第71回選抜高校野球大会

対戦カード

学校名は勝利校,学校名は敗退校,背景色   は勝利予想校

31 試合中 15 試合が的中
※試合内容が全然違っても,勝敗が当たっていれば「的中!」にしてます(笑)

99年夏の大会はこちらからどうぞ.

回戦 対戦日 対戦カード コメント
1回戦 第1日 第1試合 東海大三3−5浜田 東海大三の打力を浜田・浅野が封じれるかどうか.守りは浜田が上だけに,序盤が重要か
→ その序盤,浜田の5番・焼杉が二者を置いて三塁打を放ち先制.東海大三も追い上げるが,浜田は5回にも3点を追加,8回の反撃を2点で喰い止め,開幕試合をものにした.
ハズレ
第2試合 沖縄尚学1−0比叡山 比叡山の本格派好投手・村西と,主将・比嘉寿光を筆頭とする強力な沖縄尚学打線の対決がみどころ.比叡山が先手を取れば有利か
→ 村西と沖縄尚学・比嘉公が互いに持ち味を発揮し,投手戦となった.これといったチャンスもないまま中盤まで試合は進む.そして7回,6回に2死1,3塁のチャンスを逸した沖縄尚学が,1死3塁から有銘がスクイズ.本塁は微妙な判定ながら,走者・松堂がうまくタッチをかいくぐり生還し,結局この1点が決勝点となった.
ハズレ
第3試合 市川2−1鳴門工 投打ともレベルの高い市川が優勢だが,エース・渡辺が県大会のような粘りのピッチングを見せれば,鳴門工にも勝機はある.がんばれ市工!
→ 4回,パスボールで1点を失った鳴門工だが,渡辺は徐々に調子を上げて市川に追加点を許さない.そして6回には1死2塁から,渡辺ショートゴロの間に走者北尾が3塁に進み,これに気を取られたかショートが1塁へ悪送球,同点に追いつく.しかし7回,この回先頭の市川・今村にど真ん中の球をジャストミートされ,大会第1号本塁打を許す.8回,9回とチャンスは掴んだが得点には結びつかず,26年ぶりの校歌は聞くことができなかった.
ハズレ
第2日 第1試合 駒大岩見沢14−5神戸弘陵 昨夏の甲子園を経験したメンバーが8人も残っている駒大岩見沢が有利か.神戸弘陵・西島の立ち上がりを攻められるか
→ 制球の定まらない西島,のっけから3連続四球で満塁として連打を浴びるなど2回で轟沈.その後も得点を重ね,14安打で14点をあげた駒大岩見沢が,神戸弘陵の反撃を5点に抑えた.弘陵は,3番手の2年生ピッチャー・藤原の好投が夏への好材料.
今大会初の的中!
第2試合 東北0−2玉野光南 センター返しのバッティングを心掛け,連打で大量点を奪う東北が,小型だが堅実な野球をする玉野光南を僅差で破る
→ 中盤まで両チームともに無得点の緊迫したゲーム展開だったが,8回に玉野光南が3本のヒットなどで均衡を破り,そのまま完封勝ち
ハズレ
第3試合 横浜5−6PL学園 1回戦屈指の好カード.正直言ってどちらが勝つかわからない.3連敗はしないだろう,というだけの理由でPLを支持
→ 初回から打撃戦の様相.ミスも多かったが,鍛えられた両チームの対戦だけあって見応えあり.5回まで5-3とPLがリードしていたが,6回に吉田が同点のセンター前タイムリーヒット.またしても延長かと思われた8回裏,PLは2本のヒットで無死1・3塁のチャンス.1死後,田中雅が浅いレフトフライを打ち上げ,3塁走者・中尾が果敢にタッチアップ.この返球が走者に当たって勝ち越しのホームイン.そして9回,植山が最後の打者を三振に打ち取り,3度目の正直で横浜に雪辱を果たした.試合後,両チームの選手がベンチまで行って握手をする姿が印象的だった.
的中!
第3日 第1試合 長崎日大2−3駒大高 両チームとも好投手を擁し,守りも堅い.接戦が予想されるが,長崎日大の継投がうまくいけば有利
→ 試合開始が大幅に遅れたが,それを感じさせない集中力のある試合展開となった.駒大が先制し,長崎日大が追いつきさらに逆転.しかし駒大が再び同点に追いつくと,最終回無死2・3塁からエース・坂上の深いセンターフライを打ち上げ,これが犠牲フライとなって今大会最初のサヨナラゲームとなった.
ハズレ
第2試合 東邦1−5平安 伝統校同士の対戦だが,今年のチームの仕上がりは東邦が一枚上手か
→ 東邦の速球派投手・朝倉から12安打で5点を奪うなど,平安の打線は想像以上だった.投げては2年生ピッチャー・香川が,制球に課題を残したものの1失点と好投.先制の足がかりとなった3回のダブルスチールや,9回のレフト・林直の本塁への好返球など,非常に高いレベルの野球を見ることができた.敗れた東邦も,無失策で締まった試合展開に貢献.ナイスゲーム,といいたい.
ハズレ
第4日 第1試合 福井商2−5日大三 強打の日大三が圧倒か
→ 初回に先制されたものの,その後着実に得点を重ねた日大三が.最終回の福井商の反撃も1点で抑え,力の差を誇示した.
的中!
第2試合 岩国2−4水戸商 技巧派の水戸商・三橋が岩国打線を翻弄できるか
→ 両チームとも,ランナーは出すもののなかなか得点に結びつかない.岩国は最後まで三橋を打ち崩せず,結局2回に本塁打などで3点を先制した水戸商が,そのまま逃げ切った.
的中!
第3試合 明徳義塾3−2滝川二 強豪同士の対戦.明徳はこれに勝てばトントン拍子で勝ち進みそうな予感だが,油断は禁物
→ チャンスを生かせない明徳,チャンスを併殺で潰してしまう滝川二.両チーム得点のないまま終盤戦.7回,明徳は倉繁のタイムリーで2点を先制するが,9回土壇場で同点となり,延長へ.そして10回裏,2死3塁で西岡がセンター前にサヨナラヒットを放ち,接戦に終止符を打った.
的中!
第4試合 海星5−4九産大九州 東海チャンプ,手堅い野球の九州を一蹴できるか
→ 初回に3点を先制するなど,常に試合の主導権を握る九産大九州.コツコツと…というイメージがあったものの,打力もなかなか,投手・植津も上々のピッチング.一方の海星も,離されまいと必死にすがりつく.そして同点で迎えた8回,藤村(藤村富美男の孫)がツーベースを放つと,代打・大台がセンター前にタイムりーを放ち,この試合初めてリードを奪う.そして最終回,エース・岡本が3人でピシャリと抑え,見事な逆転勝ちを収めた.
的中!
第5日 第1試合 峰山1−3日南学園 大会ナンバー1の呼び声高い峰山・川原vs九州チャンプの日南打線だが,エース・春永も好調な日南が峰山を封じ込めて貫禄勝ちか
→ 序盤に1点ずつを取り合った後は,3度のスクイズ失敗が物語るように,互いにホームベースが遠かった.峰山・春永の両投手の粘投の結果,延長へ.日南は10・11回ともに走者を3塁まで進めるが得点できない.峰山も,9回・10回と得点圏に走者を置いたが無得点.そして迎えた12回,日南は2死1・2塁から野辺が均衡を破るタイムリー.さらにエラーでもう1点を重ね,粘る峰山を振りきった.
的中!
第2試合 柏陵5−7静岡 投手力の差で古豪に軍配か
→ 1回表に静岡が先制したものの,その裏エース・高木が乱調で一気に5失点.しかしそこからが凄かった.2回,3回,6回と1点ずつを返し,さらに8回,ついに同点に追いつく,高木は完全に復調し,柏陵打線を抑え込む.10回・12回にピンチを背負ったがそれも切り抜けると,13回に内野安打とツーベースでついに逆転.後続にもヒットが出て,7-5とリードしてそのまま逃げ切った.
的中!
第3試合 金足農8−12今治西 東北大会優勝の底力を見たい気もするが,四国勢を応援したい
→ 今日3試合目の延長戦は,10回になって疲れの見えた金足農・北島を破壊力のある今治西打線がとらえ,打撃戦にピリオドを打った.
的中!
第6日 第1試合 高崎商6−7高田 川原(峰山)と並んで評価の高い高崎商エース・松本.制球が安定すれば
→ 高崎商が常に先手を取り,高田が追いつきそうになると突き放す展開だった.しかし8回,高田は4連打でついに同点に追いつくと,大会史上初の4試合連続となる延長戦へ.延長になってからは高田がペースを掴んだが,毎回サヨナラのチャンスを作るものの得点できない.しかし14回裏,2死2塁から松村がセンター前に弾き返し,44年ぶりの校歌を聞いた.
ハズレ.8試合連続的中ならず
2回戦 第2試合 浜田3−5沖縄尚学 的中!
第3試合 市川8−3駒大岩見沢 ハズレ
第7日 第1試合 玉野光南3−15PL学園 的中!
第2試合 駒大高7−9平安 的中!
第3試合 日大三0−3水戸商 ハズレ
第8日 第1試合 明徳義塾1−5海星 ハズレ
第2試合 日南学園3−0静岡 的中!
第3試合 今治西7−3高田 的中!
準々決勝 第9日 第1試合 沖縄尚学4−2市川 ハズレ
第2試合 PL学園6−0平安 的中!
第3試合 水戸商4−3海星 ハズレ
第4試合 日南学園5−8今治西 ハズレ
準決勝 第10日 第1試合 沖縄尚学8−6PL学園 ハズレ
第2試合 水戸商11−3今治西 ハズレ
決勝 第11日 第1試合 沖縄尚学7−2水戸商 九州4校目対関東5校目という,まーったく予想だにしなかった決勝カード.日本中のどこを捜しても,開幕前にこの2校が勝ち残ると考えた人はいないだろう.水戸商・三橋の緩急をつけたピッチングはお見事.沖縄尚学には,同県初の優勝をしてほしい気もするが,かわしてかわして水戸商が優勝旗を手にしそう
→ 水戸商先制も,沖縄尚学はすぐに追いつき,さらに中盤逆転すると次々と追加点をあげ,投げては照屋がエース・比嘉を補って余りある力投で,ついに沖縄県勢初の優勝旗を手にした.
ハズレ


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