むー。
500kgのおもりが鋼棒を引っ張る力は4900N
鋼棒の直径が2cmってことは、断面積が3.14×10−4m2
するってぇと、鋼棒内部の応力は4900×(3.14×10−4)=1.56×107Pa ってなことに。
たった15.6MPaですよ・・・って自分で言っててもよくわかんねぇや(^^;
重力単位系に直して、1.59kgf/mm2ってことになるわけで。
強度なんかこれっぽっちも考えない時に使う材種の鋼材の引張強度40〜50kgf/mm2に安全率を12掛けた(衝撃荷重がかかるような過酷な時に使う値。静止荷重は3〜5が普通)って3〜4kgf/mm2なんだから、それと比べたって十分小さいってのはわかりますよね。
20年使うって言ってたのも納得。たった500kgのおもりの重さでは、直径2cmの鋼棒を破断させるには力不足もいいとこです。
てか、同じくらいの太さのワイヤをピンと張るための装置なわけだし。
やっぱり山手線の架線のテンショナー用おもり落下事故って、すっげー不可解。
何年かかったって構わないから、原因を突き止めてニュースで報道して欲しいんだけど・・・報道はしないんだろうなぁ。