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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ミヤマキケマン ケシ科  キケマン属 深山黄華鬘
近畿〜東北の里山・山地の林下・林縁・空き地などに分布する多年草。

「深山に生える黄色いケマン」とのことで名づけられたが、名前から予想するほど高地には分布せず、新潟県の弥彦山に弥彦神社とは反対側の海岸部から入った、せいぜい標高が20mほどの箇所にも数多くのミヤマケマンを見かけます。
山野草の宝庫:尾瀬でも高所ではミヤマケマンを見かけず、一番多く目にするのは、福島県桧枝岐村:七入から御池に向かって進んでいく国道の、七入から500mほど進んだ箇所から暫くの間の道路脇で、5月中旬にクリーム色に近い黄色い花を咲かせたミヤマケマンをしばしば目にします。

七入とは尾瀬沼を挟んで反対側の、群馬県片品村の戸倉周辺でも5月初旬からミヤマキケマンは咲いています。

桧枝岐村:七入、片品村:戸倉とも、標高は1,000m前後です。