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尾瀬の花図鑑 | 尾瀬の花 | 尾瀬自然保護ネットワーク |
標準和名 | 科・属名 | 漢字表記 |
ラショウモンカズラ | シソ科 ラショウモンカズラ属 | 羅生門蔓 |
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九州・四国〜東北南部の山地・低山・亜高山の林下・林縁・沢などに分布するシソ科の多年草。 4月〜5月に咲く花の形を横から見ると、羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼の腕に似ているとのことから、ラショウモンカズラと名づけられた。 ラショウモンカズラの花はシソ科とは思えないほど大きく、鮮やかな花色をしていて、平地の暑さには弱い高山植物と思い勝ちだが、夏に猛暑になる東京板橋区の赤塚植物園に植栽されているラショウモンカズラは、毎年花が終わった後に間引きされるほど繁殖力が強いようです。 |
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尾瀬にはラショウモンカズラの群落があるが、どういう訳か分布が偏っていて、2ヶ所でしか私は花を見ていない。 1ヶ所は5月末に大清水から尾瀬沼に向かい、一時間ほど歩いた所にある一ノ瀬休憩所の手前:約300m〜500mの右手。 もう1ヶ所は越後口と呼ばれる尾瀬登山道:小沢平から入って暫くして小山を登って降りた先の沢の川原に6月下旬〜7月中旬に数多く青紫色の花を咲かせている群落に出会えます。 |