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標準和名 科・属名 漢字表記
カラコギカエデ カエデ科 カエデ属 鹿子木楓
九州〜北海道の山地・亜高山の林下・林縁・湿原の脇・湿地などに分布する落葉中高木。

カラコギ(鹿子木)とは「樹皮が鹿の子のように斑に剥げる」ことから名づけられたようです。

カエデの葉は一般的にはモミジのように深く切れ込んでおりますが、カラコギカエデの場合は不揃いに浅く3裂するか、殆ど切れ込まない葉となり、5月6月に白色・淡黄緑色の花を咲かせ、8月末〜9月にみのる翼果は直角から鋭角に開きます。
尾瀬のアチコチでカラコギカエデを見かけますが、確実にカラコギカエデに出会える場所は、中田代のA地点と私が呼んでいる場所です。

ここには高架式の木道の南側(牛首三叉から竜宮に向かって右側)に何本ものカラコギカエデが生えていて、6月下旬〜7月上旬に花を咲かせ、7月中旬からは赤っぽい翼果を生らしています。