも「ランジェリー」シリーズよりは全て新作である分、まだ幾分健全ではあるやけど。しかし、そのせいで今のソニアの惨状がより浮き彫りになっていて辛いですわ・・・。良いところ全部捨てて、要らんところだけ残ってるというか・・・米のとぎ汁みたいなブランドになってしまいましたなあ。
VIPER−RSR
2002
アニメADV/ゲームB−/精液B(顔1:口0)魔獣退治に出かけるへっぽこ勇者の話。
買うな!という出だしのレビューを書こうと思っていたのだが・・・これまたいかんともしがたいものを作ってきやがる・・・やっぱりソニアやなぁ。
「これが出るまでは・・・」「これさえ出れば・・・」と沖ノ鳥島の護岸コンクリートのごとく、ソニアの滅亡を孤軍奮闘でくい止めていた最後の大作「RSR」。しかし、告知から既に5年の歳月が流れ、その間にソニアは壊滅状態。まともなゲームは全く作れなくなってしまった。スーパーカーどころかスズキマイティボーイになってしまったソニアだが、それでも頑なに「RSR」を発売予定表から外そうとしないところに、徳川埋蔵金を担保に銀行から融資を受けようとするが如しのうら寒さが漂っていたものだ。既に遺産も食いつぶし、原画家ブッキング能力もアニメ作成技術もなくなってしまったソニアにとって、「RSR」は全盛期の流れを残した最後の作品。これを出した瞬間にソニアの貯金は全てパー。したがって、実物は未来永劫見られないだろうと思われたのだが・・・。
しかし、その埋蔵金が遂に出た!ほんとに作っていたのか!という訳で、傑作であろうと駄作であろうとソニアに引導を渡す作品になるという、非常に変わった位置付けでもって、待ちに待った「RSR」が店頭に並んだのであった。
デカい・・・箱が。Xboxの本体ぐらいあるで。これだけでもソニアの気概がわかるというものだが、オレには箱のデカさと作品の面白さは反比例という「ミンク理論」がばっと頭に浮かんで、かなり不吉なものを感じてしまったが〜。
そして、ゲームは非常に不完全燃焼なものとなった。
何よりまず、ゲーム性が画期的。昔はエロアニメをてっとり早く見せることが特徴だったソニアだが、今はアニメの分量を確保できないので、エロに至るまで手順をどれだけ多く踏ませるかということに執着している模様。マップ曳き回しでゲーム時間を稼いだ「GTB」は記憶に新しいところだが、今回の「RSR」はそういう流れの極みと言っていいだろう。何しろ、ゲーム時間を稼ぐ方法が牛歩戦術でっせ。社会党かよっ。マップを歩くキャラの歩みの遅いこと遅いこと。それにダンジョンのマップもあの「GTB」よりも更に意地悪になっていて、階段を上がらせておいて行き止まりとかありますわい。この歩きのスピードで戻るのは辛すぎる〜!
敵との戦闘にしてもパラメータの概念がほとんどない上に何をやっても勝つようにできている。全く戦略性はなく、ただ時間稼ぎのためだけにある。戦闘シーンはキャンセル不能のエフェクトアニメ付きで、これもまた少しずつ少しずつ時間を稼いできよりますわい。マリーシアってやつですかぁ?これを平静な気持ちでできる人は生き仏よ。オレは体験版で1章だけやっていたので、かったるさに関してはかなり覚悟を決めて始めたつもりだったが、それでもマウスを握りつぶしたくなるような瞬間が何度もあった。FFXIの時代に何でこんな小学生が作ったみたいなRPG風徘徊ADVにイライラさせられてんのやと思うと涙出てきますな。
しかも、しかもだ。それだけ苦労しても報われないのは回想モードがないってことよ。これはこのレビューを読んでからプレイする人は要注意だけど、そんだけ苦労してもセーブデータを上書きしてしまったりしたら、後からエロ本として使う時のために、もう一度全部やり直してH直前データ作る羽目になるぞっ。セーブデータはきちんと取っておこう!男の声はオフにできひんしよ〜。8000円も払ってるユーザーを苦しめて何が嬉しいんや。
ストーリーも例によって全くダメ。しかし、ソニアのゲーム部分がしょーもないってのは誰も何も期待してないゆえ、買う買わないの基準にはならないから別にど〜でもいい。問題はアニメだ。
で、アニメに関して。これもまた何というか、微妙でね〜。しかし、これはゲーム部分の時の腹立ちとはちょっと趣が違っているんだけど・・・。
アニメの出来はいいんだよね〜、ほんと。動きはいいっすよ。動きだけ見ていたら近年最高の出来やと思う。やっぱり枝毛絵はサイコーです〜!どいつもこいつも可愛いったらありゃしない。おっぱいもプルプルやしねー。
ただし、それは完成している部分は、という注釈付きということで。やっぱ、「RSR」は未完成作品だったんだね〜。しかも、エロシーンにしわ寄せが来ている。必要なエロシーンの総数が圧倒的に足りないっ。それがはっきりわかるのが、二組のカップルが恋仲になるストーリーにもかかわらず、そのどちらにも純愛Hシーンがないところ。メインヒロインのカーラは監禁陵辱後に親友エランに助けられ、最後の戦いの前夜に二人は一つ部屋に集い、愛を告白しあう。しかし、いざCをしようとしたところ、カーラに陵辱の時のフラッシュバックが訪れて、頓挫してしまう訳だ。申し訳なく思ったカーラはエランに「口でしてあげようか?」というオファー。ところが、その天の恵みをエランが断るという大技披露!何をやっとんじゃい!ここまでタメを作られたら、当然平和が訪れた時に二人が身も心も結びついて幸せになるという展開しかないだろうよ!しかし、平和が訪れたラストで二人は訳わからん戯言をしゃべくって終わりなんじゃ!同衾は〜?同衾は〜?
カーラは陵辱シーンでかなりエロエロかましてくれるからまだマシやけど、他のヒロインのエロシーンは全くダメ。シーンの長さも短く、てっとり早く作れる陵辱シーンばっかりで、純愛Hみたいなじっくりとしたエロシーンは一つもない。イオタとかめっちゃ可愛かったからすげーエロシーンみたかったのにバッドエンド時の陵辱シーンのみ!もう一度言うけど、じっくりと最初から最後まで描かれたエロシーンは一つもない。時間ないんやったら、ストーリーの整合性なんかどーでもいいから、ストーリー部分は全部止め絵にしてエロシーンにアニメ全部回しでよかったのに〜。ショボーン。ただ、カーラへの顔射シーン、これは量的にもかかり方的にもかなりのもの。オレ的にはこれは何遍も使えると思うので、このシーンだけで元は取った(結局それか)。
結論。何だか文句ばっかり言っているけど、この作品、この期に及んでまだソニアを買っているような連中にとっては、はっきり言って買いだ。確かに全体としてはかなりダメやけど、アニメに関しては見るべきものはある。しかも桂枝毛やし。キャラ性やエロ度では「CTR」より落ちるにせよ、作画的にはそんなに差はないと思われる。しかし、ゲーム時間は「CTR」の十倍はかかる。したがって、密度も10分の1だと思って見てもらいたい。そりゃ、後悔するかも知れないけど、「M5」を買ってこれを買わないって方はないでしょ。まあ、ソニアに何の興味もない人は絶対スルーをお勧めしますが。
この作品は結構複雑な気分にさせられる。これが最初の構想通りに作られていたら、どれだけ凄いものになったんだろうかと思わずにいられないね。アニメに関しては目に見える部分の出来はよいだけに。カーラの陵辱シーンの出来そのままでラストに大ボリュームのHを用意できていれば、まさにソニアの金字塔になっただろうに・・・。そこかしこに見える輝きが余計にしんどい。これを企画した当時のソニアなら、これぐらいの大作を最後まで作り通せる力はあったかも知れない。しかし、今は作りかけた分を集めて繋げて何とか形に仕上げて発売にこぎ着ける、というところまでしかできなかったのか・・・という印象を受けた・・・何だかビーチボーイズの「スマイリースマイル」的な作品ですな。例え上等すぎ?
まあ、どっちにしてもこれでソニアは一段落か?プレイするときは是非、喪章を。
VIPER−M3−3.2
2002
無惨アニメADV/ゲームC/精液C(顔2:口0)オムニバス2本。
あれ?結局やっちまったよ・・・。もう、箱のデカさを見ただけでダメな匂いが漂ってきたんだけども・・・。
まあ、当然ながらポジティブなところは皆無なんで。何も話すことがないというか。ストーリーが何もないのはいつも通りとしても、アニメもスクープを越える勢いで衰えてますな。各シーンのカット最初の1枚目だけはまともな絵やけど、次の瞬間から崩れてくる感じ。つまり各カットで原画1枚状態。見れねーっす。「アルジャーノンに花束を」なんて言う作品がありましたが、もう既にアニメのいろはもおぼつかない退行ぶり。
結局、「M5」とか今回ぐらいが限界なんだね、今は。間に「RSR」が挟まったせいで少し忘れてしまってた。もう昔とは別の会社として考えないと。横浜FCみたいなもんだな、と言ってしまうと横浜FCに失礼かと思えるぐらいの出来でございましたね。ここから再び進化のベクトルに移行するには、「火の鳥」レベルの永い時間が必要か・・・?
次こそはスルー!