カルタヘナ
(Cartagena)

寄 港 日 9月18日(土)
帰船リミット 同日19:00 出港20:00

<ジェネラルインフォメーション>

<寄港地での行動・思ひ出>

オプショナルツアー ◆Bコース「アフロコロンビアンと交流」
◆朝7時くらいだっけ。コロンビアに到着。コロンビアは私の中ではあまりいいイメージがない。むしろ物騒なところだとすら思っていた。ここでは現地の村と交流するのが最大の目的。子どもたちがたくさんいると聞いて、ちょっとワクワクしていた。
◆8時半頃に集合、ツアーバスで旧市街へ。バスの中ではツアーガイドさんがコロンビアの歴史・現状などを話してくれた。中でも驚いたのが、「国民の60%が貧困層」ということ。旧市街へ行くまで、またその市街の様子を見ればなんとなくわかる気がした。綺麗な家、お店もあるが、ボロボロの家もある。そしてここはまだ相当マシな所だとあとで気がつく。写真は旧市街を散策しているところ。
◆この散策をする前に、土産物屋が集まったエリアに行ったが、これといって買いたいものがなく、US$1でアクセサリーを買っただけだった。US$11持っていったのでUS$10余ったが、ふ〇が「あさこ〜。US$10持ってない?ハンモック買いたいけど足りないのよ〜。」と声をかけてきたので、貸してあげた。「人の財布ん中見えるんかい!」と思った(笑)ふ〇、ハンモック使ってるか〜(*^▽^*)?
◆二階のベランダから籠を下ろし、買い物をする女性。偶然通りがかった私たちのために、なんども籠を上げ下げしてみせてくれた。サービス精神旺盛な女性だった(笑)汗をかきながらゾロゾロ歩いてたのに、意外と現地人に遭わない。静かだなぁと思ってたところに、こんな生活の一場面が見れて、ラッキー。
◆炎天下の旧市街散策を終わり、目的地のアロージョ・デ・ピエドラ村へ。っと行く前に、まずは腹ごしらえ。ビーチの側にある「え?これがレストラン?」的なレストランへ(笑)芋やシーフード(出汁)のスープ、写真のメイン、甘いお菓子をいただく。このメインが美味!!トマトの横は香辛料がいい感じのライス、甘くないバナナをつぶして揚げたもの、素晴らしい味付けの魚の姿揚げ、そしてキャッサバを揚げたもの。バナナはむしろ芋に近い感じだった。キャッサバは芋の一種で、その澱粉から「タピオカ」を作る。「タピオカ」以外の食べ方をしたのは初めてだったので、感動。美味しい。それにしても、このお魚さん、スゴイ形相・・・え〇っちやゆ〇ーのや他のみんなのは普通やのに、私の魚だけ断末魔の叫びをあげてるようなお姿で。「そんな顔しても食ったんねん。」と思いながら完食♪
◆私たちをのせたミニバス(なぜか一台だけちっちゃかった)が村に到着。村中から大人も子どもも集まり、すごい人数。特に子どもの多さにびっくり。
◆Bコースは「マラカス隊」「壁画隊」「クンビア隊」の三つのグループに分かれた。私はゆ〇ーのとマラカス隊に入り、え〇っちはクンビア隊に。クンビアとはコロンビアのダンス。船内で衣装であるスカートを作り、ダンスを覚えて交流した模様。壁画隊は村の子どもたちと一緒に記念の壁画を一緒に描いた。写真は村内の学校の中。埃っぽく、椅子や机はボロボロ。
◆私たちマラカス隊は、さらに前半後半に別れ、一方がマラカスを作り、もう一方はその間に子どもたちに「折り紙」を教える。スタッフが折り紙を用意してくれ、私たちが子どもたちに紙を配り、前で教える。しかし言葉がわからない。「鶴がいい」と言われていたが、子どもたちが思ったよりも幼いし、鶴は高度すぎると思い、「飛行機」にした。私はまず、近くにいた子たちに言葉ではなく、ジェスチャーで一つ一つ一緒に確認しながら進めた。そしてその中で一番器用そうな子をみつけ、その子をまず褒めちぎると、まわりの子たちも「僕のも見て!見て!」とくらいついてくると思ったから。そしてその器用な子に、近くの出来ない子を手伝うように合図。これが通じるもんだ。外国の子は、紙の端と端を合わせるのに慣れていない。だから手を添えてあげて、一緒に折るのがいい。
◆やがてマラカス作りの番がまわってきたが、子どもたちに囲まれてなかなか抜けれない。みんな一度折った紙をひらいて、また「折って」とせがんでくる。ヤニックに「まだ作ってないでしょ〜。おいで〜。」と言われ、なんとか抜け出たものの、ペイントしただけでまた子どもに囲まれた。仕上げにニスを塗るはずだったが、子どもたちの喜ぶ顔を見たらどうでもよくなった。紙をもって囲んでくる子たちを一人ひとり膝の上にのせ、よく見えるように折ってあげる。じーっと手元を見ている子どもたち。連れて帰りたかった(笑)
◆16時くらいだったろうか。村ではA、Cコースも合流してフェスティバルが開催された。村の教会前でPB側と村民たちとでお祭りだ。大音量で音楽が流され、PB側から太鼓やダンスを披露。村側からも歌や劇のようなものを披露。でも大人が前にいってしまい、子どもたちはなかなかその様子が見れない。私になついてた子たちにどうしても日本の文化を見せたかったので、肩車をしてあげた。
◆写真は子どもを片手で抱くえ〇っち(笑)手前の男の子は私にすごくなついてくれて、ず〜っと側を離れなかった。このえ〇っちを抱く子とこの子のお兄ちゃんかな、手前の小さな子、それと私になついた少年をかわるがわる肩車してあげた。そんなことをしてるのは、私くらいだった(笑)
◆結局この子たちや他の子たちとはしゃぎまわり、イベントはあまり見ていない。でも体いっぱい使って飛びついてきたり、くすぐろうと襲ってくる子どもたちは本当にかわいい。本当に言葉なんか関係ないと思った。
◆大暴れした交流も終わりとなり船に戻るバスに乗り、出発を待っていたら、少年がバスの入り口に立っている。大勢のピースボーターと村人で、誰がどこにいるのかわからない状態なのに、私を探しにやってきてくれた!思わずバスの入り口まで戻った(ミニバスでよかった!)。もう嬉しくて涙が出そうになった。たった数時間の滞在なのに、ほんの少し一緒に大暴れしただけなのに、探しにきてくれた・・・そして最後まで手を振ってくれたあの少年。数分後、名前を聞いてないのに気がついた。スペイン語、やっとけばよかった。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。
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国  名 コロンビア共和国
首  都 ボゴタ
言  語 スペイン語
宗  教 カトリック
時  差 −14時間(正午の時、日本は午前2時)
通  貨 コロンビア・ペソ($) 1000ペソ($)=約41円 (2004年11月)
物  価 安い。ビール1500ペソ〜、ミネラルウォーター1g1000ペソ〜、地元のレストランで昼食5000ペソ〜 など 
治  安 旧市街の中はそれほど危険ではないが、治安がよくない所が多い。一人歩きはダメ。最近のコロンビアでは誘拐事件やテロがおきているので、最大限の注意が必要。
食べ物 日本人には甘いバナナ、甘くないバナナ、そしてキャッサバ芋を使った料理が珍しいかも。