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標準和名 科・属名 漢字表記
ウラジロハナヒリキ ツツジ科  ハナヒリノキ属
裏白嚏の木
四国・中国〜北海道の山地・亜高山・高山の林縁・湿原脇などに分布する落葉低木。

昔は殺虫剤として乾燥したハナヒリノキの葉を使ったが、その時に粉が鼻に入るとクシャミがでるので、ハナヒリノキと呼んだそうで、因みに「クシャミ」の古語は「ハナヒリ()」。

ウラジロハナヒリノキは名の通り葉の裏が白く、仲間のハナヒリノキより標高の高い所に分布しています。
葉の裏は白い。 若枝は真っ赤な塗り箸のようです。
ウラジロハナヒリノキは尾瀬では、あまり見かけない木です。尾瀬ヶ原にあるとの情報は得ていますが、まだ確認できていません。

私がウラジロハナヒリノキの自生個所として知っているのは、富士見峠から尾瀬沼に向かう皿伏新道にあるマイクロ湿原で、ベンチの湿原側に生えていて、撮影したのが10月初旬であったので、若枝が真っ赤になって、ネジキのようでした。