2004全日本ジムカーナ第2戦名阪 2004年 4月4日全日本ジムカーナ第2戦名阪
今日は全日本ジムカーナ第2戦名阪当日でした。
前日に比べ1時間ゲートオープンが早いため朝は2時30分起床、3時には
自宅を出ました。
5時02分名阪到着。現地は雨で寒く、待っているのも辛かったです。
6時ゲートオープン、いよいよ全日本です。持ち出し車両のため再度公式車
検をうけ、前日と同じパドックへ素早く移動、テントの設営、荷物を降ろし
ました。
受付を済ませ当日のコースを確認したところ、「あれ?ほとんど一緒?」と
思いました。ですがやはり「ターンがない」とも思いました。雨で昨日のコ
ースを走るのか〜と考えたら、ぞっとしました。なぜならヴィッツでの雨の
走行は練習含めて、はじめてだったためセッティングも走り方も何もわから
ない状態でした。この時後悔しても遅いのですが(苦笑)
そして、慣熟歩行を終え、ドライバーブリーフィングへ、一人一人受付し開
会式およびドライバーブリーフィングが行われました。
そしていよいよ第1ヒートが始まりました。
N1クラスはL(レディース)クラスの次のため、すぐに車両移動となりま
した。ここで並んでいるとタイヤマーキングテント前(全日本ジムカーナで
は第1ヒート、第2ヒートとも使用できるタイヤは4本のみと決められてお
り、第1ヒートで使用したタイヤにマーキングをされ、第2ヒートでは他の
タイヤになっていないか確認するのです)で、ブリヂストン、アドバン(横
浜)、ダンロップ各タイヤメーカーの人が各車両のタイヤをチェックしてい
ました。しかし私の車にはフロントはトーヨーのR888、リアになんとラ
ジアルタイヤ(BS RE−01)が装着されており変わり者に思われたよ
うです。特にかなりの雨の中での走行ですから、この後に起こったことを考
えれば当然のような気がしました。
そして自分のスタート順となり、目の前を前走車が通過した数秒後にスター
ト!この時のスターターの人がうまくて、ドライバーをやる気にさせてくれ
るパフォーマンスで、スタートさせてくれたのですごく気持ちよかったです。
1コーナーで既にかなりのオーバーステアが確認できたのでブレーキングに
はもっとも注意するようにしました。
しかしここは全日本、途中からブレーキのことよりもアクセル踏まないと、
どんどん引き離されるということで頭が一杯になり、観ていた方はわかると
思うのですがラインの、ラの字も考えていない走りでした。そして最終コー
ナー、2速が吹けきり3速へそのままゴールしたんですが、コーナリングし
ながらのゴールのため、ステアリングを残しており360度のスピンで第1
ヒートの幕を下ろしました。
しかし雨は強くなるばかり、路面にも深い水溜りができたりしている中、第
2ヒートがはじまりました。
タイヤは変えれないのでそれ以外でできることをやって望んだのですが、相
変わらずひどいオーバーステア。シフトミスなども重なり、どんどん頭はオ
ーバーヒートしていきました。そして迎えた最終コーナー。1ヒート目のこ
とを思い、抑えて進入したのですが進入ラインがきつかったのと、ステアリ
ング操作のミスが重なり、ゴール前でスピン、最後にリアがコンクリートウ
ォールにヒットしました。結構つぶれたなと思いましたが自走は可能だった
のでパドックに戻り、なんとか応急復旧をしました。
初めての全日本戦をこのような形で終えましたが、この2日間で色々勉強に
なりました。遠征の心構えや準備、そして色々な路面への対応方法など一言
では言い表わせないですがこの経験が今後のジムカーナ活動にとって非常に
意味のある内容だったことは間違いありません。
この場をおかりしまして今回の参戦にあたりお世話になった方々、そして応
援してくださった方々にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとう
ございました!!
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