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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ヨツバヒヨドリ キク科  ヒヨドリバナ属 四葉鵯
四国・近畿〜北海道の山地・亜高山の湿地・草むら・林縁・登山道脇に分布する多年草。

8月〜9月に淡紅紫色〜白色の花を咲かせますが、ヒヨドリバナ属の仲間(ヨツバヒヨドリ、ヒヨドリバナ、フジバカマ)は似ていて、慣れないと見分けにくいので判別のポイントを覚えましょう。

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)の葉は、長楕円形で4枚(稀に3枚)が輪生します。
ヒヨドリバナ(鵯花)の葉は、葉が裂けておらず2枚が対生します。
フジバカマ(藤袴)の葉は、深く3裂しています。
尾瀬では各峠への登山道に多いのですが、見晴(下田代十字路)・尾瀬沼東岸などでも7月下旬〜10月上旬の長い間、よく見かけます。

私自身が一番多いと感じ、しかも濃い鮮やかな色のヨツバヒヨドリが多いと感じるのは富士見林道(富士見小屋〜富士見下)で、特に馬洗淵〜アヤメ平下の群落の印象が強く残っております。