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標準和名 科・属名 漢字表記
ヒカゲノカズラ ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属 日陰葛
九州〜北海道の山地・亜高山の明るい山道・草原などに分布する常緑性のシダ(羊歯)の仲間。

シダといっても普通のシダの形状(ソテツに似た形状)とは違い、ツル状になって途中で分岐して、2mにもなる株もあります。

漢方で使われる石松子と呼ばれる胞子嚢穂(ツクシの頭と同じもの)を出します。
一般的には乾いた山地に生えているが尾瀬では、湿原の中を通る木道脇でよく見かける。

特に尾瀬ヶ原:下田代の赤田代分岐(東電小屋分岐)から東電小屋に歩いていった10mほど先からの複線の木道の間、アヤメ平の鳩待峠側の木道脇、燧裏林道:上田代(うわたしろ)の木道脇では、数多くのヒカゲノカズラが生えています。