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尾瀬の花図鑑 尾瀬と花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
オオバコ オオバコ科 オオバコ属 大葉子
九州〜北海道の平野部・山地に広く分布する多年草。

果実には粘着性があり、ズボン・靴底などに付着して広がっていきます。

他の植物との競合に弱い野草ですが、人に踏まれるのには強く、他の野草は踏みつけに弱いので、人の通る道・登山道に多く分布しています。
尾瀬では山野草が多く、オオバコが生きらなかったのですが、ハイカーが多くなってから下界からズボン・靴底に付いて持ち込まれ、踏みつけられる登山コースが出来てからは、どんどん繁殖しており、尾瀬の大半の山道で見られます。

以前は尾瀬の自然保護関係者などが抜いていたのですが、抜くと土壌が流れやすくなるので、現在では土壌流失防止のために抜かないで放置されています。