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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
イワイチョウ ミツガシワ科  イワイチョウ属 岩銀杏
中部山岳地帯〜北海道の亜高山・高山に分布する多年草。

イワイチョウ(岩銀杏)の岩との名はたぶん高山の雪田に多いことから名づけられたと思うが、イチョウ(銀杏)との名は、葉がイチョウに似ているとされるが、似ているとは思わず、命名が下手な代表ともいえる植物である。

花弁の縁がフリルのよううになっていて、一度覚えたら見分けが簡単な花である。
尾瀬では鳩待峠から至仏山に向かって行き、トカゲ岩(至仏山原見岩)の5m手前左側に最初に見られ、小至仏直下まで多く見られるが、上の画像のような群落はオヤマ沢田代入口(湯の小屋温泉分岐)から悪沢岳に進んだ先にあり、その辺りでは珍しくもない花である。