2007年定期総会・記念講演会開催

 演題:『渡良瀬遊水池の成立とその後の展開』−渡良瀬遊水池を考えるPARTVー講師:松浦東洋大教授で、
さらに渡良瀬遊水池について、過去の治水とその成り立ちの歴史的な過程を学び理解を深めるため開催した。
この地域は近世後半から下流の江戸との治水をめぐって幾多の対策を行ってきた経緯があり、また足尾鉱毒
事件と利根川、思川治水の関連で谷中村廃村そして渡良瀬遊水池となった歴史的な過程があったことが良く
理解できた。
それから100年を経て現在の遊水池が貴重な形で残った。この素晴らしい自然環境の保全と治水を両立させる
ことは我々の義務であることを念頭にさらに活動を進めたい。

  


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