「年齢差八十五歳」
父がインターネットで囲碁を楽しみたいと新しくコンピュータとプリンター一式を購入したと聞きました。
実家の隣の娘さんのお仕事がインストラクターという好条件で、週に一度指導をお願いしていると聞き、進行状態はどんなかと先日訪ねてみました。
私は人に教える自信が有りません。きっとコンピュータを完全に理解できていない為だと思います。
その点、専門の先生の元で繰り返し理解できるまで指導していただける父は幸せです。囲碁を楽しみ、私とのメールのやり取りが出来る日も近そうです。
父の好奇心と努力に脱帽です。
孫は七月で満四歳になりますが、沼津に遊びに来ると、何時もテレビで見ている「しまじろうと遊ぼう」のゲームをやりたいと言います。マウスを上手に使い覚え始めたひらがなを一字一字声に出して読みながらゲームを進めて楽しんでいます。
孫を見ていると、これから先、世の中はどんなに変わって行くのだろうかと思うこの頃です。
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「地すべり対策」
実家を含め並び七、八軒の裏山が「地すべり災害対象地区」になっているということで、その対策の工事が始まりました。
裏に行く為の道が無いので我が家の庭を通ることになりました。
今まで地震にあってもびくともしなかった石垣が外され、古い小屋ですが取り壊され、沢山あったアジサイやアロエ等植物が整理されて整地されたところへ工事用の車が入っていました。
裏庭の柿、梅そして椿の木もそろそろ整理されるとか、毎年楽しみにしていた蕗の収穫も今年限りかもしれません。
自然の山に手を加えてまで補強しておいて良かったと思える災害が無い事を祈ります。
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「町内会行事・桜祭り」
毎年四月の第一日曜日に地区の公園で「桜祭り」が行われるのですが、咲き急いだ桜の為に「葉桜祭り」になってしまいました。
今年は町内会の役員ですから主人はテント張り、私は模擬店で売る焼きソバ作りの為、早朝出る予定になっていました。
前日の天気予報に依ると日曜日朝は雨が残りますが、午後から晴れるでしょう。との事。雨なら中止なのですが、気がもめました。
当日、雨なのに「材料を仕入れているので予定通りです」と連絡が入り、傘を差して集合場所の自治会館へ行き二百食分の焼きソバの為のキャベツ切りを始めました。
焼きソバの他に他の町内もフランクフルト、焼き鳥、綿菓子、ビールやジュースの準備を始めました。
例年なら池の周りの桜の下にテントが張られ模擬店が並ぶのですが、雨の為テントはお印程度に一つだけです。
テント張りに来た主人の出番は無くなり、焼きソバ作りを手伝ってスコップのような道具を使いひたすら焼きに徹していました。
たった一つのテントの中に並べられた品物は何人かのお客さんと役員関係者に買い求められましたが大量に残ってしまいました。
お客さんも来ない役員だけのお祭りは味気ないものでした。
翌日主人は腕、腰、足の筋肉痛です。
そして「当分焼きソバは食べたくない」と言っています。
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