家内安全
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2008/10/26 (日)  母校への恩返し!
2008/10/19 (日)  秋の夜長は考え事が多い?秋眠も暁を覚えず!
2008/10/12 (日)  期間限定の助っ人参上!
2008/10/05 (日)  十人十色、蓼食う虫も好き好き!


2008.10.26 (日)  母校への恩返し!


 先日、出身高校の恒例行事となっている(らしい)ホームルーム講話に講師として参加させてもらった。これはOBから現役生徒に対して、これからの社会生活に役に立つと思われる様々な内容を実際に話して聴かせるもので、私は[浜松は日本一のガーベラ産地]と題して行なった。

 文芸大での農業経済学会の資料をそのまま使うことに決めていたので、特に練習もせず文字通りぶっつけ本番で臨んだ。今回で2回目のチャレンジになるのだが、前回の経験から話だけでは30分持たないと考え、実物のガーベラとパワーポイントを用意して行ったのだが・・・。

 当日は午後から雨が降り出す生憎の天気。しかも校舎は防音工事の真っ最中で教室が使えず、家庭科室にての授業となった。担当のクラスは文系で大半が女子。俄然やる気になったのはいいのだけれど、講師用の机が小さくノートパソコンを置いたら殆どスペースがない!仕方が無いので見本の花は回覧してもらうことに。

 「チョーきれい!」と反応は上々、と安心したのもつかの間、暑くて脱ぎかけたジャケットの端がチョーク入れを引っ掛けて落下!間一髪でナイスセーブしたものの、おっちょこちょいなのがバレバレで失笑を買ってしまった。しかも焦りも手伝ってなかなかスライドショー画面が出ない。やっとの思いでピロロとクララが登場した時は既にかなりの時間をロスしていた。

 もうこうなったら[後は野となれ山となれ]で、端折れるところは端折り倒して捲し立てた。ちょっと時間が余ったので、「失敗を恐れず自分の可能性を信じろ!」とか「一人で生きていると思わず生かされていると思え!」とか「初心と謙虚さを忘れるな!」などと聖人ぶってしまった。

 そうこうしている内にチャイムが鳴り、無我夢中でぶつかったHR講和は終了した。今思えば[ああ言えば良かった][こうすればもっと分かってもらえたろうに]と反省ばかりが口をつく。
そして最も残念だったのは余裕が無くて[可愛い子の笑顔を焼き付けて置けなかった!](そっちかい)
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2008.10.19 (日)  秋の夜長は考え事が多い?秋眠も暁を覚えず!



 このところ私にしては珍しく資料を作ったり、作付けを考えたりとデスクワークで忙しい日々を送っています。リアルタイムで行なっている[新花水揚げ・弁反り試験]や間近に迫った秋季目揃会の打ち合わせや準備で品質委員会も対応に追われてます。

 秋の需要期真っ只中のこの時期のクレームは今まで築き上げて来た[信用]をアッと言う間に失墜させかねません。部会員のみならず家族やパートさんたちまで一堂に会する目揃会は、文字通り秀品の基準や緩みがちな品質倫理を再確認させる絶好の機会なのです。

 委員長として時に厳しい言葉も織り交ぜながら、参加者が最後まで緊張感を持続し、話しに集中してくれるようにといつも心掛けています。が、自分も生産者のひとりですから「厳し過ぎず甘過ぎず」という[さじ加減]はなかなか難しいものです。

 最近になってようやくコツみたいなものが、おぼろげながら分かってきたような気がしています。要はいかに自分という人間を信頼してもらえるか(対PCのパートさんしかり、対部会員しかり)だと思います。

 聖人面して真面目な事を言ったとしても、陰で違う事をしていては説得力は生まれません。言うからには実行する、実行し続ける。で、間違った事をした時は素直に謝る。この積み重ねが信頼関係を作ると思うのです。「あの人に連絡すればすぐ来てくれる」「あいつにに言われたんじゃしょうがない」そう思われるように、力まず適当に頑張っていこうと思っています。

 と言う訳で、いろいろ悩み事や考え事が多くて、ついつい夜更かし気味の毎日の繰り返し。お陰で朝の目覚めはすこぶる悪く、二度寝、三度寝が習慣化しつつあります。春眠に続き秋眠もやっぱり暁を覚えないみたいです。     あーーーーーっ、眠てーーーーーーーーーーーーーーっ! 
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2008.10.12 (日)  期間限定の助っ人参上!



「この頃見かけない車が止まってるけど新しいパートさんでも入れた?」
ハウスが近い所にある知人が通り掛かりに聞いてきました。
「こんなに花が少ないのに入れる訳ないじゃん。あの車はねぇ・・・」

 10月1日から研修生がやって来ました。愛知に本社がある農業用ハウス資材のI社の新入社員S君。[現場を知らないといい仕事は出来ない]という社長の方針で数年前から実施されているということです。11月末までの期間限定ですが、いろいろ体験させて(こき使って?)実りある研修にしてくれればと考えております。

 冬場に向けてのダクト張り作業も、彼に手伝ってもらったお陰で極めてスムーズに設置完了。(やっぱ一人より二人だよね。サイドの固定張りの交換も頼もうっと)人手のいる仕事は居る内に済ませますか。あとは葉かきをひと通り回ってもらえば楽になるかな。とにかく期待してるからね!

 ちなみにS君の自宅は地元のK町で、本当に偶然なのですがPCガーベラの大黒柱でありセクハラ大王の異名を持つM.S氏の隣だったのです。家では[貝になっている]と噂のM.S氏ですが、大事な(聴かれてはまずい?)電話は家の外でするらしく「時々、声が聞こえますよ」とS君。(そりゃそうでしょ、あのボリュームだもの。PCから100メートル離れてる温室でも充分、声が分かる位だから数mしか離れてなかったら内容まで筒抜けでしょう)

 いずれにせよ短い間なんだから、ガーベラ栽培の現場を充分勉強して今後の指導や商品開発に生かして欲しいと思って接している毎日です。

 
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2008.10.05 (日)  十人十色、蓼食う虫も好き好き!



 10月最初の週末、近隣の町内ではお祭り真っ盛り。微かに太鼓や笛の音が聞こえてきたり・・。航空自衛隊浜松基地では恒例のエアフェスタが盛大に開催されたもようです。

 時折、爆音とともに高速で行き交うジェット機を見上げながら薬剤散布をしておりましたが、肝心のブルーインパルスのアクロバット飛行は見逃してしまいました。(まあ、昨日練習見たからいいとするか)

 さてお祭りも良いのですが、これからガーベラ農家では来期に栽培する品種選びに苦悩する日々が始まります。今週から各種苗会社のフィールドトライアルや品種説明会が目白押し、「これがいい、いやこっちの方が好きだ」と各自、資料と現物とを交互に見比べて採花本数や株の様子をチェック、最終的には個人の判断になるわけですが・・・。

 例えば同じピンクでもサーモン系や紫に近いもの、あるいは淡いものから濃い色までさまざまなタイプがある中で、作る人の感性によって選ばれて行きます。「俺だったら絶対にチョイスしない」ものでも別の人にとっては「ど真ん中ストライク」の場合もあるのです。

 これって何かに似てませんか?そうです、好きな異性のタイプと一致することが多いように思うのですが。万人が揃って○って言う場合はともかく、大なり小なり意見が分かれた時に決め手となるのは、ガーベラも人間も[好み]がポイントになるみたいです。

 ちなみに私の好みは色白の・・・、えっ、そんなの聞いてないって?アハハ、そうでした、ガーベラでしたね。
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