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湿原12:鳩待通り 富士見田代


鳩待通り:富士見田代
長沢新道から見た富士見小沼 富士見小沼には逆さ燧ヶ岳が似合います
12月には富士見小沼が一面に凍り付いています。 波立ったまま凍りついていました。 
尾瀬ヶ原側にはオオシラビソの大きな木が 富士見小屋には急な階段を下って行きます。
富士見田代は鳩待通りの長沢新道分岐付近に位置して、富士見小屋から入山マットで靴底をぬぐって進むと急な階段状の登山道が始まり、左手に急な傾斜湿原が、やがて右側に平坦な湿原が広がってくると木道は左に大きくカーブして、右に分岐する周遊路が見えてみますが、半数の方は鳩待通りをそのまま進んでしまいます。

長沢新道分岐を右折すると急に下って、右手に小沼の2つ目の入口を見ながら尾瀬ヶ原:竜宮十字路に向かい、長沢新道分岐を直進すれば登りの木道がアヤメ平方向に続いています。

ここは富士見小屋に近く休憩する箇所でもなく、そのためベンチ・テラスなどはありませんが、晴れていれば燧ヶ岳が間近に見える景勝地ですから、ぜひ一度、富士見小沼に寄ってみて下さい。

小沼の長沢新道寄りにはたぶん尾瀬で一番高地にあるミズバショウが生えていて、富士見田代全体にはヒメシャクナゲの多い湿原との印象があります。

鳩待通りには小田代アヤメ平中原山頂上近くにベンチが設置されています。公衆トイレと水場は鳩待峠と富士見小屋にあります。