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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ワレモコウ バラ科 ワレモコウ属 吾木香・吾亦紅
九州〜北海道の日当たりの良い草地・草原・湿原に分布する多年草。

信州・上州の高原によく生えていることから、或る程度の標高が必要と感じ勝ちですが、標高の低い愛知県豊橋市の葦毛湿原(標高:65m)にも自生しています。

他に例のないほどの形をした花穂で、一度見ると忘れられません。

高原では7月中旬〜8月下旬まで花が咲きますが、ワレモコウは一度に花穂の花が開花する訳ではなく、上から咲き始めて、徐々に下の花が咲いていきます。
尾瀬にもワレモコウは多く、標高の低い尾瀬ヶ原でも、標高の高い富士見田代でも生えていて、7月中旬〜9月下旬までの長期にわたって咲いております。

私の記憶では、尾瀬ヶ原:下田代の見晴(下田代十字路)から赤田代分岐(東電小屋分岐)に向かう木道の両脇に、尾瀬で一番数多いワレモコウが咲いていたようです。