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標準和名 科・属名 漢字表記
コケモモ ツツジ科  スノキ属 苔桃
九州〜北海道の高地・高山のハイマツ帯に分布する常緑小低木。

モモ(桃)に似た実をつけることから、小さな桃という意味で、コケモモ(苔桃)となったようです。実からジャムを作る国もあるとのことですが、よほど多く採れる所でないと、ジャムにするのは難しいでしょうね。
コケモモはハイマツ帯に自生しますが、尾瀬のハイマツ帯といえば燧ヶ岳・至仏山、それとアヤメ平ですが、アヤメ平ではコケモモを見た経験はありません。

至仏山系(至仏山〜小至仏〜小笠〜笠ヶ岳)ではコケモモが、至仏山・笠ヶ岳にありますがポツンポツンと生えている程度ですが、燧ヶ岳:ミノブチ岳の頂上の、柴安グラに向かう登山道の右手にはコケモモの大きな群落があり、7月に花を咲かせ、9月に真っ赤な実を鈴生りにしております。