FAQ’s

よくある質問とその回答集です

 


 

  (質問) 犬の場合は狂犬病注射以外にワクチン注射はないのですか?

 

  (回答) 犬においてワクチン接種で予防することができる病気について

 狂犬病以外にも罹ると恐い病気は沢山ありますが、ワクチン接種で防ぐことのできる病気には次のようなものがあります。

     1 犬ジステンパー

     2 犬伝染性肝炎

     3 犬アデノウイルス2型感染症

     4 犬パラインフルエンザ

     5 犬パルボウイルス感染症

     6 犬レプトスピラ感染症

     7 犬コロナウイルス感染症

 仔犬の場合、初年度接種は生後8週齢位の時期から生後14〜16週齢位の時期の間に、3〜4週間間隔で原則的に3回接種を行います。そして1年後(1歳齢)に追加接種を行います。

 ワクチン接種は、健康状態や免疫力を考えて実施しなければなりません。接種するワクチンの種類、時期はそれぞれ犬によって異なりますので、詳しくは獣医師に御相談ください。

 

 


 

 

  (質問) 猫にはワクチン注射はないのですか?

   

 (回答) 猫においてワクチン接種で予防することができる病気について

 猫においても罹るとこわい病気が沢山ありますが、ワクチン接種(日本国内)で防ぐことのできる病気には次のようなものがあります。

     1 猫ウイルス性鼻気管炎

     2 猫カリシウイルス感染症

     3 猫汎白血球減少症

     4 猫白血病ウイルス感染症

     5 猫クラミジア感染症

 仔猫の場合、初年度接種は生後およそ8週齢の時期に1回目の接種、1回目の接種からおよそ4週間後の時期(12週齢)に2回目の接種を原則的に行います。そしてその後1年後(1歳齢)に追加接種を行います。

 ワクチン接種は、その猫の健康状態や免疫力を考えて実施しなければなりません。接種するワクチンの種類、時期(ワクチネーション)はそれぞれ猫よって異なりますので、詳しくは獣医師に御相談ください。

 


 

 

(質問) 犬フィラリア症を予防するにはどのような方法がありますか?

 

 (回答) 犬フィラリア症(犬糸状虫症)の予防について 

 犬フィラリア症は、心臓内や肺動脈にそうめん状の成虫が寄生して、右心不全をはじめとし肝臓、腎臓、肺などに重い症状をおこさせる恐い病気です。

 この病気は、蚊の媒介により感染しますので、蚊の発生時期に合わせた予防薬によって予防することができます。地域によって多少異なりますが、蚊の発生1カ月後(通常5月〜6月)から蚊の発生終息1カ月後(通常10〜11月)までの間、予防薬(毎月1回投与)を投与することによってほぼ確実な予防を行うことができます。[従来からの予防薬投与によるスタンダードな予防方法]

 その他の方法としてフィラリア症を予防する注射もあります。この注射を接種することによって、一定期間フィラリア症を予防することが可能です。予防薬から予防の注射へ、あるいは予防の注射から予防薬へ切り替えることもできます。但し、6ヶ月齢未満の幼犬には投与することができません(大型犬では8ヶ月以降に、超大型犬では10ヶ月以降に投与することができます)。[国内では2002年からの注射接種による予防方法]

 また、その他にスポットタイプのフィラリア予防薬もあります。肩甲骨間部に月1回塗布する外用薬で、ノミの駆除も同時に行うことが出来ます。[国内では2003年からの外用薬塗布による予防方法]

 いずれの薬も要指示医薬品ですので、獣医師の処方箋・指示により使用して下さい。

 尚、予防を開始するにあたり、フィラリア感染の有無を簡単なキットを使った血液検査等で確かめますが、その他詳しいことは各動物病院で御相談ください。

 

 


 

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