日生学園のホームページに「日本人の創造性」についてヒントとなるような記事が載っています。

  1. 「同一化症候群」を生んだ原因として、「平等思想」=「競争を排除する思想」にあるとしています。「違うのが当たり前」であることを前提にした教育をしないから、「同じであること」に安心感を求める雰囲気が流れてしまう。
  2.  いじめ・・・子どもたちの中で、自分たちとは違うと感じる子どもを攻撃する。同じでないと排斥される。ルーズソックス現象。  違うことが当たり前ではなくて、同じことが当たり前。
  3.  他と違う個性を持った生徒は、嫌々(多くの場合無意識に)他と違うものを抑圧させて、皆と合わせる。これが、ストレスとなって、ついには学校に行けなくなってしまう。

詳しくは、
  1. 同一化症候群
  2. なぜ不登校になったのか


を見てください。 どうでしょうか。 このような子供たちの中から、「創造性豊かな人間」が生まれるのでしょうか。むしろ、不登校になった子供たちの方が、個性的で創造性を発揮しそうですね。全国の企業の皆様、規格にはまった優等生の時代は終わったのではないでしょうか。学歴ではなく、本当に個性を発揮する人材の育成と登用が重要になるのでしょうね。


 どうやら、違いを認め合うことの重要性に気がつくべきでしょうね。


(03・03・11) 遠山 勉