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至仏山

標準和名 科・属名 漢字表記
ホソバヒナウスユキソウ キク科  ウスユキソウ属 細葉雛薄雪草
上越国境周辺の蛇紋岩の高山(谷川岳・至仏山・笠ヶ岳など)にのみ分布する多年草。

ミヤマウスユキソウの変種で、ヨーロッパ・アルプスのエーデルワイスに近縁の花で、根生葉が細いのが特徴。

ホソバ「ヒメ(姫)」ウスユキソウ、と呼ぶ人もままあるが、ホソバ「ヒナ(雛)」ウスユキソウ、が正しい。
尾瀬では至仏山系(至仏山〜小至仏〜小笠〜笠ヶ岳)の蛇紋岩の間でのみ見られる貴重な花で、一度は見ておきたい高山植物である。

花は綿毛にくるまれている感じがして、花が終わってからもドライフラワーのような状態で残っている。

鑑賞が目的ならば至仏山でも良いが、至仏山は登山道が狭い上にハイカーが多いので、じっくりとピント合わせしている時間が取れないので、マクロ撮影するなら、人通りの少ない笠ヶ岳に限ります。