ぬまづ 通信 第28号 発行人:小澤治子
発行日:00/12/10
住 所 : 沼津市 

伊豆の海
静かな海



うちわサボテンの実
食べられると聞いていますが

サボテンの実
「元気なおばさん」
伊豆の実家へ出かけました。朝早く家を出て天城の山々の紅葉を楽しみながらのドライブです、海岸線に出れば海は夏の賑わいと違いとても静かです。
お茶の時間に親類のおばさんが来ておしゃべりをしました。
おばさんは父より二才年上と言いお正月過ぎると九十才とのこと、とても元気でエビ網船が(今の季節は伊勢海老を取る為夜仕掛けた網を早朝引き上げに船が出ます。)戻る五時頃は毎朝港に行きエビを網から外す手伝いをしているとの事、お天気が良ければアロエ畑の下草狩りに出かけ声が掛れば民宿のお手伝いもしているとの話でした。元気な声で何より記憶力の良い事にびっくりです。昔のお友達の名前や父の同級生の名前が次々と出てきます。私や妹の友達の名前もよく覚えています。
名前ばかりでなく、どこに住んでいるとか、なくなった人や、病気で寝込んでいる人の情報まで話してくれました。そしておばさんは「順番通りにいかないな、若い者が先に行ってしまって」と笑っています。
私は「おばさんこの順番は狂っても良いのよ」と言いました。
両親も元気です。
十一月二十七日に結婚六十周年を迎えました。父は車の免許の更新もしましたし、今度はインターネットに興味津々です。
近い内に電子メールでやり取りが出来るかもしれません。
今回は元気、元気のパワーをもらって帰りました。

いつも咲いているハイビスカス










何時通ってもこの家のハイビスカスは咲いています。
「年末は忙しいですネ」
十一月末やっと富士山頂に雪が積もりいつも絵葉書で見るような富士山らしい姿になりました。
年々暖かい冬になっているように思います。
花屋さんに真赤なポインセチアやシクラメンの鉢植えが並びクリスマスももうすぐです。
デパートやスーパーはお歳暮の品のコーナーも出来、毎年ながらの年末です。
私は、お休み毎に何かしら用事があり外出が多かったのでここに来てやらなくてはならない事がたくさん残っています。
お天気の良い土曜日にベランダのお掃除をして観葉植物を室内に引越しさせたのですが、我が家のベランダは何を勘違いしたのか夏の花のブーゲンビリヤがまだ咲き続けています。(伊豆はいつの季節でもハイビスカスがきれいに咲いていますが・・・)
電気カーペットをセットして、クリスマスリースを玄関ドアに飾りました。でもトイレや、気になっている台所の換気扇まで手が回りませんでした。いつもこまめにお掃除をしていたら楽なのは解っているのですが、学習できていません。毎年繰り返しています。
 
今度の日曜日は「一品持ち寄りクリスマスパーティー」です。
沢山の美味しい手作りケーキやお料理が集まり楽しみです。
私は、昨年乾燥筍を使って野菜のお煮しめを持って参加しました。
「乾燥筍」は熊本産で食感が変っていて珍しがられました。
今年は何にしようか悩んでいます。

我々へびです。来年に向けてスタンバイ出来ました」
カレンダーの枚数が少なくなる頃、毎年手芸教室で干支作をします。
来年のへび君達は豪快に大きな口を開けて笑っています。来年が笑いの絶えない年になるよう願いを込めました。
ガラスケースには「ねずみ夫婦」から始まって「へび夫婦」まで六組の干支が並んでいます。最後の「いのしし夫婦」が並ぶまであと六年は教室に通いたいな〜と思っています。

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00.12.10発行