三浦みつる(構想中) まんがの目次ページへ トップページへ

 

2004/3/30:「涙を拭いて」を入手したので読んでみました。
まあ、まじめに描いてあるとは思うのですが、まじめに医療問題を書くなら 小説でもいいわけで、筋のほうは食い足りないです。

いっぽう、お色気のほうはどうかというと、はっきり言って 単行本の表紙がいちばんインパクトが強いだけで、 本編のほうは大したことはありません。
かぼちゃワインのヒロインは中学生だったんで、 そうとう無理な(純真無垢な)設定も強行してありましたが、
この話ではヒロインは分別のついた看護婦ということになってますから、 常識をはずれるわけにもいかないのですね。
というわけで、この本を探してる方にはお勧めしません。
この漫画家の場合、各作品のヒロイン・グラビア集でも出したほうが売れるんじゃないかと思いますね。
2003/9/4:最近、¥100ショップのダイソーで「天才調香師ミカ」(全4巻)が 各¥100で売ってるんで、
ろくに立ち読みもせずに買ってみました。
しかし、なんかいまいちおもしろくない。
なんでか、と考えたら、女性主人公が媚びを売らないっていうか、
これって 香水の世界のうんちくまんがだったんですね。
「かぼちゃワイン」のノリで癒してくれるのを期待してたのが
間違ってました。

癒しを求めるなら、「涙を拭いて」(文芸春秋)(全2巻)のほうなんだろうけど、
これは絶版になってて、アマゾンにも在庫なし。 WWWで表紙が拝めるだけですね。
データ化して、ソフトバンクが売り出してくれないかな。

それと、近所のコンビニで「舞姫 疾風録」という、
ストリッパーの自叙伝を漫画化したものも売ってたので
買ってみました。これは¥650だったかな。

しかし、これもちょっと暗い感じでね。

やはり、思うに、この人は ファンタジックな、
中学校程度の健康的なお色気路線があってるんじゃないかと思った次第です。

1999年後半に復刻版が出版された。一定の需要はあるらしい。 

この人が描く女性キャラクタは、タテもヨコも大きいですね。これが魅力なんです。bbsに「かぼちゃワイン」が売り出されたので、懐かしく思って買って読んでみたら、ストーリーがあんまりくだらないんで情けなくなりました。しかしまあ、イラストとしてだけの価値はあるかもしれない。ってんで、高解像度でPCに取り込んで悦に入っています。

 

まんがの目次ページへ トップページへ