大手電気メーカーの営業車をカスタムペイントするという贅沢なことをしてしまいました。
元々は屋外用のインクジェットシートが貼ってあったのですが、一年でボロボロになり、丈夫な仕上りがいいということで、カスタムペイント仕様に変更することにしたようです。
まずは、もともと貼ってあったシートを剥がす作業から入ったのですが・・・シートの糊がボディ側にガッツリ残っていて、かなり大変な作業になりました。
ボディの表面を綺麗にした後は、窓などをマスキングして、赤の全塗装に入り、キャラクターを描く部分の下地を白で塗り、マスキングしながらパーツをひとつひとつ塗っていきました。
塗幕の薄いカスタムペイント部分を保護するために、途中で捨て吹きクリアーを何度も吹きつけながら作業を進めていきます。
最後に、車体全体を再びクリアーでコーティングして完成です。
ベースコートとカスタムペイントは、全て「変性ポリエステル樹脂塗料」を使用していますが、トップコートは必ず2液タイプの「ウレタン樹脂塗料」を使用しなければなりません。
こういう絵柄の場合、フリーハンドでガンガン描くということが出来ないので、結構大変というか、時間が掛かる作業になってしまうんですよネ。
でもその甲斐あって、エッジの効いたキッチリとした絵柄に仕上がったと思います。

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