趣味と特許・その趣旨
弁理士 遠山 勉
(2001年10月22日初稿・・2009年7月修正)


 趣味と実益を兼ねようという趣旨ではないのですが、自分の趣味を特許の視点でみるとおもしろいのでは、と思い、最初はゴルフギアの話題を特許がらみで、書こうと思ったのが始まりのコーナーです。

当初の趣味はゴルフ。
ゴルフがおもしろいのは、ゴルフスイング自体は技能であり、そこにデジタル技術が入る余地がなく、人間のもつアナログ的要素に負うところが大きいからだと思っています。(ゴルフクラブの開発や練習方法にはデジタル技術が入る余地はあります。)
 昨今のゴルフクラブやボールの技術的発展は、目を見張るものがあり、無類のゴルフ好きとして、また、弁理士という職業についている者として、特許という観点からゴルフを覗くのも興味深いものと考え、ゴルフと特許という特集を組んだのでした。
 ここでの目的は、
@ゴルフの一つの楽しみ方として、特許の話題を持っていただくこと。
Aゴルフの世界では、模倣商品が結構多いことに鑑み、模倣のルールを知っていただき、適正なゴルフ業界の発展を望むこと。
B誰もが親しみやすゴルフに関する科学技術を通じて、特許制度を知っていただき、特許知識の啓蒙・普及を図ること。
 という点を当面の目的としたのでした。

 その後、趣味が変遷。ゴルフに行く回数も減ってきたので、このコーナーもリニューアルにしようということで、後、2年もすれば世代交代となるのでしょうね。



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