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尾瀬の花図鑑 尾瀬と花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ツタウルシ ウルシ科  ウルシ属 蔦漆
九州〜北海道の山地・亜高山の落葉樹林内に分布する雌雄異株の落葉ツル性木本。

周囲の落葉樹に絡み付いて生育し、初夏に黄緑色の小さな花を数多く咲かせ、秋には実をビッシリとつけ、紅葉も美しい植物です。ただし、ウルシの中でも一番強烈な液を出しますので、かぶれにはご注意下さい。
尾瀬でもアチコチで見られる植物で普段は目立たず、紅葉の時期になると急に、その存在感を増します。

長沢新道・段吉新道・燧裏林道などでは枯れた大木にツタウルシが絡まっていますが、ツタウルシが絞め殺したのでは?と思っております。

七入近くの道行沢(旧沼田街道)の七入山荘近くの植林されたと思われるカラマツ林では、相当数のカラマツにツタウルシが絡み付いていて、秋にはカラマツの黄葉と相まって、ツタウルシの紅葉が見事です。