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尾瀬の花図鑑 | 尾瀬の花 | 尾瀬自然保護ネットワーク |
標準和名 | 科・属名 | 漢字表記 |
リュウキンカ | キンポウゲ科 リュウキンカ属 | 立金花 |
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九州〜東北の低地・山地・亜高山の沼地・湿地・小川に分布する多年生。一部の資料に「本州〜北海道に分布」とあるが、それはエゾノリュウキンカの間違い。 「鮮やかな金色に見える花が立ち上がって咲くことから立金花となった」とあるが、それはキンポウゲも同じような感じだな〜とも感じる(^^♪ ミズバショウと同じくらいの早春に咲き、しばしば大群落を形成し、黄色いジュータンといった感を呈する。 花が終わった後にはキンポウゲ科らしい、花からは想像できない形の実を付けるので、撮影中に人に名前を尋ねられることも多い。 |
鮮やかな黄色をした花 | リュウキンカは小川の中に生育 | |
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水芭蕉とリュウキンカサークル | リュウキンカの初期の実 | |
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成熟した実 | 割れてタネが覗いた段階 | |
尾瀬ヶ原ではどこの湿原でも生えていますが、尾瀬沼方面では少なく、大江川沿い、北岸道分岐〜尾瀬沼東岸に少し分布している記憶しかありません。 尾瀬ヶ原でも特に多いのは中田代:竜宮十字路、ヨシッポリ田代、下田代の赤田代分岐(東電小屋分岐)の3ヵ所で、竜宮では十字路の南西側(牛首三叉から竜宮十字路に向かって、十字路右手前)に円形状の群落を形成してますし、ヨシッポリ田代では景鶴山からヨッピ川に流れ込む何本もの小川の中に生え、湿原の中に黄色い帯を形成し、下田代の赤田代分岐(東電小屋分岐)では少し赤田代に向かって進んだ右手(燧ヶ岳側)に黄色いジュータンのように見える大群落を形成して、3ヵ所とも素晴らしい景観となっております。 |