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尾瀬の花図鑑 尾瀬と花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
オタカラコウ キク科 メタカラコウ属 雄宝香
九州〜中部山岳地帯〜東北の山地・深山・亜高山の湿原脇・沢沿い・湿地などに分布する多年草。

背丈が1m〜2mにもなる大型草で、数多くの花を下から上に順に咲かせる。似た花にメタカラコウ(雌宝香)があるが、
花弁の少ないメタカラコウ
メタカラコウはやや小ぶりで、黄色い舌状花がオタカラコウは5個〜9個に対し、メタカラコウは3個〜4個と少ないことで見分ける。
尾瀬でのオタカラコウは湿原を流れる川の岸辺に生えていることが多く、大江川に架かる大江川一の橋左岸、尾瀬沼東岸近くの複数の小川の岸、尾瀬ヶ原:下田代の下田代B地点などに多く生えていて、7月に満開のニッコウキスゲと競うように、黄色い目立つ花を咲かせております。