花業界の独り言
2009年3月
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2009/03/31 (火)  レイモンドチャンドラー「長いお別れ」
2009/03/30 (月)  山岡荘八「伊達政宗」
2009/03/29 (日)  スタンダール「赤と黒」
2009/03/28 (土)  ジョージオーウェル「1984年」
2009/03/27 (金)  アイラレビン「死の接吻」
2009/03/26 (木)  レイブラッドベリー「華氏451度」
2009/03/25 (水)  井上靖「風林火山」
2009/03/24 (火)  エドマクベイン「警官嫌い」
2009/03/23 (月)  城山三郎「勇者は語らず」
2009/03/22 (日)  「パンツの穴」
2009/03/21 (土)  落合信彦「男たちの伝説」
2009/03/20 (金)  フレデリックポール「ゲイトウェイ」
2009/03/19 (木)  村上春樹「風の歌を聞け」
2009/03/18 (水)  三島由紀夫「葉隠れ入門」
2009/03/17 (火)  門田泰明「黒豹シリーズ」
2009/03/16 (月)  ロバートAハイライン「悪徳なんか怖くない」
2009/03/15 (日)  筒井康隆「家族八景」
2009/03/14 (土)  アリステアマクリーン「女王陛下のユリシーズ号」
2009/03/13 (金)  トムクランシー「レッドオクトーバーを追え」
2009/03/12 (木)  鈴木光司「リング」
2009/03/11 (水)  大沢在昌「新宿鮫」
2009/03/10 (火)  ヴァンボクトー「宇宙船ビーグル号の冒険」
2009/03/09 (月)  宮本輝「泥の河」
2009/03/08 (日)  ジョンウィンダム「トリフィド時代」
2009/03/07 (土)  アルフレッドベスター「虎よ虎よ」
2009/03/06 (金)  大藪晴彦「蘇る金狼」
2009/03/05 (木)  灰谷健次郎「兎の眼」
2009/03/04 (水)  コリンウィルソン「賢者の石」
2009/03/03 (火)  ジェフリーアーチャー「ケインとアベル」
2009/03/02 (月)  大藪晴彦「汚れた英雄」


2009.03.31 (火)  レイモンドチャンドラー「長いお別れ」

曇り空の浜松
しかし、何となく暖かく感じられ
早春の気配です

今日から、鈴木家は
オトナ3人だけ、の家庭となりました

3つの子供部屋には
ベッドや机がそのまま・・・

春は別れと旅立ちの季節です

青春の一冊
レイモンドチャンドラー「長いお別れ」

ハードボイルドのヒーロー
フィリップマーロウのシリーズ中
私が一番好きな小説です

この小説ではないけど
フィリップマーロウの超有名なセリフ
「しっかりしていなかったら、生きていられない。
やさしくなれなかったら、生きている資格がない」









































































































































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2009.03.30 (月)  山岡荘八「伊達政宗」


今日は、ポカポカ陽気の浜松
何とも、サクラの花の良い香りが
そよ風が運んでいます

昨日は、長男の引越し
途中、富士山の朝霧高原を通過したが
気温は・・・ゼロ度
凍結箇所は無かったが、びっくりしました

3月も終わろうとしているこの時期に
日本列島全体が、寒の戻り
何かおかしい日本の天気です

青春の一冊
山岡荘八「伊達政宗」

私は、歴史小説も大好き
もちろん、戦国時代がやっぱり一番
そして、大好きな武将といえば、伊達政宗

信長、家康より、少しだけ若かった・・・
家康が築いた時代は
正宗を必要とする時代ではなかった

そして正宗の真価は
天下の夢を諦めた後にある

山岡荘八は、戦国武将の小説を多数発表し
横山光輝によって、マンガ化された
原作となった





































































































































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2009.03.29 (日)  スタンダール「赤と黒」


今日は長男の引越しでした

高速料金\1000が始まり
どんな大渋滞か・・・と思っていたら
交通量は少し多い程度
ただ、SAは車の駐車スペースが無くて・・・
全国各地の名果はきっと凄い売り上げか?

ETCが、「料金は¥3100です」
と言っても・・・¥1000
いろいろ問題ある作戦だけど
やっぱり、得する事は、「気持ち良い」

青春の一冊
スタンダール「赤と黒」
誰もが知ってる古典です

大藪晴彦の、伊達邦彦や、北野晶夫に通じる
強靭な肉体と冷徹な頭脳を併せ持つ主人公

出世の階段を上がっていくが
自分の本当の気持ちに気付く・・・

青春小説のスタンダードです



































































































































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2009.03.28 (土)  ジョージオーウェル「1984年」


今日から始まった、高速料金¥1000乗り放題
全国各地の行楽地が賑わいを見せています
地元の、フラワーパーク、いちご狩り園も
早くも駐車場が満車になりつつあります

明日は、長男の引越し
いつもなら、3時間程度で到着するが
どんな展開になることやら・・・
しかも、この時期に、「雪」の噂も

寂しさと、不安と、虚脱感の
日曜日が迫ってきました

青春の一冊
ジョージオーウェル「1984年」

1984年、世界は核戦争を経て
超大国の支配する世界となり
思想や言葉が統制される社会

そして主人公は、本質に目覚め
最悪のラストへ・・・

私達が20歳の頃は、マルクス全盛期
共産主義は、理想のイデオロギーと信じられ
ソビエトは多少揺らいだとはいえ
超大国として君臨していました

ソビエトをSFチックに表現し
このような小説を通して
共産主義を風刺していました

私も、18歳の頃
民生のバーベキュー大会に参加していました



































































































































































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2009.03.27 (金)  アイラレビン「死の接吻」


今週は、ガーベラではなく
地元の自治会や、花生産者の役員会が
目白押し

月、火、金と、同じ料理屋さんで
会合と飲み会が続いています

そして、次期役員が決まっていく
そして・・・私は・・・ヤバイ事ばかり・・・

気の重くなるばかりの今週ですが
部会の総会資料の提出リミットが迫ってきました

70%くらいは出来たのですが
ここからの、「まとめ」がヤマ場

パワーポイントを使って
如何に自分の思いを伝えられるか・・・

50歳は、主張だけでなく
地域のまとめ役としての役割が大きくなってきました

青春の一冊
アイラレビン「死の接吻」

心離れていく恋人達
やがて、資産家の恋人を・・・

完全殺人を実行し
その姉まで手に入れようとする大学生

太陽がいっぱいを連想する
青春小説です






































































































































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2009.03.26 (木)  レイブラッドベリー「華氏451度」


今日は、花見日和の浜松
とわ言っても、浜松の桜は
まだ3分咲き程度
週末には、絶好の花見のタイミングになります

そして、今週末の日曜日は
長男の引越し
高速道路の¥1000も始まり
大渋滞の予想
清水インターで降りようか
富士インターまで行こうか
週末の道路選択は、迷いそうです

青春の一冊
レイブラッドベリー「華氏451度」

現代は、ブラッドベリーが予言した
「華氏451度」の世界に近づいている
その世界とは・・・

書物が無い世界
本は全て焼却され、ラジオとTVだけが
人間の情報源になり
画一化され、コントロールされた
近未来を描いた衝撃作

こんな世界はありえない・・・と思っていたら
まさに現代は、ブラッドベリーの想像通り

ウォークマン、携帯電話、大画面TV、パソコン・・・
思考力、想像力を伸ばす道具ではなく
ただ、見る、聞く、流れている、そんな他動的な
マシンで溢れている

そしてそんな世界の結末は・・・






























































































































































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2009.03.25 (水)  井上靖「風林火山」


朝から小雨の浜松
肌寒くなり、ヒートポンプが止まりません
少しガーベラの出荷も少なめです

昨日から、お袋さんは
諏訪方面に旅行
長男は、一人暮らし対策で
焼きソバ作りに挑戦
食べたかったが
今週は、4回の飲み会
普段飲まないビールのせいで
二日酔い気味

今日は、午後から
静岡県西部農林事務所の偉い人たちが
視察に訪れる

こんな時には・・・映画でリフレッシュ
最近は、22時過ぎでも
ロードショーをやっている
便利な世の中になりました

青春の一冊
井上靖「風林火山」

巨匠、井上靖の大ヒット作
NHKの大河ドラマの原作
武田信玄と山本勘助の
深い絆がいつまでも
爽やかな余韻
武田騎馬軍団と
武田24将は戦国最強!!

長男は、信玄の本拠地の大学へ
躑躅が崎の館跡から、500mくらいの所
アパートはもっと近い

そこで長男に一言
「甲府では、信玄公は神様以上、もし長生きしていたら
 信長を破って、日本統一を図っていたはず・・・」

郷に入れば郷に従え!!








































































































































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2009.03.24 (火)  エドマクベイン「警官嫌い」


今日も快晴、風も弱まり
浜名湖の湖畔は、桜の季節を迎えようとしています

私達の周辺は、桜ばかりでなく
スモモ、桃、スナックエンドウ、そら豆・・・
春の浜名湖は、花の季節の到来です

青春の一冊
エドマクベイン「警官嫌い」

ご存知人気シリーズ「87分署」の第一作です
警察官を主人公に、遭遇するいろんな事件を
警察内部の視点から描き
家族とのこと、犯人との確執・・・
警察小説という分野を確立しました



























































































































































































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2009.03.23 (月)  城山三郎「勇者は語らず」


今日は朝から快晴の浜松
強風にあおられ、ガーベラ達は
少しヨレ気味
頑張ってくれ!! 我らがガーベラ君!!

昨日は、長男のお祝いで
ステーキハウスに行きました

普段、ケチの嫁さんですが
大学入学のお祝いということで
最高級ランクの松阪牛・・・
180g、¥8000!!の
サーロインステーキ、3人前!!

分厚い鉄板の上で焼かれた肉は
旨い、溶ける、タレいらない・・・
流石の一流品

しかし・・・やっぱり牛丼を
かっ込みたい!と思った私です

青春の一冊
城山三郎「勇者は語らず」

サラリーマン時代は
理想の働く男をリアルにドラマチックに描く
城山三郎の作品が大好きでした

特にこの作品は、日本の自動車産業の
ドライスティックなバイタリティーに
憧れました
こんな時代を動かすオトコになりたかった
当時の私です





































































































































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2009.03.22 (日)  「パンツの穴」


今日は朝から小雨の浜松
昼過ぎからは、雨足が強まり、雷の予報

長男は、高校のボート部の応援で
3日連続、山奥のダム湖に
自分の運転で行っている

自動車も、パソコンも、習うより慣れろ
車の挙動で、何をしたいのか、分るようになる
パソコンもいじっている内に
楽な方法、新しい関数が発見できる

今日から、平成20年度の、総会資料作成を
スタートしました
他産地から、講演を頼まれたので
ちゃっかりそれ用の資料とともに
作成する予定

まずは、平成20年度のプロモーションの集計から
結果、原因、企画、実行、記録、結果・・・
プロモーションは連鎖していきます

青春の一冊
ちょっとエッチな短編集
読者の投稿作品群
「パンツの穴」

マンガ雑誌に投稿された
読者の失敗談や
エッチなエピソードの数々

勉強の合間に・・・
じゃ無くて・・・メインで
何度も読み直しました

菊地桃子主演で、映画化されて
まさか、アイドル桃子が、脱ぐ・・・
と期待しましたが
残念でした







































































































































































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2009.03.21 (土)  落合信彦「男たちの伝説」


今日も気持ちの良い天気
朝一番からTシャツで仕事してます

昨日は、映画を見てきました
トムクルーズ主演「ワルキューレ」
ヒトラー暗殺計画とその顛末
緊迫した時間経過、人間模様・・・
これは必見です

連休初日ということで、
21時過ぎスタートのレイトショーに関わらず
ほぼ満席、久しぶりに、両サイドに人がいました

コーラ&ポテトフライ
普段は食べないけど、映画館での定番
最高のひと時です

青春の一冊
落合信彦「男たちの伝説」

自身の国際石油マンとしての経歴をもとに
ノンフィクション作家として
国際情勢や偉人達の軌跡を追った
スケールの大きな作品群

この作品はフィクションを織り交ぜ
野望に燃えるスーパーサラリーマンの
大活躍を描いた作品
俺もこんなオトコになりたいと思わせる
爽快な読後感

































































































































































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2009.03.20 (金)  フレデリックポール「ゲイトウェイ」


今日は雨の浜松
昨日から、急激な温度上昇
おかげで、ハウスのヒートポンプや暖房機は
温度設定では、運転ゼロ!!
夜間の高湿度と高温は、シミ、ボトの危険大
一時間おきに、強制運転してるけど
慎重な栽培管理が必要です

でもって、昨日から、各種設定を
初夏バージョンに変更・・・
日射設定、天窓開閉、保温カーテン、遮光カーテン・・・
頭が混乱してしまいます

青春の一冊
フレデリックポール「ゲイトウェイ」

どうも、洋モノは、SFかアドベンチャーが多い
この作品も、宇宙モノのSF

ある惑星付近で見つかった
謎の宇宙船、
その船は、光以上の高速船だった
しかし、どんな能力かも
宇宙図もなく・・・
しかし、夢見る地球人は飛び立っていく

シリーズ化され
そのたび毎にスケールアップ
宇宙は、私達の憧れです
































































































































































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2009.03.19 (木)  村上春樹「風の歌を聞け」


初夏の陽気の浜松
早くもTシャツ一枚で仕事しています
出荷量も増え、需要期に少しは貢献出来るかな?

昨日は、久しぶりむに「浜名湖ガーデンパーク」
に行ってきました
いずみ先生とイベントの打ち合わせ
その後にもう1本会議があったので
デートの時間が短くて
一緒に砂浜に行けませんでした・・・
今度は、春の「モネの庭」を一緒に見よう!!

青春の一冊
村上春樹「風の歌を聞け」

ご存知、村上春樹のデビュー作
ほぼ同時期にデビューした
村上竜「限りなく透明に近いブルー」
とともに
新しい時代の感性を持った作品

今もFMでやっている
ジェイクのバーで
いろんな著名人の聞き語り

そんな空気感を、日本で最初に作った作品

「ノルウェーの森」はノーベル賞候補らしい
(私は読んでいません)



































































































































































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2009.03.18 (水)  三島由紀夫「葉隠れ入門」


今日も快晴の浜松
昨日の全体会は終了が24時
楽しみにしていた反省会が出来ませんでした

今日は、午後から2本の会議
明日も、2本の会議
明後日以降も、毎日会議・・・

PCガーベラの役を抜けたとたん
地域や花の役が回ってきました

そして、長男の引越しも近づいてきた
何だか、ソワソワする期末です

しかし・・・電話では
「今、暇です、眠ってました・・・」
オトナのオトコですから・・・

青春の一冊
三島由紀夫「葉隠れ入門」

武士道とは死ぬ事と見つけたり

三島由紀夫の最後を暗示する
葉隠れで一番有名なフレーズ
江戸時代の武士の心得を説いた作品

三島由紀夫は、デカダンス溢れる
沈美な作品郡も面白かったが
私にとっての代表作はこれ

20歳の誕生日に、祝電が届いた
1年前に別れたカノジョから
文章は・・・・
「武士道は死ぬ事と見つけたり」

どんな思いで、送ったのか・・・
お互い若かった時代の話です


































































































































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2009.03.17 (火)  門田泰明「黒豹シリーズ」


今日もポカポカ陽気の浜松
しかし、何か変・・・

原因は「黄砂」
遠く、ゴビ砂漠から偏西風に乗って
何百キロの旅をして
日本列島に降り注いでいます

おかげで、収まっていた花粉症が
再び発症・・・
ヤクが必要です

青春の一冊
門田泰明「黒豹シリーズ」

これもハードボイルド
いったい幾つのシリーズがあるか
数え切れない、
黒木豹介が、世界を又にかけ
縦横無尽の大活躍する、活劇小説

大藪作品と同じ匂い
少し武器がグレードアップしているくらい
オンナにもてて、強く、心優しい・・・

ハードボイルドの主人公は
いつも憧れの対象でした
































































































































































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2009.03.16 (月)  ロバートAハイライン「悪徳なんか怖くない」


今日は、朝からポカポカ陽気
23度設定の天窓が、8時前に開き始めました

東京へファッションツアーに行っていた長男は
昨夜遅く帰ってきた
渋谷と大宮で買い物したらしい
さて、さて、どんなシティボーイに変身出来るやら・・・

青春の一冊
ロバートAハイライン「悪徳なんか怖くない」

SF界の3大作家の一人
アシモフ、クラーク、そしてハイライン
ハイライン作品で一番有名なのは
「夏への扉」だが
私は、この作品がNo1

お金持ちの老人が、不老不死を夢見て
選んだ手段は・・・

SF界の巨匠が描く
ファンタジーは、何となくエッチ
ミラクルワールドは、優しさに溢れている




































































































































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2009.03.15 (日)  筒井康隆「家族八景」


今日の浜松は、朝から気持ちの良い快晴
少し風が強いけど、行楽日和です

昨日から、長男は、大宮の長女の所へ
何でも、「イモ少年」を、
最新の東京ファションにさせるため
一泊2日の「フッションツアー」らしい

4月から大学生になる長男は
余りオシャレに興味が無いようだが
人は「見た目」で判断される場合も多い

社会人の長女が思う大学生ファションとは?
楽しみです

青春の一冊
筒井康隆「家族八景」

筒井康隆との最初の出会いは
NHKのTVタイムトラベラーの原作
「時をかける少女」
不思議な世界と、主演のオンナの子が大好きでした

そして20歳の頃
筒井康隆の大ブーム
当時は日本のSFの3大作家と呼ばれていました

テレパシーを操る、七瀬を通して写す
普通な幸せそうな家庭のウラ側・・・
夢中になりました
続編の「七瀬ふたたび」も、怖かった・・・

その時、タイムトラベラーが筒井の原作だと知り
しばらく、筒井フリークになりました

写真は、本作が本棚を探しても、見つからず
違う筒井作品です





























































































































































































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2009.03.14 (土)  アリステアマクリーン「女王陛下のユリシーズ号」


今日は、昨晩から続く、強風と雨の浜松です
午後からは、晴れの予報ですが
どうなることやら・・・

ヤバイです・・・
資料のリミットが・・・
全体会の資料、日本ガーベラの資料、マスコミ向け資料
浜松市への資料・・・みんな期日を迎えています
歯医者は昨日終わり、花粉症も治まって
今日から、フル回転です

しかし・・・合言葉は・・・「今、暇です」
大人のオトコは、「余裕」が無くなったら
ただの「ガンコジジイ」
そして私は、ただの「エロオヤジ」!!??

青春の一冊
アリステアマクリーン「女王陛下のユリシーズ号」
マクリーンの小説は
殆ど読み漁りました

この「女王陛下のユリシーズ号」は
私の読んだ戦争小説のNo1
第二次大戦の末期
イギリス海軍の巡洋艦「ユリシーズ号」

最強のドイツ艦隊に立ち向かう
弱小イギリス艦隊のエース

次々に命令される過酷な任務
勇気と決断、実行力によって
幾多の危機を乗り越え

衝撃のラストへ・・・
読後感は爽快の一言です!!

アリステアマクリーンは
八点鐘が鳴る時
ナバロンの要塞
ナバロンの嵐等
戦争映画の不朽の名作の原作家

本棚から、「女王・・・」が見つからなかったので
写真は「八点鐘が鳴る時」です







































































































































































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2009.03.13 (金)  トムクランシー「レッドオクトーバーを追え」


昨日、少しショックな事が・・・

いつも行くコンビニで
見慣れない二人の若者に声を掛けられた
「オジさん、久しぶり、俺覚えてる?」
ひげづらで、背の高い今時の若者
しかし、何となく面影が・・・

小学生の時教えていたソフトボールの子供達でした

一人は、早稲田大学に、もう一人は、工業大学の特待生に・・・
みんな成長したものだと感激していたら

「この前、チカコを駅まで迎えに行ったよ・・・」
チカコとは、私の次女・・・
お前ら、いつの間に、そんな事に、許さん!!

いつのまにか、子供達は、私の知らない世界を築き
私の知らない交流を広げています

しかし・・・寂しいモノです

青春の一冊
トムクランシー「レッドオクトーバーを追え」

CIAの調査官、ジャックライアンが
初登場した作品
本作もそうだが
映画化される率の高い作家

ロシアで開発された
ソナーに感知されない潜水艦
レッドオクトーバーを巡る
ロシア、アメリカの暗躍
登場人物たちの隠された思い

そして何より
頼りなかった、ジャックライアンが
米ロ危機を寸前で・・・

悩み、苦しみ、失敗し・・・
揺らがない信念に乾杯!!


























































































































































































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2009.03.12 (木)  鈴木光司「リング」


夏のような強い日差しが降り注いでいます
そして・・・大問題が発生中

用水が断水中!!
全ての畑の潅水が不能となっています

土耕栽培はまだいいけど
養液栽培の圃場は大ピンチ

私の圃場は、土系が主体なので
多少、緩衝機能は強いのだが・・・

明日から不順な天候になる予報だが
晴が続いて欲しいような、曇りになって欲しいような
断水は、金曜日まで続く予定です

青春の一冊
鈴木光司「リング」

御存知、恐怖映画の原作
しかし、私はこの本は
映画化の2年以上前に読みました

「リング」との出会いは、ブックオフ(中古本屋)
私に・・・「面白いよ、読んでくれ・・・」
と訴えていました

読み始めたら、止まらない・・・そして
眠れない!!
モンスターや、オバケ、スプラッター・・・
いろんな種類のホラー小説を読んだけど
一番怖かったのは、コイツ

映画より、TVより・・・一番怖いのは小説です・・・


































































































































































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2009.03.11 (水)  大沢在昌「新宿鮫」


今日は曇りの浜松
予報では、晴れ、降水確率0%だったのだが
肌寒く、強風の中、花粉が充満しています

昨日は、浜松市シティプロモーションと会議
明日は、キリンアグリバイオと会議
日曜日は、地元農家と会議
来週以降も、会議の連続
締切り間近の、資料は膨大・・・

3月は、締めの季節です

青春の一冊
大沢在昌「新宿鮫」
新宿署の鮫島警部が
キャリア採用なのに、所轄の警部
事件で知り合った
少女人気ロックシンガーと同棲中

味方の筈の警察は敵
いつも一人孤独な捜査を続ける
満身創痍な、折れそうな心
正義感以上の熱い心
かっこいい!!

大沢在昌は、大藪晴彦に通じる
ハードボイルド作家
殺した人間は、大藪より少ないが
登場人物は、多少人間臭い
大藪作品は、映画向き
大沢作品は、TV向き!?





















































































































































































































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2009.03.10 (火)  ヴァンボクトー「宇宙船ビーグル号の冒険」


ポカポカ陽気の浜松
春を通り越して、夏のようです

今日は、花採りの時に
遮光カーテンを引きました

季節の変わり目は
暖房、除湿、遮光・・・
いろんな技術のフル出動です

青春の一冊
ヴァンボクトー「宇宙船ビーグル号の冒険」

1950年に発表された
SF宇宙小説の金字塔
宇宙への憧れと恐れ
そして、人知を超えた人間の判断力

未知の生物と戦い、破壊され
それでも、宇宙の果てを目指す旅はエンドレス

ヒューマノイドは、永遠に成長し
宇宙の支配者になれると
信じられていた時代の小説

これは面白かった
PS、長男に貸し出し中のため、写真はありません














































































































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2009.03.09 (月)  宮本輝「泥の河」


今日の浜松
うす曇の肌寒い天気です

昨日帰ってきた次女・・・
どういう生活をしているのか
まだ、一回も会っていません
不思議な匂いたけが
存在を物語っているだけ

何でも、明日には帰るそうだ
その前に、一目見たいものだ!!
(親なんて、寂しい限り・・・)

青春の一冊
宮本輝「泥の河」

この作品との出会いは、映画でした
子供達の出会いと別れ
戦争の悲劇・・・

何より印象的だったのは
加賀まりこの演技
映画を見終わってすぐ
原作を買いに行きました

淡々とした道頓堀の人々の日常
しかし、戦争の傷跡が
ところどころに顔を出し
子供達にも、深い悲しみが伝わっていく

これは、泣ける作品です



































































































































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2009.03.08 (日)  ジョンウィンダム「トリフィド時代」


朝方は曇って、肌寒かった浜松
9時過ぎから、太陽が顔を出し
Tシャツ一枚で仕事しました

ヒートポンプを導入して
今までの温度管理一辺倒から
「湿度」コントロールが出来るようになり
日夜、頭を悩ましています

まずは、一日がどんな気温推移をして
どんな湿度推移しているのか
そして、温度と湿度と、
ガーベラの生育の関係・・・

久しぶりに?ガーベラ畑が面白い!!

青春の一冊
ジョンウィンダム「トリフィド時代」

トリフィドという、人類が育種した
油を採取するための、歩く植物が
全盲になった人類を襲うという
奇想天外なSF小説

人間社会には
希望や生きがいだけでなく
破滅や破壊という、刹那的な感情によって
新しい進化を遂げるという
ある種の、戦争肯定論がある

まったく想像できない世界観は
多感な青春時代に
衝撃的な一冊でした



















































































































































































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2009.03.07 (土)  アルフレッドベスター「虎よ虎よ」


今日は快晴、強風の浜松
いたるところで、「ハクション」の連鎖
私は、ヤクが効いており
今日は、多少ムズムズする程度

昨日は、午後から
ヒートポンプを導入した仲間の
全ての圃場を回りました

設定温度、湿度、置き場所・・・十人十色
それぞれの考え、経営、栽培、労働力・・・
万全な家などありません
それぞれが置かれた立場で
ベストを尽くすだけです

青春の一冊
アルフレッドベスター「虎よ虎よ」

SF小説
宇宙の漂流者となった主人公が
虎のような刺青をして
復讐を果たしていく物語

テレポーションやテレパシー
SF定番の超能力を駆使して
宇宙を暴れまわる

この頃のSF小説には
奇妙な宇宙論があり
現実にはありえない虚構の世界を
私達に教えてくれました





























































































































































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2009.03.06 (金)  大藪晴彦「蘇る金狼」


今日は雨の浜松
かなり激しい雨が降り注いでいます

そんな雨の中
地元の小学生がガーベラ教室に来てくれた

色とりどりのカラフルな傘
元気な声、こぼれる笑顔
愛おしい瞳に見守られるガーベラは幸せモノです

午後からは会議
これから毎日のように
何かの会議が続きます
3月は「締め」の季節です

青春の一冊
大藪晴彦「蘇る金狼」

「汚れた英雄」と並ぶ
大藪の代表作

憎しみだけに支配された主人公
「朝倉哲也」が
復讐を遂げる過程で気付いた新しい感情
その感情によって、破滅を招く・・・

スーパーボディと切れる頭脳
自己陶酔と、非情の意志
やはりカッコ良い!!




































































































































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2009.03.05 (木)  灰谷健次郎「兎の眼」


今日はポカポカ陽気の浜松
25度にセットしている自動天窓は
7時45分に開き始めました

ガマガエルが孵化し
黒く、小さなオタマジャクシになってきました

夜にハウスの点検に行くと
道路を横断している
折り重なったガマガエルの夫婦
腹の底に響くなき声です

これから、幾多の困難が待ち構えています
大人になる比率は0.1%以下?
エリート目指し 頑張れ!! 

青春の一冊
灰谷健次郎「兎の眼」

ほんとに感動しました
学校の先生と子供達の
暖かいふれあい
先生の成長物語であり
子供達の真実を見る目によって
大人たちが目覚めていく

後年の灰谷健次郎作品は
反社会的なイデオロギーが全面に出て
あまり好きではないが
この頃の作品群は
素直に感動させられます

































































































































































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2009.03.04 (水)  コリンウィルソン「賢者の石」


今日は、どんより、湿度の高い浜松
ハウスの中も、少しムシムシしています
花の量も減り気味
ガーベラ君を応援歌で元気づけよう!!

長男は、月曜日に高校を卒業しました
子供の頃は、すぐ風邪を引き
三人の子供達の中で
一番、虚弱体質だったのたが
高校3年間は、皆勤賞を貰った

三人の子供達みんな元気に育ち
浜松を旅立っていく・・・

来週、大学生の次女が帰って来るようだ
一泊二日だけらしい

きっと派手な化粧と服装・・・
それでも、元気なら良しとしよう


青春の一冊
コリンウィルソン作「賢者の石」

SF小説ばかりを読み漁っていた時

怪物や宇宙といった定番ストーリーではなく
意識の中で、時間旅行が出来る能力を持った
人間の物語

難解な言葉や、理解不能な描写
いまだに良くわかっていないのですが

何だか面白かった
















































































































































































































































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2009.03.03 (火)  ジェフリーアーチャー「ケインとアベル」


今日は時々小雨が舞う浜松
ヒートポンプが止まりません
久しぶりの寒さに
体がついていけません

今日は雛祭り
長女も次女もいない・・・
少し寂しげな雛人形
たまにはTELくらいしてこいよ

長女のイタリア旅行のお土産が
バースディカードとともに届きました

イタリアのいろんなパスタのセットと
キーホルダー・・・
嫁には、フェラガモのサイフ!?

この落差は・・・

青春の一冊
ジェフリーアーチャー「ケインとアベル」

銀行家のケインと移民のアベルの
半生を通して、アメリカンドリームへの野望と
銀行家の強い意志の激しい葛藤
そして、衝撃のラストへ・・・

ジェフリーアーチャーの代表作であり
最初の歴史大河小説
司馬遼のイギリスバージョンみたいなモノ

何度読み返しても、いつ読んでも
面白さ、感動は止まらない

続編として
「ロスノフスキ家の娘」が発行され
ケインとアベルは
子供達の時代になって
いよいよアメリカを・・・

読んでない方は、是非一読を
読み始めたら、止まらない一冊です

















































































































































































































































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2009.03.02 (月)  大藪晴彦「汚れた英雄」


今日は、長男の高校卒業式
いつものようにチャリンコに乗って
出かけて行きました

奥さんとパートさんは、卒業式出席のため
花採りは、私とお袋さんのふたりだけ

ヘトヘトになりながら
やっと夕方に作業を終了しました

静岡県には、最強の花粉注意報
東京ツアーの疲れと花粉症の薬のため
強烈な眠気・・・

しかし、夜に帰ってきた長男の
晴れ晴れとした顔を見ると
疲れも吹き飛びます

床の間には「お雛様」
鈴木家にも、春の気配です


今日から新連載のシリーズは・・・
我が青春の一冊
全て、蔵書です

音楽と本と映画
全部、私に大きな影響を与えました

中学時代から、現在まで
私のブックディスコグラフィーを紹介します

最初の一冊は・・・
大藪晴彦「汚れた英雄」
とにかく、一時期、大藪晴彦にのめり込みました

一日一冊のペースで読みふけり
最大50冊以上になり(廃品回収前)
私の最大の蔵書の作家となっています

その中の珠玉の一冊は
北野晶夫が、暴れまくるこの本との出会いが
大藪ワールドのスタートであり
私にとっての最高傑作

恵まれた裕福な家庭に生まれ
悲劇を乗り越え、オンナを糧に
カーレーサーとして、スナイパーとして
燃え尽きた一生のレクイエム・・・

レース、銃撃、セックス、冷徹な頭脳・・・
大藪作品の主人公は
ハードボイルド中のハードボイルド

登場人物がみんな輝いている理由は
成り上がろう!!とする強い意志

そんなオトコに成りたかった!!
二十歳の頃の私です



























































































































































































































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